Lapierre Spicy 216 公園デビュー

ここで再三紹介させていただいた”SAKI KUBOTA FAREWELL CONCERT 1984.11.26 DISC 1 / DISC 2″ですが、無事に企画が成立しまして、12/20(月)発売となりました。1日早い本日到着しまして、今それを聴きながらこのエントリを書いています。

SAKI KUBOTA FAREWELL CONCERT 1984.11.26

SAKI KUBOTA FAREWELL CONCERT 1984.11.26

DVDのほうは以前申し込んで同様に入手済みなんですけど、そこには収録されていなかった楽曲、トークも収録されていて、ファンにとってはたまらない1枚(2枚か)に仕上がっています。引退コンサートということで、久保田早紀さんから久保田小百合さん(その後久米小百合さんになります)に戻ろうとするその時の心情などがよく現れています。私自身転機を迎えた2010年でしたが、26年も前の久保田早紀さんのトークに勇気づけられました。久米小百合さんは商業音楽は引退されましたけど、その後も独自の音楽活動を続けられ、3枚のCDを出されています。今年は「天使のパン くめさゆり・さんびか集」も出されていますし、ニュージャージー州で行われたエイズ・チャリティーコンサートでは深みを増した「異邦人」を披露されています。久保田早紀時代はボーカルテクニックはものすごいものがあると思います。反面、どこかはかないというか、無機質な感じもしました(まあ、そこが好きなんですが)。でも、久米小百合さんになってからはそこに暖かさが加わっている印象があります。

私も45歳なので、これから本当にやりたいことを模索していきたいと考えます。今更ですけど(笑。

さて、今日は一通りパーツの置換が終わったLapierre Spicy号を公園でデビューさせました。舗装路については、昨日自宅周辺を試し乗りしたのと同じ感じで、タイヤが路面にくっついては離れるようなイメージで少し重いです。これは、私のバイクで最もコギが軽いと思われるCannondale Prophet号でも同じ印象ですので、Maxxis High Roller 2.35 UST Super Tackyの特質なんだと思います。これはそのうちContinental Rubber Queen 2.2のUST版に変更しようかと考えています。完成車についていたRubber Queenのチューブド版がコギが軽く、好印象だったのです。

初めて乗るバイクなので、最初は緊張感がありますが、乗ってみたら驚きでした。

一番緊張感が高まるこの通路も

一番緊張感が高まるこの通路も

私が走行している中では一番緊張感がある下りの通路ですが、なんか普通の、ただ斜度が強いだけの斜面のように下りることができてしまいました。リアがものすごくしっとりしていて、安定しているのです。実力は変わっていないのですが、上手になったような(苦笑。入門機とはいえ、これが2010年バイクの実力でしょうか? (あ、2008年とフレーム形状は変わっていないか…)

コントローラブルです

コントローラブルです

衝撃も吸収するし、停まりたいところで停まるし

衝撃も吸収するし、止まりたいところで止まるし

これらの斜面を斜めに、オフキャンバーを曲がるように下りてみたときに一度転倒しそうになりましたけど、車体自体は安定しているので山側で一度地面を蹴ることで安定を回復しました。本当にコントロールしやすいと思います。この斜面ではいろいろなバイクを試してみましたけど、Spicyくんは次元が違う感じです。

バイクを高く持ち上げて地面に落とすと、Prophet号もRansom号も跳ねますが、Spicy号は全く跳ねません。途中でTさんも合流して、彼のSpecialized S-Works Enduro号と交換して試したりしましたが、それぞれに特色があります。S-Works Enduro号は乗った感じがProphet並みに軽い上、フロント・サスペンションの動きが非常にいい感じです。初動のフリクションを全くといっていいほど感じません。

私のSpicy号はフロントはリバウンドもコンプレッション側も抵抗を感じる感じで、微妙に段差への反応が遅れる感じがあります。一度ゆっくり急斜面を下りているときに、前輪が根っこをスムースに超えずに引っかかってちょっとヒヤッとしたことがありました。フロントサスがダブルクラウンフォーク並みに重いので、やはり交換したくなりますね。でも、慣れればこの周辺で遊ぶ分には全く問題がなさそうなスペックではあると思います。

ただ、リア周りは本当にいい感じです。ライダーがミスってもバイクが全部フォローしてくれる感じでしょうか? 多分里山とか常設コースは非常に楽になると思いますが、反面これに慣れてしまうと技能的に低下してしまうかもしれませんね。やはりProphet号をオーバーホールしていつでも乗れるようにしておき、時々技術的なリセットを行わないと。それくらいSpicy号は楽なバイクです! 反面、ショップのスタッフの方がおっしゃっていたように、Prophetのようにスパスパ切れるような走りをする感じではなく、レーシーな感じではないのかもしれませんが。でも、DHマラソンのような、下りが中心で高速レーンも多く、ときに急斜度の登りがあるようなレースでは性能を発揮できるような気がします。

今シーズンは終わってしまいましたが、富士見パノラマのCコースで試してみたい!

今日は、サスのセッティングを換えながら、Tさんと階段の下りを何度も試しました。Tさんが乗っているところをムービーにしてみました。

やはりTさんのS-Works Enduroにインストールされた FOX RACING SHOX 32 FLORT RLC FIT 2011のスムースさは素晴らしい感じですね。私もこの階段で乗せていただきましたが、非常にスムースです。Spicy号も次はFOX 2011 or 2012に換えたいです!

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あ、これもやってみたいのです。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (4件)

  • 物凄く良さそうですね。所謂、猫足ってやつですね。

    FOX2011の動きスムースですね、これだけ奇麗に動くなら、導入したくなるのも、頷けます。

    ホイールも見た目も軽い感じで、欧州テイスト感がいっぱいに感じられますね。

  • 弐の槍さん。こんにちは。

    > 猫足
    ナルホド! ぴったりな表現かも。
    空手の立ち方に猫足立ちというのがありますが、安定しているけど軽く反応できる、そんな面も共通している気がします。

    > FOX2011
    あれはすごいですね。上から少し押しただけで沈み始めますが、簡単には底付きしません。いつも40 – 50mm位残して作動しているように見えます。
    ですが、階段で跳び過ぎたとき、前輪が落ちたときには残り10mmまでストロークしたとTさんが言ってました。
    きちんと働いてくれるフォークなんですね。
    ↑の階段で、私のLapierreのフォーククラウン部分が上下するのに対して、リバウンド設定を早くしたEnduro号のそれは一定の高さで波打っている程度にしか見えないのがすごいと思います。

    > ホイール
    たしかに欧州テイスト感いっぱいになったかもしれません。
    Tさんのバイクに付いているIODINEと迷ったんですけど、こっちになりました。

  • こんばんは。
    Spicyくん良い仕事してますね。ミスってもSpicyくんがフォローしてくれるなんてすばらしいじゃないですか。
    FOX RACING SHOXへの換装したら大化けしますよ。費用もすごそうですが・・・Verアップ楽しみにしています。

  • Paraさん。こんばんは!

    Spicyくんは私のようにテクニック不足でもかなり楽しませてくれるバイクだと思います。
    ただ、Prophetに交代で乗ると、やはりその加速と素直さには勝てないなあ、とも。
    Prophetはやはりベアリングっぽいですねー。オーバーホールで異音はしなくなりそうな気もします。
    軽いから、輪行で行く場合はやはりProphetさんでしょうね。

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