Cannondale Lefty Max 140 RLCの、入手当時からの異音とその後のぐらぐらの原因を突き止めるため、ちょっと分解してみることにしました。
こんな感じでグラグラなのはおそらく、レースやニードルベアリングが正しい位置にないのではないかと推定。
しかし…。トップキャップを開けてみると正しい位置どころではなかったのです。
上からインナーレースが出てきたではありませんか! こんな場所にレースが存在するわけがありません。というのは、レースとニードルベアリングの上にはレースクリップがあり、これらが外れるのを防止しているからです。
砕け散ったニードルベアリングセットも出るわ出るわ。異音の原因とぐらぐらの原因が良く分かりました。
上に書いたように、レースクリップが止めている以上、それが破損でもしない限りこうなることは考えられません。レースクリップを突破した割にはレース自体も凄くきれいで、おそらくはきちんとレースクリップに嵌まっていなかったのか、確認していないのですがレースクリップを装着し忘れている可能性もあります。
結局破損したり外れたりしたレースクリップも出てこないし、中から出て来るはずもない、ヘッドキャップ用のボールベアリングが出てきたりしているところをみると、これは自然な破損ではなく、過去に誰かが開けて作業をしたものと思われます。
レッグ部分を取り外してみようかとも思ったけど、多分パーツ類が変な形で入っているのかうまくいかない感じです。PBR2.0とか、DLRとかの分解動画を見ているとレッグ部分を固定するパーツみたいなのがありましたが、RLCカーボンにはそんなものはありません。
素人の作業はここまでですね…。
残念ながらこの個体は私には直せません。ですが、筐体とかはきれいなのでもったいないです。仕事が落ち着いて生活基盤が安定したら、順番に考えていきましょうか…。