リラクセーションのための方法が100+1種類紹介されている書籍です。
これらは単一なリラクセーション・プログラムとしてまとめられたものではなく、従来より知られたさまざまな方法から比較的簡単に取り入れることができるようなものをカテゴリ別に寄せ集めた構成になっています。日常生活のなかで気をつける、というレベルの者からヨガのプログラムまで、内容もレベルもさまざま。
ですから、読者としては初心者コースから初めて、上級に進んでいく、というようなアプローチではなく、カテゴリやその中の種目から自分でもできそうなものを選んでためしてみる、というアプローチになると思います。
このような構成はプログラムを堅苦しくすることなく、取りかかりの敷居を低くすることができると思います。まず「これをためしてみよう」と思えるほど簡単なアプローチもたくさんあるからです。
ただ、なにかとなにかを組み合わせて、より完成されたプログラムにしていくための具体的な手順は示されておらず、自分用にしていくための試行錯誤が求められます。まあ、試行錯誤はどんなプログラムにおいても必要なんですけど。
最近私も年齢を重ねたことで、以前より「リラクセーション」に関する必要性を非常に感じています。以前は「鍛える」という方向に偏る傾向があったのですが、最近は十分なリラクセーションを行っておくべきだと考えています。