SALSA BLACKTHORNのトレイル試乗

SALSA BLACKTHORN

Fさんのご子息のバイクが小学生の頃のものしかなく、次期バイクを探している最中のようです。

そんな中、マシューサイクルさんからSALSA BLACKTHORNを貸し出してもらったので一緒に試してみませんかとお誘いいただき、急遽トレイルまで行ってきました。

見た目からしてカッコいいですね。これ。白馬岩岳でマシューさんが乗られているのは見たけれど、果たしてどんな感じでしょうか?

サグがYくんに合わせたものなので少し柔らかめでしたが、平地で8の字を書いた感じではめちゃくちゃ曲がる。29インチバイクなのに、27.5インチバイクである私のYETI SB5cよりさらに曲がりが小さくなる。これは期待できそうです。

1本目はYくんが試乗。彼の印象としてちょっとサドルが高く、リーチが短すぎると言います。FさんとYくんで腕の長さを比べてみるとそう大きな差がないことが分かり、リーチに関する彼の感覚があながち間違いではないことが分かりました。

2本目はサグを大人に合わせて、Fさんと私も試乗。

最初の上りについて、電動アシストが付いたように登るibis Ripmo V2とは異なり、結構普通な印象。より軽量な分、路面状況のいい上りについては私のYETI SB5cのほうが感触はいい感じでした。ただ、SALSA BLACKTHORNも29erのトレイルバイクとしてはかなり軽量に感じました。

根っこの下りはちょっと荒ぶる感じで、127mmストロークの私のYETI SB5cに近い感じがしました。ibis Ripmo V2は根っこを感じさせないような反応をするので、同じ29インチでも印象は大きく異なる感じ。ただ、下った先での切り返しのクイックさなどはSALSA BLACKTHORNのほうがいいかもしれません。Fさんによれば、アクションしやすいのはBLACKTHORNのほうだそうです。

根っこの上り返しについて。Ripmo V2はダントツに登る印象なのは前回の試乗と変わりません。YETI SB5cは上り返しの前のプッシュの反発で上に駆け上がる感じは一番いいんじゃないかな。これは、白馬なんかの動画を見返してみてもそう感じました。反面、上り返しを横切る根っこはショートストロークな分ちょっと苦労する感じ。BLACKTHORNは登れなくもないかな、という印象であまり際だった感はなく、他のバイクたちと比べて優れている、という感じもなかったかも。

なにぶん、サグを正確にノギスで計っているわけでもなく、マシューさんに伺ったらYくん用にハンドル幅を730mmにし、ステムを短くしてバックスイープの大きいハンドルを装着したとのことでした。道理でコックピットが狭く感じられたわけです。また、カタログ通りならクランク長は165mmと私が乗ったことがない長さということもあります。SMサイズということもあり、私の体には若干合っていなかった可能性が高いですね。適用慎重としては私に合うサイズのはずなんですけど、多分私は腕が長めです。

トレイルから帰ってきてマシューサイクルさんに寄って、いろいろと話を伺っていたら子供用セッティングで重心が後ろにずれやすかったとか、サグが正確ではなかったとか、そんなところではないかということでした。なんか、話を聞いていたら欲しくなってしまった(^^;)。Canyon Spectralとかにも似てるな、とか思ったりして…。

あ、そうそう。このバイク、リンクの付け替えでガチのエンデューロバイク=SALSA CASSIDYに様変わり出来るみたいです。フレームが両者共通なんですね! BLACKTHORNが140mmストロークなのに対し、CASSIDYは165mm。凄い設計。これ1台とフォーク、リンクを準備しておけば、コースによって設定を換えるのもアリ、といえそうです。

2本のライドでかなりお腹が空いたので、昼はハンバーグカレーのメガ盛りのサラダセット。いい年なんで、そろそろ食べ方も考えなきゃいけないんですけどね〜。

Fさん、Yくん、マシューサイクルさん、今日はありがとうございました!

動画はまたのちほど。

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