NicolaK for FMV-KB232 その後

FMV-KB232
AppleキーボードとFMV-KB232

AppleキーボードとFMV-KB232

かなりの頻度で起こってくる「FMV-KB611に戻りたい」という衝動を抑えつつ、NicolaK for FMV-KB232およびFMV-KB232を使い続けています。なんと言っても26,250円をかけて導入しています。やれる限りのことはやらないと。

英文からかなへの切り替えは効率は落ちますが「カタカナひらがな」を打鍵することでの切り替えに少し慣れてきました。Windowsのほうも同じやりかたで切り替えることは可能で、Windowsノートパソコンを操作するときも同じように切り替える練習をしたからです。

ただ、再下段のキーを押下するときは親指で押すクセがあるため、「カタカナひらがな」キーを打鍵するときにどうしてもキーボードを目で見てしまいます。これからこれを薬指で打鍵するクセに変えていこうかな、と思っています。それで手元を見なくても同キーを打鍵することができるのではないかな。

また、かなをダイレクトにカタカナ変換したいとき、ついつい無変換キーを2回連続打鍵してしまうなど、未だに苦戦しています。WindowsやKB611を使う環境だと、これが可能でしたからね。やはり無変換キーのトグル変換によるカタカナ変換はラクだったなあ。

最終的に一番私を悩ませているのは入力文字の取りこぼしでした。体験版のインプレッションやファーストインプレッションにも書いていますが、同時打鍵で文字を入力したあと別のキーを叩こうとすると、想定した文字が入っていない、というようなことが頻繁に起こります。これじゃあ厳しいかなと思い、NicolaK for FMV-KB232のサイトを見ていたところ、「他のフリーのキー置換ユーティリティの併用が可能ですが、併用時の不具合はサポート対象外」と書かれているのを見て、FMV-KB611を使用するために使っていたKeyRemap4MacBookをインストールしたままであることを思い出しました。外付けキーボードに適用されないように設定しなおしてはあったのですが、何らかの機能が働いていて干渉し合っている可能性もあります。

FMV-KB611にすぐに戻せなくなるのはつらいのですが、一度KeyRemap4MacBookとPCKeyboradHackをアンインストールすることにしました。FMV-KB611に戻す場合はまた構築し直せばいいかなと。同じ環境がMacBookProに残っているのでそれと同じ設定で復元できるでしょう。

それでこれらのリマップソフトをアンインストールしたところ、体験版の操作やこれまで頻繁に見られた取りこぼしが激減しました。全く起こらないわけではないことから、機能的に問題があった、というわけではなく、リマップソフトのアンインストールにより、私のキーボード入力速度についてこれるようになった、という感じではないかと思われます。(2009/09/07追記 ※ これはどうやらATOKのバグによるところが大きかったようです。シフトキーの打鍵が残っているという状況があれば取りこぼすことはありますが、ATOKの最新モジュールを適用したところ、激減しました。「えい」とか「ない」とかを高速入力すると「い」が取りこぼされるケースがきわめて多かったのですが、このケースでの取りこぼしは皆無となっています。ただ、クロスシフトの濁音が取りこぼされることはあります)。

最近のこのブログはFMV-KB232で入力する場合にはあえて速度を落として入力したりしていましたが、このエントリに関してはWindowsと変わらないような、かなりの高速入力を試しています。これで入力時の反応についてはかなり実用レベルになってきたのではないかという気がしてきました。

おかげで、FMV-KB611からあえて乗り換えを試す理由となった「数字キー打鍵時のモードの切り替わり」は解決され、「〜」の直接入力も普通に行えるようになりました。ことえりだと『』も直接入力が可能です。FMV-KB611のときはATOKのキー設定をカスタマイズして対応していたのでことえりとの切り替えができませんでしたが、KB232だとそれも可能になりますね。これで無変換キーがWindowsなみに機能したらいうことないですね。現状無変換がEnter/Returnに割り当てられているため、それはちょっと難しいのでしょうけどね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • こんにちは。いや〜、凄い“こだわりキーボード”ですね。
    私はブラインドタッチもダメでして、適当タッチなんですが(爆)、
    ワープロに慣れている方は親指シフトの方が使い勝手、ありそうですね。

    それにしても、いろんなソフト(メカも)ありますね。
    それだけ需要もあるという事でしょうけど。

    うちのはbootcampで分けてXPも入れてますので(半業務用)、切り替えの度に
    よっこいしょ・・・で、windows用のキーボードの出番が(泣)。
    慣れれば・・と思っていましたけど、これもけっこう面倒くさいですね。
    やれやれ・・・です。

  • こんにちは。

    > いや〜、凄い“こだわりキーボード”ですね。

    確かにこだわっていると思います。キーボードが27,800円、ドライバが26,250円。入力環境のためだけに5万円オーバーは…、とは思うんですがやってしまうんですよね。いつも(笑)。

    > うちのはbootcampで分けてXPも入れてますので(半業務用)

    仕事をしているとどうしてもWindows環境は不可欠になってしまいますね。親指シフトキーボードを搭載したノートPCも常備しているのですが、iMacの大画面で操作できればと思って、昨日VMWare Fusionを2ライセンス分購入してしまいました…。
    昨日までキャンペーン価格だと思って、12時になる直前に購入したんですが、今日までになっていました。
    これにWindows7のRC版とか入れようと思ったら、もうダウンロードは終了したんですね。
    VistaだとMac同様/Users/ユーザ名/というディレクトリ構成になるので、Vista以上をインストールしたいな、と思っています。またウィルスソフト買わなきゃいけません(笑)。

目次