Apple社の「Cocoa セミナー 初級編」を受講してきました。
IntelMacでも早く親指シフトキーボードを使いたい、と思っているのですが、親指シフトキーボードとMacをつなぐiMateもドライバが未だ提供されていませんし、有志のエミュレータのほうも開発が止まっていて、現状ではIntel Macでは一部の機種をのぞき、親指シフトを使うことができません。
そこで、ここは自分でやるしかない、と思ったのですが、Macで動くソフトやドライバを作ろうと思っても、そもそもMacの仕組みがわからないし、やり方の指針も見つかりません。
そんなタイミング、Apple社からの上記無料セミナーの話が来たので、それがあまりドライバとは関係がないものだとわかっていてもついつい申し込んでしまったのです。
事実、今日受講してみたらCocoaはMac OS Xで動くGUIアプリケーションを開発するものでした。Objective-Cで作られたCocoaアプリケーションは、ドライバなどとも連携できるようですので、全く関係がないわけではありませんが、とりあえずMac OS Xに標準で付属してくる開発環境の使い方を知ることから始めなければ、と考えました。
講義そのものは全くプログラミングを行ったことがない人も対象としているとのことで、最初のほうは非常にわかりやすかったです。しかし、演習になると大変でした。ペースが速くて、全くついて行けないのです。ウィンドウに「Hello! World!」と出すだけのアプリから始めたのですが、みんなさくさく作っているのに、私はタイプミスなどでちょっと出遅れました。
次の計算機アプリケーションに至っては、遅れないように事前にいくつかの準備を行っておいたにもかかわらず、すぐについて行けなくなり、残念ながらあきらめるを得なかったのです。
ただ、みんなが作っている間私は開発ツールのヘルプを見ていました。すると、その中に、英語ではありますが、ドライバに関するトピックらしきものがあります。
それを読んですぐに作れるようになるとは思いませんが、参考にはできるかもしれません。
それにしても、Intel Macで自分の思うように親指シフトキーボードを使えるようになるのはまだまだ先の話だな、と感じた次第です。