ロードの輪行なんて、何年ぶりだったか。たぶん、1994年の夏に、妻と私の生まれ故郷、種子島にMiyata AlfrexとDioss号を持って行ったとき以来なので、17年ぶりでしょうか。
福生南公園で、今回のライドに誘ってくださったHさん、ご友人のSさんと待ち合わせして、多摩川サイクリングロードから奥多摩湖まで向かいました。
私以外、Cannondaleです。
私は自宅から最寄り駅までと、福生駅から出発点となる公園まで、自走をしたので多少ウォームアップが出来ていると思っていたのですが…。最初の多摩サイでは前のお二人について行けない…。多摩サイは私のイメージより狭く、また歩行者も多いため、リズムをとるのが難しかったこともあると思います。
多摩サイから出たあとは徐々に楽になってきて、調子が出てきました。ウォームアップが済んでようやくエンジンがかかってきた感じでした。
紅葉もいい感じでしたね。
片道35km以上あると思われるこのコース、登りはじめはまだきつかったのでもっと苦戦すると思ったのですが、いったん調子が上がり始めたら思ったより足が回りました。最後尾から付いていったので気楽に走れたこともあると思います。それで、楽しく上れて、あまり辛かった印象がないのでしょうね。ただトンネルだけは怖かったですね。Hさんだけは信じられないスピードで上がっていくのですぐに姿が見えなくなってしまいます。
Hさんが走ったコースと私たちが走ったコースが違ったので、ゴール地点が若干変わってしまいました。最後には周辺案内図の前で落ち合えましたけど。
ここで少し休憩したあと、奥多摩湖の周りをかるく走ってみることに。1/4周走ることになりました(実は私とSさんは先走ってすでに1/5周程度走っていたのですけど)。途中工事が多くて片側通行ばかりでした。
下りの前半は私が一番前を走りました。これまでロードバイクの良さというのがいまいちよく分かっていなかったのですが、この下りは爽快ですね。これをやるために今日は上ったんじゃないかと思いました。ちょっと怖いと思ったのは、Focus Cayo号の前後ブレーキが効かない、あるいは制御が難しいこと。Scott CR1 Teamについていた105はこんなことはありませんでした。これは105に変更した方がいいかもしれませんね。できればクランクも…。
反面、シートポストとサドルをカーボンにしたのは正解でした。かなり楽になりましたよ。特に私はレーパンをはかないのでここは重要です。ただ、Hさんのペダリングを見て、自分のペダリングの効率を上げるためには、レーパンもありかな、とちょっと思っています。脚のサポートはCW-Xでも良かったんですが、ペダリングに特化したレーパンはその効率だけでなく、股の痛みの低減にも役立つでしょう。
また、ロードに乗る機会があるようなら考えます。MTBだと今のところ長距離乗らないし、あまりペダリングを頑張らないのでCW-Xで十分な感じです。
今回、水分補給で非常にいいと思ったのがCAMEL BAKです。背中に余計な荷物を背負う必要はありますが、水分補給を 迅速かつこまめにできるのがいいですね。とりあえず100kmくらいだとそんなに負担を感じなかったので、ふじのくにもこれで行こうかと思っています。2.0リットルでもかなり余りました。今回ボトルと両方持ちましたけど、CAMEL BAKのほうを少し減らせば、より負担が減りそうです。
少し遅くなりましたけど、スタート地点に戻ったあと、福生南公園の近くの酒蔵レストランで食事。これはおいしかったですね!
妻へのお土産に、二段階発酵の「多摩の恵」という地ビールを買いました。
そのあと、Hさん、Sさんとお別れし、帰途につきました。
…ここからが、最悪。全部自分のせいなんですけど。
まず、福生南公園から福生駅に戻るのに道を間違え、福生駅を大きく通りすぎてしまいました。さらに、福生駅から反対方向の電車に乗ってしまいました。数駅乗って、違う方向であることに気づいたという…。
で、乗り換え。ここで大きく時間をロス。
荻窪で下りるか、中野駅で下りるか迷ったのですが、中野駅に決定。私の前に座っていた若い女の子集団の会話があまりにもおもしろくて、もうちょっと聞いていたかったからです(笑。
さらに、中野駅で下りてみると、雨天じゃあないですか! 佳代にとっては初めての雨天走行になりました。
で、ここでもミス。南下しなければならないところを北上しているではないですか。さすがに自分の馬鹿さ加減にイライラ。何度も輪行で使っている駅なのに。なんで逆さに乗ったり走ったりするのか。昨年のダウンヒルマラソンの帰り道も思い出しました。雨天。反対側に向かって数キロの走行。まったく同じです。私の脳のどこかに異常があるのではないかと疑ってしまいます。
さらに、南下に方向転換したのですが、何度も迷って、知っている道に出られない。自分の方向感覚の悪さと判断の悪さにまた閉口。荻窪で下りていればまず迷うことはなかったのに…。
でも、オバカな自分でも今日はほめてやりたい。
今日のトータルの走行距離は109.10kmでした。前輪周囲径をメジャーで測定しているので、精度はかなり高いと思います。私のこれまでの1日当たりの最長距離は2004-2005年頃の75km(Bianchi ML3, Cannondale Jekyll, Cannondale Prophetなどで、ほぼ同じ距離を走りました)が最高だったので、6年の歳月を経て一気に30km以上も距離を伸ばしたことになります。意外に走れるものです。
昨日後ろ蹴りで痛めたハムストリングスの痛みはいま、かなり強くなっていますし、また頸の後ろ側から上背部について、かなり痛みがあります。フォームが悪い、ポジションが合っていない、いろいろな要素があると思います。反省材料としたいと思います。
今回の走行は走行距離89kmのふじのくにでもやれるだろうという自信につながりました。Hさん、Sさん、本当にありがとうございました。
…ふじのくにマラソンのほうは、水、トイレの問題、スタッフの教育度などの問題で評価が低かったようですが、サイクリングはどうでしょう?
コメント
コメント一覧 (4件)
100km突破サイク、お疲れ様です。(天気も良かったようで、何よりでした)
ご友人と一緒だと、けっこうイケちゃうものなんですねぇ・・・。
しかし、レーパン無しで100kmとは・・・もしかして、尻に鉄板入ってます?(苦笑。
私など、ポジションがラクなMTB、しかもたった30km程度でジワ〜っと痛くなる昨今ですよ?
やはり、毎日ライドすればお尻も鍛えられるって事ですね・・ふむふむ・・(妙に納得。
方向音痴は当方も同じですので、自分に腹が立つ理由はよく分かりますよ(苦笑。
あれ、ナゼでしょうね? 連れに同じ人間とは思えないほど
地理に明るいヤツも居るんですけどね。
個人的には、脳内GPS受信機があると思ってますが・・・空間認識力が違いすぎる? のかな。
ともあれ、いい一日を過ごされたようで何よりでした。(ちと羨まし…)
sadaさん。こんにちは。
今更ですが、100km/日、突破しました! 50km以上走るのが、おそらく2009年以来じゃなかったかと思います。
一人だときついですけど、引っ張ってもらうと、いつの間にか終わってしまった、という感じでしょうか。
レーパンは、MTBだと100km以上は厳しかったかもしれませんね。ロードはかなり前傾になるので、あまり股には負担がかからなかったような気がします。CW-Xでも股関節や膝は適度にサポートされるので、今のところは十分かなという感じでしたね。
でも、今回のをこれから何回もやっていくのであれば、レーパンもひとつ用意しようかとは考えています。自転車から下りた後、怪しい表現ですけど股が膨張するような(?)へんな感じがありましたからw。
方向音痴はいい加減嫌になりますね(苦笑。今回は幾つの判断ミスが重なったのかな? もっと早く帰ることができたはずなのに。
今日は全身筋肉痛ですよ(笑。本番までに完全回復してくれるといいのですが…。2009年のエンデュランス+Vertexでは失敗しましたけど、軽くカーボローディングを試みようかと思います。
おつかれさまでした
すてきな紅葉に染まった路を駆けてこられたのですね、迷子の話も爆笑・・ちが、楽しく読ませて頂きました
ふじのくにマラソンのコトを調べてみましたが “もぬすごい”状況だったようですね、参加されるサイクリングのほうは無事に?楽しまれるよう、万全の装備で駆けてこられてください(・・・・ドキドキ
赤が好きさん。こんばんは。
登りでへとへとになるのかと思いましたが、速度が遅くて下りのような緊張感がないので、意外に紅葉を楽しむことができました。
たまにはこういう走り方もいいのかと思いました。
ふじのくには一緒に参加する人から「マラソンの評価が…」という情報をもらって知ったのですが、少し心配になりました。
ただ、水分は自分で用意し給水には頼らないので、今回の山登りの状況を考えれば水漏れでもない限り大丈夫ではないかと思っています。
あとは突然腹を壊したときのトイレですかね…。