子供用自転車

次男坊の自転車が小さくなってきて、そろそろ新しい自転車が必要になってきたことは何回か書きました。土曜日に対外試合があって、彼は初めて自転車で試合会場に向かったのですが、自転車が幼児車タイプのため、やはり他の子供たちと比べて速度が遅かったようです。

試合の付き添いから帰って来た妻から一言、「そろそろ新しい自転車、買ってあげようか…」。

私からは言ったことがありましたが、今回は妻からの申し出。その後、試合から帰って来た次男に「自転車新しいの、買う？」と訪ねました。彼はよろこんで、「試合から帰って来て疲れてはいるけど、今からでも行きたい！」というので、ちょっと自転車屋巡りをしてみることにしました。

最初に思いついたのは中野通りにあった自転車屋さん。以前ここを通り掛かったとき、子供用のScottバイクが置いてあったのを覚えていたからです。そこで、最初はここを訪ねてみることにしました。買う可能性があったので、子供が乗って帰れるよう、バスで向かいました。

ショップに到着してみると、子供用は全然展示していません。基本的にロードバイクのショップという感じになっていました。子供用を買う場合、カタログ販売になるようです。カタログを見て次男はGIANTの2009年モデルに興味を示したものの、ほかにも実車を見てみたいといいます。それで、今度は電車で移動し、自宅の近所に最近できたショップに行ってみました。

ところがこのショップはどちらかというとスポーツ車ではなく実用車をメインに置いてあります。子供の自転車はパナソニックとミヤタの製品が置いてあり、若干MTBを装った感じの、カゴ付き、泥よけ付きのものでした。それらのバイクにまたがってみたものの、興味を持てなかった様子。店員さんが「スポーツタイプだったら、近所にある系列店にありますよ」というので、そちらに向かうことになりました。その系列店とは、現在次男が乗っているGT MACH ONE JUNIORを購入したショップです。

このショップにも、ミヤタとパナソニックのMTBに似せたバイクは置いてありましたが、1台だけ天井からMTBっぽい自転車がぶら下がっているのを見つけました。タイヤのサイズは22インチですが、車体は若干大きめかな。GIOSのMTB GENOVA 22だと思います。

通常の子供用だとフロント変速は付いていない場合が多いのですが、このバイクはフロント3速です。見た目は大人用のMTBがそのまま小さくなっただけ、という感じでした。ただ、このバイクについていたフロントフォークは大人用のMTBルック車と同じ感じのつくりになっています。24インチタイプだともうちょっとかっこいいフォークが付くのかな？

店員さんがこれを下ろしてくれたので、実際にまたがってみましたが、両方の爪先がやっと届く程度で、今の次男には若干大きめでした。GT MACH ONEの時も大きめを選んだのですが、今回は当然ながら補助輪がないので、何かあったときは若干怖いかもしれません。ただ、実際におりるときや足を付くときにはトップチューブの前におりる形にするので、慣れれば問題はないはず。この時期の子供はすぐに大きくなりますし。最近は、足は届かないけど、私のChaseに乗って走って遊んだりしているので、このサイズでも問題ないかもしれない(乗るときと停まったとき、降りるときは私の介助が必要ですけど)。対象身長もギリギリ下限です。

本人は、好みはパナやミヤタの実用車よりこのGIOSのほうがいいと言っていますが、決断できないようです。これを買ってしまうと、次はなかなか新しいのは買えないですからね。また、「シフターが、パパのバイクと同じようなタイプのもの、ないの？」といいます。どうやら、グリップシフトなのがいやで、トリガーシフターのバイクがほしい、と言っている様子です。そりゃまあ、交換すれば付きますが…。あ、リアカセットがハブ直付けだと無理だけど。

フレームを見て私はこれが結構気に入ったのですが、次男は「今は買わない」と言い出しました。まあ、本人が気に入ったバイクでないと、買っても仕方がないですからね。

今回、いろいろと調べているのですが、子供用のスポーツ車は、数が少ないですね。各ショップの店員さんによると、だいたいは、パナやミヤタ、ブリジストンの、カゴ付き泥よけ付き自転車を買っていくのだそうで、今回のGIOSのような、見た目がもろMTBというのはそんなに需要がないそうです。また、20インチと24インチは多少種類が増えますが、22インチだとさらに減ってしまいます。また、展示しているバイクはさらに少なくなりますね。

今度、ちょっと大きめなスポーツ車専用のショップに行って、あらためて選んでみようかな、と思います。カタログ販売でしか手に入らないのであれば、通販を探すのも手ですね。