昨日、「やっと晴れたか」と思ったのもつかの間、今日は雲行きが怪しいので降らないうちにちょっとだけ…。
と思ったのですが、出走した瞬間に雨が降り始めるのは普段の行いのせいか。
ということで、今日は妻、次男と映画鑑賞へ行くことにしました。次男は受験と年ではあるけど、義務教育最後の夏休みの、最後の週末ですからね。
「シン・ゴジラ」
なんか人気みたいだし、石原さとみちゃんを見に行きたいという気持ちもあったので、この映画を選択しました。昼ごろ予約を入れたのですが、すでに客席の3/4が埋まっているように見えました。最終的にはほとんど満席に近い状態でした。
個人的には、劇場で最後に見た映画「ターミネーター 新起動」よりも面白かったです。奥さんは逆に、「ターミネーター 新起動」 > 「シン・ゴジラ」だったそうなので、感じ方はもちろん人それぞれだと思います。
ゴジラは思ったよりも大きくて、迫力を感じました。視点の切り替えや角度などのカメラワークも新鮮だったように思います。CGは、一目見てCGとわかるような詰めの甘さも感じましたが、さらなる映像技術の進歩も楽しみにしたいと思います。
話題作もすぐにお茶の間に展開される昨今ではありますが、大きなスクリーンでの鑑賞であったからこそ、ゴジラの大きさや迫力をよりリアルに感じることができたのでしょう。昭和のゴジラと比較すると、本作のリアルなゴジラは無機質な感じもしましたが、私にはそれが新鮮でもありました。妻は昭和のゴジラのほうがいいそうです。
見終わったあと、楽しみにしていた石原さとみちゃんより、なぜか市川実日子さんの印象のほうが強く残っていました。前田敦子ちゃんに気づいたのは家族では私だけだったようですが、とにかくキャストのクレジットがものすごい数。主演の長谷川博己さんも頑張ってましたね。
ほとんど予備知識なく見に行ったのですが、純粋に楽しめた映画でした。ゴジラを演じたのが、あの重要無形文化財の方と知ったのも、エンディングのクレジットを見たあと、ネットで調べなおして知ったことでした。
続編があるならまた劇場で見たいと思います。
今回劇場に足を運んでみてよかったと思ったことは、スクリーンの上の表現に感動できたことだけではありません。
私の左隣に座られたご婦人。私の両親より少し若いくらいでしょうか? 一人でご覧になっていました。勝手な想像ではありますが、若いころにご主人とオリジナルゴジラを体験されていて、今日はそれを偲んでいらっしゃるんじゃないか、と感じるところがありました。エンドクレジットは昭和の各ゴジラ映画のモノラルサントラそのものが流れていましたが、それらをリアルタイムに知っている方にとってはたまらないエンディングなのじゃないかと思います。
映画に感動していらっしゃるそのお姿を見て、私のほうが勝手に感動を覚えたり。私達が立ち上がったあともまだ座ったままで、映画の余韻を大切にされているようでした。
前にも書いたかもしれませんが、劇場での映画鑑賞は、お互いに見ず知らずの人達が集まって、一つの空間で感動を共有できるところにもその良さがある気がします。
もちろん、中間前列に座った私達の前を、上映開始後遅れて入ってきた人たちが普通に前を横切ったりするようなこともあったので、絶対に劇場がいいってわけではないのですけど…。それを差し引いても良い体験でした。
コメント
コメント一覧 (2件)
どうも、怪しいお時間に…こんばんは〜。(ちょっと残業でした…沈)
シン・ゴジラ=おぉ、劇場でご覧になったんですね! それはそれは…。
こういった大作(邦画にしては…ですが)やはり大画面で観ないとダメなんですよね。
残念ながら、視力・聴力が弱くなり、部屋でコッソリ鑑賞…になっていますが、
たまに映画館にも行かないとダメですねぇ。あの雰囲気、すでに忘れそうだし・・。
映画自体の印象も良さそうですねぇ。評価も興行収入もなかなか良さ気だし、
庵野監督も嬉しいだろうなァ。(ちょっとエバ…が入っているとか?)
昭和のゴジラも最初はけっこう喜んで観てましたが、途中から怪獣プロレス?
になって来たし、やはり着ぐるみの限界も見え始めてしまい…。
スタッフの頑張りは凄いんですが、さすがに時代はフルCGですし…む〜・・。
>市川実日子さんの印象
おぉ、なるほど…それは捨て置けないな〜(苦笑。ちょっとファンなんです)
古くは《キューティーハニー》や《レンタネコ》にも出ていたのですが、
あの怪しげな雰囲気が、フッフッフ…(不気味?
>左隣に座られたご婦人
お〜、それもイイ話だな・・。
年代問わず、皆さんが楽しめればソレに越したことはありませんね。
とは言え、やはり男子系でないとダメかなぁ?(苦笑
sadaさん。こんばんは。
ずいぶん遅い時間帯までの残業でしたね。お疲れ様です。
「シン・ゴジラ」良かったですよ。そういえばゴジラ映画、映画館で見るのは初めてかもしれません。
その昔、怪獣大戦争、だったかな? 勇ましい音楽の怪獣映画を見たことはありましたが、その頃見た映画の中では、やはりリー先生の「死亡遊戯」が迫力的にずば抜けていました。
リー先生の一連の映画、また改めて大スクリーンで見てみたいです。
あ、私もほとんどの映画は自宅で鑑賞しますよ。最近は、DVDやBDを買ったりするのではなく、オンラインサービスで見ることが多くなりました。もう画質も十分なレベルに達していますし。
今回はタイトルにもあるように、(私は)石原さとみちゃんを見るために行ったようなものでした。もちろん、石原さとみちゃんは魅力的でしたが、おっしゃるように、市川実日子さんのあの独特の雰囲気と魅力に、大いに引き込まれてしまいました。キューティーハニーとかにも出演されていたんですね。
今回のご婦人についてはまったく私の想像ですが、お一人での鑑賞でしたし、マニアックな感じがしたわけでもなかったので、やはりゴジラ映画に思い入れがある方なのかな、と思いました。
昭和ゴジラのサントラ、引き込まれましたよ。