逆さ絵

逆さ絵

今日は、「決定版 脳の右側で描け」に従って「逆さ絵」を書いてみました。

私たちは長年生きてきた中で、正立するものの見た目については十分すぎる知識があり、「人はこういう姿でこう立つべき」「馬はこういう形で足を折り曲げるはず」というイメージを持っています。しかし、初心者の場合その基礎知識や先入観が実際に見えている姿に優先されてしまって、それが描いたものに反映されやすいらしい。これらのことが「絵を思ったように描けない」ことの原因の一つになってしまうようです。

この逆さ絵エクササイズについては完成するまで教材側も自分の絵も正立方向に向けてはいけないそうです。実際、私自身も試していくなかで、参考になるものが「逆さの教材」しかなく、そこにある教材の姿を忠実に模写していくしかありません。しかし、それこそが「こうあるべき」という自分の思い込みを封じる一つの策であり、「左脳」の干渉を最大限防ぎ、「右脳」を優先させて描くことにつながる、ということのようです。実際この理論がどの程度真実を反映しているかについては私には分かりませんが、高校時代や20-30代頃のような作画中の高度な集中力を感じることができました。ただ、下の騎馬については1日目は集中力が途切れ、2日目に半分以上描くことになりましたがね。

で、完成してからようやく正立して確認できるんですが、不思議なことに意外と描けてました。なんか嬉しい。部分部分で何を描いているか良く分からないところがあったから、正立に戻して「おお、こういう形だったのか」と改めて驚いた次第。

面白い手法ですね。

その後、子供の頃に描いた絵を思い出して描け、という課題もありました。

上が富士山。種子島の西之表市西町にあった住宅でクレヨンもしくはクレパスを使って描いた記憶があります。そこに住んでいたのは4-7歳頃で、その頃の絵ということになるわけですが、山肌が見えている部分は茶色、冠雪部との境目は色を重ねて描いた記憶があります。冠雪部にもうっすらと明暗があり、子供ながらに自分でもその出来に驚いたのですが、仕上がりを見た両親が目を丸くして驚いていたのはハッキリ記憶しています。それをきっかけに両親は絵の具セットや油絵のセットまで揃えてくれ、私の「絵の勉強」を一生懸命サポートしてくれるようになりました。母は私が完全にこちらの道に進むと信じていたようでした。(…私がブルース・リーに狂うまでは)

で、下は小学校4年生のときに、夏休みの宿題か何かで作成したもの。こんな絵だったと思い出しながら描いてみました。手元にあったポプラ社の「怪奇四十面相(江戸川乱歩)」の表紙絵を模写したものです。今、実物が手元にないのでAmazonで探してみました。

もう50年近く前の記憶なのに、意外に良く覚えているものです。ジャンパーや帽子、懐中電灯はなんとなく記憶があったので描いてみましたが懐中電灯が照らす方向とかはほぼ記憶のままでした。でも、重要な「コウモリ」が抜けてましたね。これは全く記憶していませんでした。黄金ドクロも位置はずれてますし面長ですけど、まあ記憶に近い形では描けていたのかな。

いやあ、「決定版 脳の右側で描け」の教材、マジで面白いです。

今日は午後からマンションの理事会があったので参加してきました。これが意外に長引いて、終わる頃には暗くなり始めていたため、なんか1日潰れた感じになってしまいました。とても疲れたのでどこか1日有休取ろうかな。

ということで今日も結局夜ライド。Apple Watchに表示されている外気温は1℃ですが、氷点下でのライドを経験してからあまり寒く感じなくなって、今日は氷点下以来続けていた厚着を止め、上下1枚ずつ抜いて普通のウィンドブレーカーのみでライドしました。氷点下にでもならない限り、これで大丈夫な気がしてきました。

昨日の不調も嘘のように体が軽かったです。ただ、ドロッパーシートポストは寒いこともあるのでしょうがやはり、動きが渋い。

段差の上り下りも今日は好調です。そういえば、パンクのことをすっかり忘れてる…。前輪は初めて空気を入れて2ヶ月くらい放置していたのでパンクした後輪と比べてかなり柔らかくなっており、バランスを取るためにエアを足しました。

いいや。パンクの穴が開いたまま、トレイルも再開しよう(^^;)。

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