今日は雨も降っていたので、Gemini-Sさんから伺った方法でCannondale Lefty Max 140 PBRユニット内を洗浄することにしました。
おそらく正しい方法ではないと思われますが、試してみる価値はありそうなのでやってみます。
まずはLefty Max 140 PBRユニット内のエアを抜き、その後、昨日購入したバルブコア回しでバルブコアを抜きます。上が新しく買ったもので、下がもともと付いていたもの。最初はもともと付いていたものを再生する予定でしたが、最終的に上の新しいバルブコアに交換しました。
テレスコープを伸縮させて中のヘドロ化したオイルを抜きました。
とりあえず、きれいになるまでパーツクリーナーでPBRユニット内を洗浄します。オイルだけでなく、もともと塗ってあったグリスなんかを剥がすことにもなると思われ、果たして大丈夫なのか心配ですが、この汚れ方では…。
本当はLeftyをぜんぶ分解して、PBRユニットも取りだしてきれいにするのが基本です。でも私には工具もなく、やり方も分からないので出来ない…。
ついでにテレスコープ外面のベアリングが当たるレールなどのグリスアップを行います。これも本当はブーツを剥がして上の方までグリスを入れ替えるのが普通ですが、これは面倒くさくて止めた…。
取り除いたオイルを補充します。これはLefty Max SPV+のダンパーオイルに使っていた5wのオイル。ちょっと緩い気はしますがこれを使うことにしました。これを買ったのは10年以上も前の話ですから、もうとっくに傷んでいる可能性はありますね…。
注射器1本分くらい入れましたが、多分これは入れすぎだったと思います。バルブを新しいものに交換するために一度エアを抜いたときに噴き出してきて大変なことになりましたから(^^;)。
最後にバルブコアを入れ直して終了。
作業は動画にまとめてみました。最初のエアを抜く動画を誤って消してしまったので、バルブコアを抜くところから。
さて。このメンテナンスの結果、ダンパーを解放した状態で試すとスカスカに動いてしまい、あまりの動きの軽さに落胆。「全くダンパー効かなくなったじゃん。やんなきゃ良かった」と思ったのですが、リバウンドノブを締めるとほんのわずか、ダンパーが効くようになった感じがしました。もちろん、それでも、全然足りない。
多分これは、ロックアウトボタンを押さずにリバウンドノブを完全に締めてしまうか、逆にロックアウトボタンを押して、リバウンドノブを全解放するかの2択になるかな…と思いました。
ということで、雨が落ち着いたタイミングを見計らってメンテが済んだLeftyで近所を走り回ります。
まずはSB山の周回。ここはPBRロックアウトを行わずに、リバウンドノブを完全に締めてのライドを試します。120psiまでエア圧を上げてますが、やはりちょっとダンパーが弱い感じで動きすぎる印象。
ライドの前半はロックアウトを使わずに走り、後半でロックアウト + リバウンド解放に切り替えました。
ロックアウトボタンを押してリバウンドノブを全解放にすると、以前持っていたSPV+ダンパーを強めにかけた感じのコンプレッションダンパーという感じになります。
それ以外に若干、ドロッパーシートポストケーブルの取り回しも変えました。
前回、ケーブルガイドをトップチューブの下の方にマウントしたら簡単に剥がれてきてしまったので、今日は側面に設置してみました。
なんなんでしょうね。もちろん新しいバイクたちもカッコいいのですが、このCannondale Prophetについては個人的に格別な印象があるのです。これで性能も付いてきてくれればいいのですが…。Leftyはダンパーが死んでるし、トップチューブは凹んでその脇が小さなクラック入っているし。リアサスもだいぶへたっていると思うので、昔のような最高性能は期待できません。でも、今日の設定くらいでも、いつも行くトレイルくらいなら走れるかも。
ということで、この段差から試しました。ロックアウトボタンを押してコンプレッションダンパーが強めに効いているので若干着地の衝撃はありましたが、難なく飛ぶことができました。
また、トレイルを走るためにはこの急階段くらいは難なく下れなくてはいけません。ということでこちらもロックアウトボタンを押したままチャレンジ。
こちらも問題なく下ることができます。多分、普段のトレイルくらいなら走れますね。
ただ、Leftyのバルブコアを再度付け替えたときにオイルがかかってしまったのか、前輪のブレーキが効かなくなってました。また改めて、パーツクリーナーで油脂を吹き飛ばすしか無さそうです。
御供米橋より下流の、向かって右側の遊歩道はもともとありませんでした。これ、なんかシートみたいなのが張ってあるけど、舗装する予定があるのかな? それとも遊歩道としては解放しない?
Prophetもいったん比較的易しいトレイルを試したら、またYETI SB5cに戻る予定。