今年のクリスマスイブは

今年のクリスマスイブ。次男も仕事を始めて今日は揃わない、ということで次男が休みの明日に家族のクリスマス会(?)を設定することに。

今日の私は、スケジュール通りにTREK EX5 の組み立てを昼から行いました。

まずは、チェーンステーからホースを通していきます。ここは問題なし。

ダウンチューブも2-3回のトライであっさりクリア。

Jag wireのブレーキラインカッターとニードルインサートツールの出番です。

まずはホースをカットし…。

ニードルをインサートしたあと、オリーブとともにブレーキレバーにねじ込んでいきます。

昨日と同じ手順でオイルを下から入れていきますが、やはり黒い粉塵が出て来るのでなるべくきれいになるまで新しいオイルを送り込みました。

非常に順調だったんですが。本当に最後の行程で、レバーを何度か引いたときにトラブルが起こりました。突然「グチュッ」という感覚があって、レバーが軽くなりました。なんかキャリパー側から音がしたような気がする。

最初は私がワイヤーを取り付けた場所からオイルが漏れたのかと思いましたが、どうやらピストンからどんどんオイルが漏れ続けているように見えます。飛び出したピストンは黄色いスペーサーを強く押しつけてしまってなかなか取れません。残念ながら、リアキャリパーは故障しているようでした。私もXTRがほしくて中古を買ってしまったので仕方がない。XTくらいの新品を買っておけばこんなことはなかったんですが…。

Maguraに入れ替えようかとも思いましたけど、フロントは調子よさそうなので、キャリパーを買い換える決断をしました。一度マシューサイクルさんに電話を入れてみたのですが、今日はお忙しいみたいでしたので、アマゾンに注文することになりました。

いったんブレーキは置いておいて、次はドライブトレインです。

シフトワイヤーをチェーンステーに通していきました。が、なかなか出口から出てこない…。これは苦戦した挙げ句、バイクを横向きにしたら出てきました。ラッキー。

トップチューブもワイヤーを出すのに苦戦しました。数回のトライでいったん出てきたもののリアサスの外側を通してしまって、リアサスを外すのも何だかなあともう一回ワイヤーを通し直すことに。これがまた大変な作業で。苦戦した挙げ句、一番細いヘキサゴンレンチを先頭に引っかけて方向転換し、何とか引き出すことに成功しました。

次はPress Fit BBを圧入。これはあっさり完了。

本来、Press Fit BBを圧入するときはこれくらいの抵抗があるはずです。YETI SB5cも購入直後はそうだったはずなのに、2年で緩々に。絶対におかしい。

その後、クランクをProphetから外し、移しました。が。なんかアクスルの長さが余るではないですか。DHさんとやりとりしながら確認してみると。

型番がFC-M8120-1でした。これはシマノがブースト仕様(チェーンライン55mm)として出したものらしく、左右に3mmのシムを足す必要があるそうです。

なんでそんな仕様に？ シマノ面倒くさい。フレーム側が合わせてくれれば問題ないんでしょうけど、今のMTBのデファクトスタンダードはSRAMと言っていいと思います。厳しいですね〜。

この件についてDHさんにEX5はチェーンライン52mmのタイプであれば問題ないという情報をいただき、Shimano SLX FC-7100-1 + SM-CRM75-32Tを追加注文しました。たぶんこのチェーンラインはSRAMで言えば非ブースト用の6mmオフセットに当たると思いますが、Shimanoの場合ブースト仕様のTREK EX5でも52mmが使えるんですね。最悪の場合3mmシムを左右に入れればFC-M8120-1が使えるようになるので、どちらでもOKですけど。

Prophetでチェーンが落ちまくったのは、FC-M8120-1がブースト仕様でチェーンラインがぶっ壊れていたからだと思われます。Prophetはまた別にクランクを用意する必要がありますね〜。BB幅で調整したんじゃなかったかな？

今回のEX5作戦でお金がかかりすぎたので、また後で対応しましょう。

明日は家族でクリスマスの会食をした後、時間があれば新しいキャリパーを使ってオイル充填、クランクの装着、ドライブトレインの調整などを行っていきたいと思います。

久々にフルシマノ仕様です。一番心配していたホースとケーブルのフレーム内臓は完了しました。あとは正確にゆっくりと行うことにしましょう。