昨日は富士見パノラマで一緒に過ごしていただいたみなさん、ありがとうございました。
BBの状態、ブレーキの状態に不安を抱えながらも他に選択肢がないということで、前日に急遽メンテナンスしたYETI SB5cにてライドをすることになりました。
Fさんの運転でKさんと私は富士見パノラマまで送っていただきました。感謝。
現地ではDHさん、マシューサイクルさんご夫婦とそのお知り合いの方と落ち合いました。本日は合計7名での行動です。
それにしても1本目からみんな、飛ばすなあ…という感じ(^^;)。私は相変わらずほとんど眠れなかったので、無理しない範囲でゆっくり追走します。
それでも比較的調子は良く、追走も問題なかったんですが…。
このあたりで異変を感じるようになりました。後輪がやたら撚れる感じがするのです。まさか…。次の休憩時点で確認してみると…。
後輪が柔らかくなっており、シートチューブがシーラントまみれになっていました。やはりパンクです。右写真のまん中、小さい泡が吹き出している部分ですね。幸い、CO2ポンプを持ってきていたのでエアを足して回復しましたが…。富士見での初めてのパンクは結構ショックだったものの、その後目立ったエア漏れがないので、この後は注意して下りることにしました。軽量トレイルタイヤで富士見の荒れた道を走るのはちょっと危険ですかね…。
この区間、私の後ろを追走していたKさんもクラッシュされていたようです。無事で良かった。今回、1本目はKさん撮影の映像も撮れていたので一緒に紹介できたら…と思います。
2本目はゴンドラの中で念のため後輪にエアを足し、かなり硬めに設定しておきました。とりあえずエア漏れは感じません。ですが…。
後輪が滑ってコースアウト。タイヤの空気圧のせいか、調子に乗りすぎてオーバースピードか。でも、寝てない割にフィジカルコンディションは悪くなかったです。昨年とは異なり、一度も心拍数が180bpmを超えなかったですし。
幸い、パンクしたリア側のエアも漏れていません。やっぱり、シーラントは凄い! 1万円オーバーのタイヤなのでまだ換えるのはもったいないし、以前のMaxxis – Forekaster 27.5 x 2.35のように、可能ならこのままギリギリまで使いたい。エアが漏るなら、内側からシールでも貼りましょう。
3本目はBLUEやBLACKのコースを中心に走りました。なんか、年々段差が大きくなっているような気がしてなりません。
最初はゆっくり走るつもりが、前を走っている人がいるとつい追いつきたくなり、頑張ってしまう。なんとか速い人たちに食いついていこうとするものの、急斜面での段差の連続に段々とバイクをコントロールできなくなってしまいまして…。
ついにクラッシュ。やっぱり、分相応に走らないと(^^;)。
でも、一瞬思いました。2015年の軽量127mmストロークトレイルバイクでここまで追走できるなら、2020以降の150mmクラスのバイクにすればもうちょっと頑張れるんじゃないか、と。それを考えると、130mmフォーク+ダウンカントリーハードテールバイクibis DV9で先頭を引っ張るマシューさんは異次元でした。このマシューさんのDV9にFさんが試乗したところ、設定が硬くタイヤのエア圧も2.0barと高くてハードテールどころかフルリジットじゃないかとさえ思えたとのことでした。
速い人は設定も硬めなのか。
3本目はマシューさん、マシューさんのお知り合い、Fさんはブルーホーネットから、残りの3名はグリーンで下ったので、時間の関係で4本目は合流できませんでした。いったんDHさん、Kさん、私の3名はこの3本で終了することになりました。DHさんは私と同じトレイルバイクで、リアストロークが130mm、Kさんは前後140mmあるものの26インチバイクです。さすがに速い皆さんにこれ以上ついて行くのはキツかったかも。
ただ、上に行かれた4名はゆっくり、正確に、丁寧に下ることを4本目で心がけたらしいんですね。私も行けばよかったかも。いずれにせよ、まだ下りてくることは無さそうでしたので、KさんにProphetをお借りして私は自走でスキルアップエリアに登り、新入生コースを下ることにしました。
88+チューニングLefty Maxを初めて常設コースで乗りましたが、これは凄すぎる。私もかなり疲れているはずなのにYETI SB5cの時よりきちんとバームの上に乗って走れました。来年までに私も、このバイクを復活させようと思いました…。もちろん、Leftyで。18年前の車体、13年前のフォーク、凄すぎでしょ…。
ご一緒いただけたみなさま、本当にありがとうございました。また是非、よろしくお願いいたします。
動画は今回チェストカメラ、顎カメラと素材も豊富なので、ちょっと時間を掛けて出したいと思います。
さて、昨日も書いた、DHさんからのいただき物が。なんと…。
2020 Factory Series 34 FLOAT 29 140 FIT4とXTの前輪セットや、泥よけ、ローターを付けたりホイールをチューブレス化するためのバルブやバルブツール、そしてグランジのディスクローターセンタリングツールなどなど多数です。写真のセンタリングツールは上が私のひん曲がったもので、下がいただいたきれいな状態のもの。
これら、果たしていただいて良いレベルのものなのか…。コンディションのいいフォークは普通に値が付くはずです。
DHさん、本当にありがとうございました。
29インチフォークという事でハンドル位置やBBが少し上がる模様です。フォークオフセットはDVO DIAMONDが確か44mmだったと思うので、今回51mmと7mmほど大きくなりますね。これだけだとトレイル量が小さくなってよりクイックにはなると思いますが、今回はヘッドの角度が少し寝る形にはなります。なので、もしかしてちょうどいい感じになってくれるんじゃないかと期待しています。
早速試さずにはいられず…。
仕事が終わったあと、組み込んでみました。夕食を取った後、夜ライドで試してみることにします。
DHさんのグランジ、早速役立ちました。なんか、いい感じにブレーキパッドの位置が決まりました。ただ、音は変わらないのでパッドをレジンに戻してみようかと思っています。
YETI SB5cはまるで別物になったような感じがしました。フォークオフセットが伸びたとはいえ、それでハンドリングがクイックになりすぎた感じはしません。若干、ヘッドが寝る形になったからかもしれません。
さすが鹿島コートで動きもいい感じですよね。まだ、DHさんに伺った標準設定しか試していませんが、既に乗りやすく、次にフィールドに出るときに少しずつ設定をいじってみようかと思います。35径→34径に変わった事による、剛性感の減少なども今日のライドでは感じられませんでした。
今日乗った印象で、「こんなにもいいものがあるのか」という大きな衝撃を受けてしまいました。たった一つのパーツ交換でこれほど強い印象を受ける経験は滅多にありません。2005年のSanta Cruz Nomad試乗、2013年のCannondale Prophet Mサイズへの初乗車時に受けた衝撃以来かも。
DHさん、ホントに、ホントにありがとうございました! FOXの設定は慣れていないのでまたいろいろご指導ください。
…YETI SB5cの性能が上がった感じはするけど、DHさんと同じクラスの、29インチトレイルバイクフレームがほしくなってきてしまいました。あとはフレームとリアホイールがあれば行けてしまう…。