Lefty Max SPV+のコイル交換

コイル交換

今日は4連休の最終日。午前中は雨が降っていたみたいですが、睡眠リズムが崩れた私は結局昼過ぎまで寝てました。

少し休んだ後、昨日先延ばしにしたCannondale Prophetに装着したLefty Max 140 Carbon SPV+のコイル交換作業を行います。

リバウンドノブの付いた上側のパーツを引っこ抜くのに、19mmと9mmのレンチが必要になります。

トップキャップはホローテックII用のBBレンチで外すことができます。まず、リバウンドノブを時計回りに回して閉めた後、トップキャップから外しています。

レンチを2つ使って、上と下が共回れしないように回していって外します。

リバウンドロッドやレッドコイルを外しました。

一通り外しました。

Royal Purpleグリスを塗り込んだブルーコイルを装着します。

リバウンドノブが付いたコイル抑えのパーツを装着し締め込んでいきます。ネジの部分にはLOCTITE 243を塗って、緩みを防止します(マニュアルでは242となっていますが、243が後継に当たるようで、問題無さそう)。2006年か2007年頃、このロックタイトの塗り忘れも一つの要因なのかもしれませんが、Lefty Speed DLR2が真っ二つになる事案が多発し、米国では集団訴訟に発展したことがありました。Lefty Max ではその報告例はありませんが、DLRシリーズより激しく乗ることを想定したLeftyなので、念には念を入れて。

で、トップキャップを閉めて、使ってみたらようやく、私の体重に合った動きを感じられるようになりました。これで大丈夫そうと、外したレッドコイルのグリスを落としていたら…。

中からエラストマーが出てきました。今、SPV+用の保守部品を集め始めていますが、その中にエラストマーがあって、これ、どこに使うのかと分からないでいました。マニュアルにも出てこなかったんだよな〜。せっかく装着し終わったLeftyパーツでしたが、再び分解してエラストマーを戻しておきました。

交換手順は問題なかったようで、交換前同様、リバウンドダンパーもSPV+ダンパーも、全て効きます。サグは正確には計っていないけど、レッドコイルだと10-15%のところ、20%くらいに設定できたと思います。これで安心して乗れるかな?

夕食後少し休んで夜ライドはもちろん、Cannondale Prophet + Lefty Max 140 Carbon SPV+のテスト。

するとゼロ発進の際に、久々にフロントのふらつきを感じました。レッドコイルの時はサグが小さかったからか感じにくかったのですが、以前このバイクを主力で乗っていたときのような感触に戻ったと言えます。

平地走行については、サグが少なめのレッドコイルがかなり良かった印象でしたが、ブルーコイルに換えてサグを増やしてみたら、若干感触が変わった気がしました。いったんブルーコイルの状態に慣れたいと思いますが、コイル交換で感触が大きく変わってしまうのは仕方がないかな。エアレフティだったらスプリングの強さはどうにでも調整できるんですけど、コイルはこういうとこが面倒くさい。そのかわり、SPV+でコンプレッションダンピングを調整できるのは利点です。エアレフティのPBRだとコンプレッションダンピングは工場出荷時の調整値に限定されることになりますから。手元にあるFOX RLCが無事なら、これもコンプレッション調整可能なので本当は試してみたかったですね…。

スプリングの抵抗は減って、若干反応は上がったかな、という感じです。 大きめの段差にフロントタイヤが当たったとき、コツンと当たる感触がかなり軽減されました。

これでようやく、Cannondale Prophet、一端の完成形になりました。後は用途に合わせてタイヤを替えるくらいかな、と思います。リアサスは出来れば、オーバーホールして完璧な状態にしたいですね。

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