これは面白い

最後に少し乗っておこうと思った、commençal absolute号。

M山目指すか…と思って外に出た瞬間にすぐ挫折。暑い(笑。ProphetやCarbineならともかく、重いシングルスピードのストリートバイク、absolute号では無理でしょう。

公園猫たちも暑そうでした。

absoluteはシングルスピードなので、こぎ出しはかなり重くなります。いったんスピードが乗ると、まあまあ走れますが、車重がJudgeを彷彿とさせるものですので、やっぱりトレイルまでの自走は大変でしょう。

7月に入りましたが、まだ段差は入れる状態です。今日はハードテールでの段差チャレンジですが、ProphetやCarbineに比べれば衝撃を感じるものの、全く問題はなさそうでした。

粉太郎もそうでしたけど、ハードテールは階段を下りるのがつらいです。まずは、以前Prophet Kさんから借りたcannondale Flash号でも下ったこの階段でウォームアップ。さすがにFlash号ほどのしなやかさはありませんが、逆にフレームの剛性感からか安心感は高かったような気がします。

こちらの急階段は、１回目は速度をコントロールしながら進入したのですが、今まで試したことがあるハードテールの中では一番安定的に下れたと思います。昨年から今年にかけて里山にかなり通っているので、多少バイクコントロールが上手くなっているのかもしれません。フロントフォークも半分くらい、40mm-50mmしかストロークしていないのですが、不安はなかったです。

今日は階段の横の人工河川も、水が流れていました。私がチャレンジする少し前には親子連れがここで遊んでいましたよ。

人がいなくなった15時過ぎに来てみると、人工河川の水も止まっていました。15時くらいで止まるのかも。

15時過ぎの２回目のチャレンジでは調子こいて、フルサスのときのようにスピードを上げてみました。すると、最後のパートではバイクの暴れが強くなり、足が浮いて不安定になったので、もうちょっと長い階段だったら危なかったかも(苦笑。

とにかく、自分でコントロールする楽しさがハードテールにはあります。いろいろな苦い経験から、ハードテールは基本的に敬遠してきましたけど、今日はとにかく、あらゆる面で「面白かった」ですよ。

長いシートポストに変えたので、公園までの往復もさほどきつくはなかったのですが、なによりこのサドル。

座り心地がとても良かったですね。未舗装路のコギも試しているんですけど、このサドルなら問題なしです。

とりあえず、現在の仕様はいい感じになっています。

普段フルサスで走っている場所も「少しだけ」難しくなるので、新鮮で楽しい体験となりました。

練習のあと、公園で休んでいるとGemini-Sさんが到着。

Gemini-SさんのCannondale Jekyll 2 2015です。

このプル型のサスペンション、前にClaymoreにも試乗させていただきましたけど、Prophetなどと比べると「後ろから押される」ような感覚の代わりに、障害物に「引っかからない」感覚が印象に残っています。結果としてスピードが落ちずに加速する感じかな？ とても優れたシステムなんじゃないでしょうか？

あれ ヘッドのロゴが「右寄り」？ そう見えるだけかな？ Leftyだから右に寄せているのかも。

ワンポイントファイブのステアラー。短いステムを付けられます。ハンドルとのクリアランスは抜群で、ステムをさらに短くすることも可能に見えました。

Prophetでこの設定ができれば文句がないのですけど…。

Lefty Supermax 160。最近発表されたJekyll 2018はもうLeftyを採用していないようです。リアサスもプル型から普通のプッシュ型に変更されました。

この動画はJekyll 3ですが、ラインナップにLeftyモデルはなさそうです。

いつかは欲しいと夢見ていたLefty 160。夢は夢として終わってしまうのか…。

まあ、LeftyマシンとしてはProphetを残してあるので、満足ではあるのですけど。

それにしてもなんだか、BB上の隙間、気になって仕方がありません。

気がつくと、absolute号のハンドルの上で遊んでいた２人。無事に帰れましたか？

話は戻りますが、今日の練習の楽しさと緊張感から、やはり実用的なハードテールバイクが欲しくなってきました。Monkey号がいいのは分かっているのですが、最近のトレイルバイクの流行りである、ヘッドチューブが長くて寝ているバイクにも興味があるんですよね。

いずれにしても、absolute号に感謝しつつ、虎視眈々と…。