2つ前の朝ドラ「ちむどんどん」。悪気なく周囲の人間を不幸に巻き込む主人公と、彼女を取り巻く登場人物の異常さについて、このブログで何度か取り上げたことがあります。過去に見た中で一番の胸くそ朝ドラと思っていたんですが、今期午後に再放送されている「ひらり」に比べればそれはもしかして、かわいいものだったのかもしれません。
「ちむどんどん」ではヒロインのヤバさが際立っていましたが、「ひらり」の場合はヒロインではなく、彼女を取り巻く登場人物の異常さに呆れます。
- ヒロインのひらりを徹底的に、執拗に、意味なくいじめるアルバイト先の先輩、すみれさん。ドラマの後半ではいつの間にか普通に付き合っているらしいけど、どこで和解したのかも分からない。
- 夫の親友に色目を使い、勝手に部屋を借りて精神的な不倫を期待するひらりの母。相撲部屋の女将さんのアドバイスにも、親友のアドバイスにも全く耳を貸さないわがままさ。それで、自分の立場だけを強硬に主張し、正当化する。
- 親方の奧さん=相撲部屋の女将さんを昔から好きでたまらず、女将さんが親方と離婚して自分に振り向いてくれると信じている、脳内お花畑のようなひらりの叔父の銀ちゃん。ありえないでしょ。こんな何するか分からない奴が近所にいたらきっと通報します。
- 何より、ひらりの姉のみのり。結婚願望をこじらせ、医者の竜太先生に迫って何とか付き合えたものの、彼のかまい方がきに入らないと一方的に別れる。その頃、みのりにアプローチしてきた竜太先生の親友の小林医師とあっさり婚約するものの、それでいてひらりが竜太先生に近づくのは許せない。ひらりが竜太先生が好きなことを分かっているのに。なんなの、こいつ。家同士の挨拶も済ませた直後に、竜太先生が20%だけ気になるから婚約は白紙にしろ、小林には会いたくないと主張する。もう、こいつだけは許せない(^^;)。
…ってな感じです。NHKの朝ドラってすごいな。ちむどんどんの暢子がまだ普通の人に見えてくる。
二つのドラマに共通するのは「ちむどんどん」の暢子や「ひらり」の姉のみのりがなぜかモテること。これはどういうこと? この子たちが現実世界にいたら、普通嫌われると思う。気持ち悪いもの。
受信料を払っているからにはコンテンツを存分に楽しみたいと、NHKプラスをいろいろと漁っている今日この頃ですが、あまりの「ひらり」の凄さについ、感想を書いてしまいました。まあ、こんな酷い内容だからこそ楽しめる部分もあるんでしょうね。「ちむどんどん」のように。
今の朝ドラ、「らんまん」ももちろん、毎日楽しんでいます。やはり、実在の人物をモデルにした話は、リアルな人物を想像したり、実話との乖離を調べるなどの楽しみもあるので、味わいが違いますね。
さて、18日に走ってきたトレイルの1本目の動画が上がりましたのでご紹介します。
やはりこのトレイルは楽しかった。今まで走ったトレイルの中では一番好きですね。Part IIはまた明日ご紹介します。
今日もYETI SB5cで夜ライド。日曜日のトレイルライドで刺激を受けて、毎晩の夜ライドも新鮮な気持ちになり、楽しめてます。
今日は周辺に人がいなかったので、ちょっと強めに武道の練習。
しかし、日曜日のトレイル、本当に楽しかった。先月末のコロナからまだ体は回復していない感じでかなり辛かったけど、トータルで最近にない楽しさだった。近いうちにまた、あのトレイルに行きたい。若干タイヤが心許ない感じはあったので、もう少しグリップの強いトレイル向けタイヤ(Schwalbe Nobby Nicなど)をEASTON HEISTに装着して、自走でも行けるような体制を整えておこうかな。