今日はexfit TVの撮影で、全日本短剣道大会に行ってまいりました。
もともとはexfit TVの「宣材写真」を撮るために導入したCanon EOS 7D Mark II。基本スポーツやフィジカル・パフォーマンスが対象となるので、AFと連写に強いこの機種にしたわけです。
というわけで、今日は本来の使い方をしてきました(笑。
ただ、私がこのカメラを投入するときは室内競技が対象となる場合が多く、シャッタースピードを上げるとかなりの高感度撮影になります。最初は1/1000くらいで撮影していたんですけど、ノイズだけでなく変な色になったりで撮影結果が思わしくなく、途中で1/200-640くらいに切り替えました。1/200-1/300くらいでは、被写体ブレがひどくて、これはこれで使えなかったんですけど…。
なんといっても短剣道。この競技は武器が短いこともあるのか、カラダの動き自体が非常にスピーディです。このような競技の撮影も前提に業務用機材を揃えるなら、本体だけでなく、レンズをきちんと考えねばなりませんね。
さて、あともう一つ。
キングダムノートさんの中古商品で前から探していた筆記具を見つけて、安かったので購入しました。相当古い商品なんですが、このような箱に入ってくるとちょっと嬉しいかも。
iPhone 7で撮影したらフラッシュが焚かれて悲惨ですが、とりあえずご紹介します。Montblanc #220SPです。
#220系は実は3本目です。このシリーズはペン軸が非常に軽い樹脂製です。
一番上が、2011年頃に某オークションの専門店で買ったものだと思います。初めての吸入式万年筆で新鮮でした。一番気に入ったペン先だったんですが、インクボトルをほとんど使わないままその役割を終えることになりました。中央から折れたのです。
もともと少し曲がっているとは思っていたのですが、折れたあとを見てみると明らかな補修痕がありました。販売者がプロなら気づかないわけはなく、隠して出品したものと思われます。
次に見つけたのがまん中の個体。こちらはカートリッジ/コンバータ両用タイプです。一番長く使ったので、ペン軸が黒っぽくなっていますね。この個体はペンキャップが割れていることを承知で買ったのですが、インクがすぐ乾くため、一番上のキャップと取り替えて使っていました。
でも、このキャップにも補修痕があり、昨年割れて中央部のゴールドのリンクが外れてしまいました。瞬間接着剤でしのいだりしたものの、今後の開け閉めに耐えられないと思われ、お蔵入りしていました。
そして探して見つけたのが今回の個体です。
上が昨年の前半まで使っていたもの。下が今回の#220SP。SP、と付くことでタイプが違うのか、同じEF(極細)なのにペン先の形状が微妙に違います。
むしろ、最初の吸入式のほうと形状が似ていました。
当初、新しい#220SPのほうで「手書きブログ」を書いてみるつもりでしたが、どうも#220SPはインクフローの途切れが多いのです。現在メインで使っているWatermanの万年筆もなじむまではそうでしたけど、もうちょっと慣らす必要があるのでしょうか…。なので、途中で手書きブログを諦めました。現在、ペン先のみ、一つ前に買った#220に変更して使ってみています。
キングダムノートさんの説明文によれば、#220SPのペン先には微妙な歪みがあるそうであり、多分それが価格が低く抑えられていた理由だと思います。そのせいもあるかもしれません。
#220SPのペン先は、一つ前に買った#220と比べると、若干Watermanに似た感触もあるんですよね。
なじむまで、無理にでも#220SPのペン先を使ってみようかな…?
ちなみになぜWatermanがあるのに#220SPかというと、同じEFでも微妙にMontblancのほうが細いのです。この太さは手帳に最適なので、一生懸命探していたわけなのです。
いつかこの万年筆で手書きブログを実現してみますね。