以前は持っていたのに、すでに手もとにないこの書籍。
「ワープロ・パソコンのためのらくらくキーボード練習帳〈3 親指シフト入力編〉」
親指シフトを練習したいという人にあげた記憶があります。もう数年探していて見つからないので、二度と手に入らないかなあ、と思っていたところに1点だけ、Amazonのショップに入ってきたのを発見! もともとの金額より600円以上高く付きますが、私にとっては稀少なものなので慌てて購入しました。
なぜ今、この本なのか。
私が親指シフト入力を始めたのは多分、1990年のことではなかったかと思います。当初は購入したOASYS 30 LX IIに付属してきた練習ソフトで覚えました。カンはいいほうだったと思いますが、記憶では3日でほぼ完璧に配列を覚え、2週間後にはローマ字入力の速度を上回っていたと思います。これが、その後の親指シフト入力を決定づけた出来事でした。
ただ、その前に行っていたローマ字入力でも言えたことですが、けっこう誤打鍵が多かったような記憶があります。当初はそれが「普通」で過ごしていたわけですが、その頃に出会ったのが増田忠さんの「キーボードを3時間でマスターする法―ワープロ10本指入力テクニック」という書籍です。この書籍は、JIS/ローマ字/親指シフトのすべてに対応した書籍で、KJ法に基づいて構成した練習法に説得力があったので、掲載されている親指シフトのカリキュラムを使って再練習をする決意をしたのでした。
その後間もなく出版されたのが、この「ワープロ・パソコンのためのらくらくキーボード練習帳〈3 親指シフト入力編〉」で、「親指シフトの専用テキストだ!」と喜んで、これも迷わず購入。
これらの書籍のカリキュラムを一通り練習してみると、明らかに誤打鍵が減りました。
1日目に書かれている、「手を上下にスライドさせる」方法はすでに一通り入力ができる状況になっていたこともあり、試してはみたものの結局採用しませんでした。それでも、「ききときはきいきんき」から始まるプログラムについては繰り返し、全部を試してみたものです。この例は「き」の位置を指に染みこませるための練習で、それは「き」にまとわりつく近隣のキーを続けて叩くところから始まります。それには詳細な根拠があったと思いますが、まだ読み直しをしていないのではっきりとは思い出せません。
最近年を取ってきて、少し脳みそがひっかかる感じがすることがあるような気がしています。それで、この一連の書籍の存在を思い出し、また初心に帰ってこのプログラムをやってみたいと思い始めたわけです。そして今回ようやく状態がいい個体を手に入れることができました。状態がいいとはいっても、赤鉛筆でアンダーラインが入っていたりはしますね。ん? 当時は私も赤鉛筆使っていたな? もしかしたらこれ、私が友人に譲ったヤツじゃない? (まさか)
ただ、最初に購入した「キーボードを3時間でマスターする法―ワープロ10本指入力テクニック」からスタートしたい気もしはじめました。探してみたらこちらはかなりの古本が流通しているようですので、先ほど注文しておきました。発送までは少し時間がかかるようですね。
※ Amazonの著者ページをみると増田忠さんと増田忠士さんの両方での登録があるようです。もしかしたら違う人かもしれませんので、その場合はご容赦を。
増田忠: https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/entity/author/B004L4B39S?_encoding=UTF8&node=86137051&offset=0&pageSize=12&searchAlias=stripbooks&sort=author-sidecar-rank&page=1&langFilter=default#formatSelectorHeader
増田忠士: https://www.amazon.co.jp/%25E5%25A2%2597%25E7%2594%25B0%25E5%25BF%25A0%25E5%25A3%25AB/e/B004LQPHYI?ref=sr_ntt_srch_lnk_1&qid=1634651150&sr=1-1