富士見パノラマダウンヒル 動画編

富士見パノラマリゾートのゴンドラから

寝ている間にYouTube動画の処理が終わったようなので掲載しておきます。

まずは1本目。

昨日書いたように、富士見パノラマで一定以上のスピードに上げるのは実に9年ぶり。なので、コースに入るとかなりの恐怖心を感じました。専用コースだからこそMTBで楽しく走れるように難しく作ってあり、動画が思わせるよりはるかに斜度が強くて突然加速したりもします。

この1本目では結構ガチガチになっており、突然の加速に備えるためかなりブレーキを握った状態が長くて徐々に握力を失っていきました。特に過去のXC用で効き目がマイルドなブレーキですので強めに握る必要があって、そんな力みが徐々に全身に伝わっていった感じですかね。

また、普段は自走で長距離を走り、トレイルをのんびり走るための設定にしているので、1本目はタイヤも前後サスペンションもエア圧が高すぎ、撥ねや後輪の突き上げまで感じる始末でした。

動画は初級のGREENのスタートから最後まで、休憩時間を除き全コース分を収録したので、途中リアアクスルのトラブルについてもそのまま載せています。あれは危なかった。

2本目は1本目の反省から、前後のサスペンションのエア圧を下げ、タイヤのエア圧も下げ気味にして同じ初級のGREENから入りました。

すると、YETI SB5cの挙動はまるで変わり、ショートストローク気味のトレイルバイクとはいえかなり快適になりました。中盤の上下動が激しい、慣れていないセクションを除き、ほとんどブレーキをかけずに流れるように走ることができた感じでした。それでも、1本目でかなり体を疲れさせたことは悔やまれます。もうちょっと体力や握力を残していたら、中盤のセクションでもある程度ブレーキをリリースして走れたと思います。

3本目は、ふたたび単独走行に戻ったので久しぶりに中級から入ってみることにしました。最近の速い方々の動画を見る限りではコースレイアウトが変わっていないように見えたので、以前の感覚で走り始めました。しかし、走り始めの動画でも確認できる段差の部分は明らかに高さが増しており、即座に「難しくなっている」ことを理解しました。

その後すぐ、これまでのライドではあまり経験したことがないような高さの段差を飛び降り、すぐに続く次の段差に備えようとしていたらそこに気を取られ、左側にあった根っこの出っ張りに左のペダルを引っかけて、久々に前に吹っ飛びました。久々に上からバイクが降ってくる経験をしましたけれども、今回はプロテクターでしっかり固めていた関係でノー・ダメージで済みました。

その後も中級コースを進んでいきましたが、過去に下まで走れたときより2倍以上の高さになったようにも見えた段差の前にすっかり萎縮。出来るところは頑張ったものの2箇所ほど押し歩きしたことで心が折れ、ゴンドラの下に入る地点(1本目でリアアクスルが外れかかった辺り)で初級コースに戻ることにしました。残念。

私が以前走っていたころと比べると市販されているバイクの性能もずっと上がり、あらゆる進化を遂げているのでコースの方もそれに追従してバージョンアップしていくのでしょうね。もう今からじゃ無理ですが、私も最新のエンデューロバイクが欲しくなりました。一定以上の高さからYETI SB5cで飛び降りる外国の動画は見たことはありますが、単独の段差ならともかく、富士見のコースではかなりの高さの段差が断続的に現れるので、私のスキルでは何度も走ってしまうとYETI SB5cが持たないかもしれないな…と思いました。

次回があれば、もう一度走ってみたい気もしますが、すべての段差の前で一度インスペクションしておかないとダメかも。

GoProの電池を持って上がるのを忘れ、この辺りの変化をきちんと記録しておけなかったのは残念です。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • こんばんは。富士見参り、お疲れ様でした!
    まずは、怪我もなく無事に楽しまれて何よりです。いや〜天気もコースも最高では…。

    新しいGoPro=解像度も高くて、ブレや振動にも強いみたいですね。
    以前よりもコース上の小石とか、エラくリアルに見えたりするような…?(笑
    (You Tubeの方でシアターモードにしても、けっこう観られましたよ)
    ただ、この中級コースだとAMバイク(?)は厳しいような…。
    もっとDH寄りのバイクだと安定する…と言う感じでしょうか?

    シーズン毎に数回は行かないと、なかなか馴染めそうにないですねェ。
    うーん、コースライドもけっこう敷居が高い気が・・色々と機材費も、ですね。

    • sadaさん。早速ありがとうございます!
      ご一緒させていただいたf5.6さんは決して晴れ男ではない、とおっしゃっていましたが、往路、復路とクッキリ見えた富士山でも分かるように終始好天で、地面もだんだん乾いてくるので、MTBerにとってはベスト! と言ってもいいコンディションだったと思います。

      GoPro 9は今回、4K60Pの広角で、Hypersmooth 3.0という、GoPro7のHypersmooth 2.0より進化したものです。Boostにすればより安定する可能性はありましたが、画角が狭くなるので今回は上記の設定に落ち着いた次第です。
      シアターモード、いいですね。確かにこれ、見やすい。通常のモードかフルスクリーンが多かったので、今後これ、多用したいと思います。ちょうどバランス取れてる。
      おっしゃる通り、動画では分かりにくいのですが、撮れている部分だけでも段差は大きかったです。さらにこのあと、ホイールより高い段差が10個も20個も続く感じで、以前最も高い段差だと思っていた50cm級の段差は100cm級に変わっていました。そのすぐ手前にも50cm級の段差があるし、どうしようもなかったです。
      単独の段差なら今の私でもスピードを付けて十分に飛べると思いますが、短い間隔で連続すると、2つめで撃沈するのは確実だと思いました。

      https://youtu.be/lNEozn1cIHw?t=103
      たち兄さんの動画をお借りしますが、ちょうどこのリンクの場所から2つ続く段差ですね。動画だとスムースに通過されているから、前と変わらないのだと思っていたら、高さが倍増していました。やはり日本トップクラスの選手の方々はすごい、と思ったものです。一番高い段差は残念ながら、下りて押しましたよ。
      前は上から下まで乗ったまま下りられる難易度でしたので、明らかにグレードアップしてました。
      こういう場所を走るとなると、エンデューロバイクが必要な気がしました。
      そういえば、2018年にXCハードテールのNemesisでこのコースに挑んだのですが、2回前転して、2回目はクラッシュの度合いがすごかったらしくてSSさん親子にマジで心配されていました。

      やはり普通に、敷居が高い趣味だと思います。バイクをたくさん所有するのではなく、活動にお金をかけるため絞っていく必要があると感じています。

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