某量販店のポイントがたまってきてました。以前、放置しすぎてパーになったことがあるので、ちょっと有効に使いたい。
というわけでその量販店に行ってきたのですが、実は表題のER-4S Black、狙っていました。最近はShure E500PTHのほうがUltimate Ears Triple.fi 10 Proより明瞭な感じなので、ほとんど前者ばかり使っているのですが、ケーブル折れの影響で、近々修理に出さないといけないかも。そんなわけで、新しいイヤホンに興味が向いたんですね。
しばらくの間、ダイナミック型のzennheiser IE8とどちらにするか悩んでいたのですが、ポイントを考慮しても高すぎました。
で、ER-4Sを購入したわけです。私は現在iPodでしか聞かないので、ER-4Pという選択肢もあったのですが、なんかER-4Sのほうが欲しかった。私はそんな高いボリュームでは聞かないし、以前試聴したときには十分音量がとれましたからね。
帰りのバスを待つ間に開封して、それまで聞いていたShure E500 PTHと交換して聞いてみました。
いろいろなサイトのレビューなどで、開封直後の音質は拍子抜けするようなことが書いてありましたが、いきなり鮮明になってしまったのでかなり驚きました。エイジングしなくてもいいんじゃないか、と思ったくらい。
低音の音量は、全体的に見てE500やUltimate Ears Triple.fi 10 Proにはかないませんが、装着方法やイヤ・パッドによって結構差があります。また、素材となる曲が比較的新しめの、低音域を多く含んだものだと、きちんと鳴らします。というか、E500やTriple.fi 10 Proとは差を感じないくらい低音が出てくる曲もありますね。だから、素材が持っている要素はきちんと活かしているのではないかな。こりゃいかん。アンプとかもきちんと揃えたくなってきた…。
ただ、この機種はエイジングにかなり時間がかかるという人が多いので、もう少し使っていくと感想は変わっていくかもしれません。エイジングで音がよくなることはありえない、という意見も聞きます。人の耳の「慣れ」がその根拠だそうですが(機械ではなく、人の耳が適応するんだよ、ということですね)、私はE500のケーブル折れで一度交換したときには、200時間近く鳴らしたE500が新品に変わった瞬間に突然変な音になってしまったという経験をしました。それで、十数時間鳴らしっぱなしにして放置して、改めて聞くと大きく改善されていた、ということも。ですから、個人的には人の耳の適応だけの問題ではなく、機種によってはエイジングの効果はあるのかな、と思ったりしています。しばらく鳴らして、また改めて評価してみたいですね。
で、E500PTHに戻ってみると…。なんか、音にフィルターがかかっている感じがする。やはり低音が目立ちました。今度、Triple.fi 10 Proとも比較してみよう。