ついに64kg台

私の身長より高かった

今日は、Jamis Nemesis Teamのハンドルを交換することにしていました。少し前に680mmのハンドルに設定したのですが、この長さではハンドリングがどうも不安定で。最近のフレームは長いハンドルが前提の設計なのでしょうか。完成車は720mmだったと思いますが、今回は730mmということでNemesis号の設計思想には沿っているかと。

換装が終わったら、場所は決めていなかったのですけど、どこかのトレイルを走ろうと思っていました。

しかしながら、その換装時…。

パッキーン

パッキーン

かなり剛性が高い、Thomsonの730mmカーボンハンドルにシフターをマウントしようとして、マルチツールで固定ボルトを締めたら「パッキーン」って。

完全に割れました

完全に割れました

完全に割れました。といってもカーボンハンドルのほうではなく、XTシフターのクランプ部です。

マルチツールだし、私はそんなに強く締めていないですよ…。トルク管理をしていない私が悪いのでしょうが、これほど簡単に逝ってしまうものなのでしょうか。まだ使い始めて2年というところなのに。

最近、私の中ではShimano製品の株が下がっています。

ロードはすでにCampagnoloに換装してしまったのですが、もうMTBも全部SRAM化したいくらいです。9速時代のXTRなんかは「神」だったのですけど、11速はXTRであってもスムースでないなど、不満が募っています。逆にSLXのようなあとから11速化された下位モデルのほうが良かったりも。

かといって、全換装するとまたお金がかかるので、とりあえずシマノのシフターを採用するのだろうな…。悔しい。

また多摩湖方面

また多摩湖方面

今日は、XTシフターのクランプ部の割れなどもあって出るのが遅くなったのですが、とりあえず変速はできそうなのでそのまま出走しました。

小平を過ぎたあたりで、今日はMさんに遭遇しました。16:00くらいに武蔵野園さんで、ということになりましたが、今日のMさんのバイクはまた格別な仕上がりでしたよ。それはまた後ほど。

それにしてもNemesis号。速いです。多摩湖自転車道の途中から多摩湖の麓まで、ロードの最速は28分台ですが、Nemesis号も30分台と、2分程度しか変わりません。さすがに3日連続ということで、脚が持つか…と思ったんですけど、Nemesisでもそんなに疲れを感じません。ビンディングペダルに換装していればもうちょっと楽だったかもしれませんが、今日はフラットペダルにて。

狭山湖

狭山湖

Trail-Sさんに教えていただいた、狭山湖の北側からアプローチします。取水塔の頭の形が違うだけで、多摩湖と狭山湖、そっくりですね。

Trail-Sさんに、台風13号のダメージの話は伺っていましたが、24号のダメージがそれに重なったのでしょう。

フェンスをなぎ倒し、林道を塞いだ倒木

フェンスをなぎ倒し、林道を塞いだ倒木

ここも風が強かったんですね。アプローチの林道に何カ所か倒木がありましたが、くぐるのも難しいようなものはすでに裁断されるなどの対策が取られていました。

アプローチから最初のシングルトラックに入ると…。

シングルトラックは塞がれていませんでしたが

シングルトラックは塞がれていませんでしたが

道は塞がれていなかったものの、2本の木が完全に倒れてしまっていました。この写真からも、トレイルに細かい枝が無数に散っているのが分かります。

私の身長より高かった

私の身長より高かった

最初この壁が目に入ったときはビックリしました。周りにも多くの木々があるんですけど、この2本が犠牲になってしまった形です。

1本目のシングルトラックは無事に終点まで

1本目のシングルトラックは無事に終点まで

1本目のシングルトラックは無事に終点まで行きましたが、地面の障害物もすごい。帰り道に、太い折れ枝などは除去しましたが、公園 or 地権者の許可を取っているわけではないので、手を加えるのではなく、脇に寄せただけの対応です。

MTBではいくつかの「友の会」がメンテナンスをしてくださっているようで、頭が下がります。私もこの近所のショップさまで今回フレームを買いましたし、何らかの活動ができればな…と思いました。そう強く感じられるような荒れようでした。

いつもの出発地点

いつもの出発地点

いつもの出発地点にて。今日は、昨日、おとといと比べると涼しかったと思うのですが、ここは蒸し暑かったです。途中、小雨が降ったりしましたけど、この場所は特に、湿度が高かったような印象でした。

ここから、いつもの場所に下ってみるも…。

すぐに道が塞がれました

すぐに道が塞がれました

広い通路もすぐに道が塞がれました。少し戻って、通ったことがないシングルトラックから下ってみましたが、知らないところに出た影響で少し迷いました。

その後、見覚えがあるところに出て、そこから須賀神社まで。

須賀神社

須賀神社

この須賀神社からトレイルの出口に近いところまでの下りはなかなか楽しかったです。トレイルは久々でしたが、やっぱり楽しいですね〜。

換装したThomson X country カーボンハンドルは730mm幅ですが、非常に安定していました。しかも、ライザーバーではなくフラットバーで、いままで使った幅広ハンドルとはまた具合が異なります。

これがまた剛性が高くて、段差や悪路でのしなりがほとんどなく、丈夫な印象ですね。ただ、上半身が全く疲れていないところをみると、私にはとても合っている印象で、長目の下りもかなり安心な気がしました。

NemesisはすでにM Trailで走行済みですが、6 Trailでも全く問題がなく、安定感もすばらしい。私自身のXCハードテールの操作もずいぶん慣れてきた感じですし、私自身の体重もNemesis購入時よりすでに10kg以上減っています。53歳にはなりましたが、快調そのもの。まだまだMTBを楽しめそうな予感がしました。

今後、ロードがメインになるとは思っていますけど、トレイル走行の楽しさはロードでは補えないものであり、今後もまだまだ乗ることになりそうです。

Nemesisも引退させて新バイクに統合…と思っていましたが、通勤で毎日使っているロードが急激に不調になったとき、かわりになるのはこのバイクしかありません。このバイクを整理対象にするのは、ちょっと待つことにしました。

このラインもとりあえずは走れました

このラインもとりあえずは走れました

↑のライン。Trail-Sさんとともに私もお気に入りのラインなんですが、とりあえず走ることはできたものの、路面はかなり荒れていました。この写真を撮影中、オオスズメバチが偵察にきたので、そっと離れて元来た場所に戻りました。

帰り道の撮影中にもかなり大きなオオスズメバチが

帰り道の撮影中にもかなり大きなオオスズメバチが

帰り道に角度を変えて多摩湖を撮影していたときにも、かなり大型のオオスズメバチが近づきました。どこにいてもやつらは現れます。

そういえば、最初のアプローチでの林道でも、正体は確認できませんでしたが、ブンブン羽音を立てる大きめの虫が私の頸の右側に「パチン」と音を立ててぶつかってきました。

虫さんたちには注意が必要!

今日走った6 Trailのシングルトラックは、いつも走っているうちの2本と、新しいトレイルを数カ所という感じで、メインは林道でした。でも、林道も余裕を持って走ることができますので、なかなか楽めましたよ。

帰りに、多摩湖周りのトレイルも走りましたが、藪だらけで走れる状態にはなっていなかったです。16:00にMさんと武蔵野園さん前で待ち合わせしていたので、いつも走る多摩湖の公園トレイル走行は止めておきました。

多摩湖自転車道を走った感じから、帰りも快調だと思ったんですが、いつもの公園まで5kmくらい、というところで急におかしくなってきました。目の動きが悪い、というか。

このままいくとハンガーノックだな…。ということでコンビニに寄って、チョコレートバーと300ccくらいの飲むドリンクヨーグルトを補給しました。でも、しばらく走ってまだ戻らない感じなので、久々に「甘い」ペットボトルのコーヒードリンクも。残り1kmくらいの距離でようやく回復してきました。

Litespeed Ultimate

Litespeed Ultimate

血糖不足の影響で私が5分ほど遅れたこともあり、Mさんはすでに到着されていました。

Litespeed UltimateにMavic Cosmic Carbonを装着されていますが、リムの部分にエグザリット加工がなされています。ブレーキ音が「布が擦れるような」音で、コントローラブルかつブレーキタッチが大変いいです。制動力もあります。専用パッドの位置が悪いと、ディスクブレーキのようなキーキー音が鳴るみたいですが、Mさんのセッティングは快調そのもの。

ボトルの工具を除いた状態で8.0kgとのことですが、かなりレーシーな感じで、私のSCOTT ADDICTに乗り心地とペダリング時の反発を加えた感じです。試乗程度なので、速度は上げていないものの、20km/h後半から、ホイールのエアロ効果を存分に感じられるらしいです。私のADDICTに装着したICANホイールだと、エアロ効果が効いているのかいないのか、今一つよくわかりませんが…。

XPEDOのSPDペダル チタンシャフト

XPEDOのSPDペダル チタンシャフト

これは初めて見ました。XPEDOのSPDペダル。チタンシャフトでかなり軽いようです。こういう珍しいもの、よく見つけてこられますよね。かなり軽そうです。

実はこのあと、Mさんから非常にすばらしいものをご提供いただきました。それはADDICT号で悩んでいた部分にすごく効くものです!

近日中にADDICT号に装着してご紹介したいと思います。

このあと、Trail-Sさんも到着。久々に小径車でのお出ましでした。

自宅に戻った後、Gemini-Sさんがfi’zi:k用のテールランプをわざわざ届けてくださいました。私も持っていないシルバータイプ。昨年購入した2つのうちの1つがすでに壊れているようなので、助かりました! ありがとうございました!

なんか、いろいろとみなさんにご提供いただいて、私のバイクが成り立ってきております。感謝!

さて、今日の体重はついに65kgを切り、64.9kg。直前に600ccほどの水分を摂っているので、まあ妥当なところだと思います。

65kgは計画上は10月末に達成予定だったので、少し前倒しになりました。飛び後ろ回し蹴りで、ボクシングのパンチング・バン・テーブルの上を蹴ることができたころの体重、61kgを目指したくなってきましたよ。MTB初体験時の事故で、踏切足の足首を損傷しているので、あの技はもう無理かもしれませんが。

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コメント

コメント一覧 (8件)

  • パッキーンとカーボンハンドルが逝かなくてよかったですね・・。
    そう思うようにしましょう(笑)不幸中の幸いです!

    最近新調したBikeのコンポがSLXだったのですが、私も良い性能だと思います。
    納車後はすぐ交換!と意気込んでいましたが、必要ないかな?と。。
    その分、Gopro HERO7が欲しい今日この頃です。

    • Paraさん。こんばんは!
      カーボンハンドルは無事のようでした。ものすごく硬くて、しなりも感じず、かなり丈夫な印象ですが、フラットハンドルの730mm幅があんなにいいとは!
      シフターはショックでしたよ。あんなかんたんに割れるものなんでしょうか?

      SLXは、あの価格であのスムースさ。少し前に揃えたXTRのセットより全然いい。XTRの利点は重量だけではないかと思いました。
      そのXTRも最新は12速ですから、もっと良くなっているのかもしれませんけど。
      GoPro7、欲しいですね。ブレ補正、どれくらい進歩しているのでしょうか?

  • 昨年、クランク以外を Sram X01 Eagle に替えました。某国から買ったので、国内定価比で半額くらいでしたが、それでも高い!
    シフターのクランプは残念でしたね。たまたまハズレを引いてしまったのかも知れません。ブレーキは Magura MT6 マスターに HC3レバーを付けて、キャリパーを4ポットのものに入れ替えて使ってましたが、いい感じの位置で制動力が低く、ふじてんを走っていると妙に指が疲れたのでやめました。脱シマノを目指していただけに残念です。
    今は XTR キャリパー(BR-M9020)と XT レバー(BL-M8000)で満足です。サーボウェーブも慣れてしまえば楽です。

    2の道は、先日「友の会」で作業をしてきました。関係各所との調整を主要メンバーがやってくれているので、公式に倒木を片付けることが出来ます。輪行+自走で片道2時間ちょいかかりますが、ただ作業だけして走らなくても十分満足です。許可された範囲で好きなだけ木を切れるってのは、非日常的で楽しい作業です。刃が滑って足もちょっと切りましたけど。
    ボランティアなので、毎週のように作業する人もいれば、私のように(遠方であることを口実に)数月に一度みたいな会員もいます。もしご興味があれば連絡ください。

    • まつおさん。こんばんは。Sram X01 Eagleですか! いや、うらやましい限りです。
      シフター、前に970系のXTRを締めたときに、軽量なビスが折れたことはありましたが、クランプ部分が割れるのは初めてでした。おっしゃるように、私の個体が「ハズレ」だった可能性はありますね。

      私のMagura MT6は旧タイプですが、MT8もそうでしたけど、レバーが1回引っかかるポイント、あれはなんなんだろうな、と思います。
      あと、MTシリーズは、音鳴りが気になります。それに引き換え、XTRは静かですね。
      まつおさんも、脱シマノ、目指されていたんですか(苦笑)。私の場合は使い方が悪いのかもしれませんけど。

      > 刃が滑って足もちょっと切りました
      怖い…。大丈夫でしたか?
      最近、西多摩のショップでフレームを買うこともできましたし、今後はボランティア活動も検討しようかな、と考えています。私も車も免許も持っていないので、輪行 + 自走になりますけど(笑)。
      6も、公園なんですけど、まだ整備が追いついていない感じで、かなり荒れてはいましたね。
      ふじてんは過去に、RIZE + magura MT8で走ったことがあると思うのですが、非常に怖かった記憶があります。

      • icofit さん、お疲れ様です。
        私のMagura MT6 Nextは引っかかる感じはないので、そこら辺の設計を変えたのかも知れませんね。なので、最新モデルを使うと少し印象が変わると思います。ただ、制動力は…。
        icofit さんはナカザワジムでフレームを購入されたんですね。ボランティアはまさに、中沢さんが友の会会長やってるんで、色々と話を聞かれたかも知れません。のこぎりで付けた傷はたいしたことなかったのでもうほとんど治りました。活動に際しては保険に加入するので、万が一病院搬送のような事態になっても安心(?)です。幸い、そういう事故は今のところないようです。

        • まつおさん。こんばんは。
          今、NEMESISで使っているMT2がNextタイプですが、確かにこの辺の仕様は変わっていますね。
          実は今日、ひょんな事からXCバイクのネメシスで富士見パノラマを走ることになりました。
          MT2 + フロント160mm、リア140mmローターなので、不安はあったんですが、小学生を交えてペースが抑えられていたためか、十分な効きでした。私の単独走行でも若干不安はありながら必要な制動はできました。音はうるさいけれども…。

          ナカザワジムさんのSNSページに載っていた写真に問合せをし、当初は自分で取りに行く予定でしたけど、台風襲来などで、最終的に送っていただきました。Prophetを組み立てたら、SIX Trailに行きついででも、ご挨拶に伺おうかな、と思っています。ワックスかけていただいてとてもきれいなフレームでしたので。SIX、TWO、SEVENあたりだとギリギリ自走も可能なので、何らかの活動はできるかもしれません。ちょっと考えます。

  • icofit さん、お疲れ様です。
    160/140で富士見ですか!私も何とかMaguraを復活させたいと思ってるんですが、フレームを更新(Stanton Switch9er Ti)にしたことで、ホースが内蔵になって桁外れに面倒くさくなり、当分はシマノで..という状態です。
    Magura は確かにちょっとうるさいですね。私も気になったので、パッドグリスをパッド裏に塗布したら割と良くなりました。最初はお試しでシリコングリスを使いましたが、念のため耐熱性も考え、ニチモリの DB-200(-30°~1000°)にしました。値段はそれなりですが、MTB用途ならまず一生かかっても使い切ることはなさそうです。
    それにしても、6/2/7あたりまで自走ですか!私は鍛え方が足りなすぎて、最寄まで輪行、復路も輪行で寝て帰る、ていう感じです。活動時も力仕事が多かったりするんで、もう走らなくてもいいかな?となったりしてます。ほとんどの人は作業前後に走ってますけどね。
    自走でも、輪行袋あれば疲れても帰りだけ電車も可能ですから、icofit さんみたいに体力のある方なら余裕だと思います。

  • まつおさん、こんばんは。
    ピュアXCバイクなので、リアは140より大きいものは付かないようです。
    パッドグリスは、以前教えてもらって使っていたのがあるんですが、ほとんど消費しないまま固まってしまいました(苦笑)。
    使っているときは確かに、ギョリギョリ音は収まりますね。
    DB-200、探してみます。

    6はよく自走します。2は一度自走して嫌になりましたが、XCバイクならもうちょっと楽だったかも。7はまだ自走したことはないのですが、2が大丈夫だったので、おそらくは行けるのではないかと思います。よく考えたら、往復だけでコトなので、活動にならないかもしれませんね。
    もう少し遠くなると輪行もしますが、輪行自体が体力を使う、いや気を遣うといったほうがいいでしょうか。新宿駅で袋詰めしているところを厳重注意され、警察まで出てきたことがあったので、あれ以来、輪行しなくなったかなあ。
    自走で6くらいなら大丈夫のような気がします。次回、自走で6に行くときには、ナカザワジムさんに初参りさせていただこうかな、と思っています。

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