今日は山の日の振り替え休日でした。可能ならお山へ行きたかったところですが、温帯低気圧に変わった台風9号の雨風で断念。天候と路面が回復してから、軽くポタして昨日メンテナンスしたYETI SB5cがどうなったかを確認することにしました。
今日は久々に、Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 7D Mark II + Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMのセットを持っていきました。やはりいいな、と思ったのはAFターゲットの性能で、ほぼ100%、私の合わせたい被写体にAFターゲットを持って来てくれたことです。仮に、違う場所にピントを置くことがあっても、もう一回シャッターを半押しすればこれまた100%に近い確率でピントを移してくれるのです。
この写真の場合、もしOLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M1 MarkIIだったら、必ず右上の明るいところと木々の境目のコントラストが強いところにAFターゲットを持ってくることでしょう。ですので、OM-D E-M1 MarkIIの場合は必ず、自分でAFターゲットを動かさなければなりません。
EOS 7D Mark IIだと、この自転車の形にAFターゲットが配置される感じで、いちいち自分でピントの位置を決める必要がありません。このストレスのなさは大きい。
この写真でも、「撮影者が合わせたいのはきっとここだろうな」と、シートチューブ裏に貼られた”YETI”シールにピントを置いてくれるんですよ。シャッターを半押しし直すとフレーム全体に。さらに半押しし直すと”YETI”シールに、という感じです。もう、痒いところに手が届く仕様です。もともと動体に対するAFの食いつきに特化したモデルなので、さすが…というところでしょうか。
OM-D E-M1 MarkIIではProレンズも手に入れてしまったし、このままメインに…と考えていましたが、AFの自動設定性能にこれだけの差があり、ストレスがなくなるのであれば、もうcanonに置き換えてしまおうかという気になっています。SONY機も大好きなんですけれども、一眼がcanonなので、ミラーレスもcanonが正解かな?あとはフルサイズか、コンパクトにまとまるAPS-Cか。
上の写真ではスポークにフリンジが入っていますけれども、EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS はキットレンズクラスなので、OM-D E-M1 MarkIIのようにちょっとグレードが高いレンズと組み合わせてみたい気もしますね。今日の写真は結構、フリンジが多かったのでPhotoshop側で消しているのですが、スポークは気づかなかった…。
気になりすぎたので、フリンジを解消しました。
ところで、YETI SB5cのほうは見事にキシミ音が解消されていました! Rizeと同じようにリアサスマウント部分を掃除したのがよかったのか、あるいはディレーラーの増し締めがよかったのか、今となってはわかりませんが、ホッとしました。今年入手したばかりの新品フレームから組んでいるので、なんか不具合があるといやだな…と思っていましたから。
さすがに雨が強く降ったあとなので、水たまりが多かったですね。それに、まだ温帯低気圧の影響で強風が吹いており、向かい風や横風のときは大変でした。
SB山もそうでしたが、全体的に路面は大荒れでした。昨日、中途半端に折れて垂れ下がっている枝も落ちたんじゃないかと思っていましたが、それは普通に残っていましたね。
今日はすべて、EOS 7D Mark IIが選んでくれたAFターゲットに合わせてシャッターを切っていますが、ピントに関しては失敗がないです。本当にストレスがない。
このときも半押しする度に、フレーム全体と後ろの”YETI”マークを交互にピンを置き換えてくれました。すばらしい仕様です。
こういうのが普通だったから、OLYMPUS PEN mini E-PM2、OM-D E-M10 MarkIII 、OM-D E-M1 MarkIIのAFターゲットの置き方に違和感があったんですね…。そこに自転車が置いてあるにもかかわらず、奧にAFターゲットを設定しますから。OLYMPUS機の操作性はちょっと肌に合わないのかもしれません。
EOS 7D Mark IIだけでなく、キシミがなくなったYETI SB5cの性能もすばらしい感じでした。
これは昨年7月の写真ですが、今日は誰もいないところを見計らって、この階段を下りてみました。階段って、絶対に「テンテンテンテン…」という感触があるものですが、SB5cで下って見ると(ATOKはどうしても覚えないなあ)下ってみると、「ぬるぬるぬる…」とリアが全く撥ねずに下まで行ってしまいます。設定はマニュアルに書いてある通りで、自分流のカスタマイズは入れていません。これはすごいと思った。ちょっと、富士見パノラマの中級コースとかを試してみたくなるような性能ですね。
もしかしたら、本当にリアサスマウント部をグリスアップしたことで、音が消えただけでなく動きがスムースになっているのかもしれません。1年乗ったら、ショップに預けてオーバーホールが吉、かも。リンク周りの性能をよりよく保つために。
暗くなってきたので、そろそろ帰途につくことにしました。8月上旬ということで、さすがに日が短くなってきました。
路面がつるつるでも、SB5cのリア、吸い付く感じです。安心感、安定感がありますね。
最後にこの写真を撮っていたら、突風でSB5cが倒れました。気を付けていたつもりでしたが、詰めが甘かった…。
さて、今日のライドは昨日同様、さほど心拍数は上がりませんでした。もう体も戻ってきていると思いますので、明日くらいからランニングも復活しますかね。