Ransom/Vertex

もう16日になってしまいましたが、終戦から65年が経ちました。毎年この時期になるとTVでは戦争の特集が組まれますが、今年は対馬丸の乗組員だった方のインタビューを見て、胸が締め付けられました。

終戦を迎えたとき父はまだ4歳だったらしいですが、空爆を受けた経験はあるようです。父は福岡在住でしたが、すぐ近くの長崎には原爆も投下されました。ほんのわずか65年前には日本はそういう状況下にあったのです。

戦没者のみなさまのご冥福をお祈りするとともに、世界平和の実現に向けて私たちが今できることを模索して行きたいと思います。

さて。やり残したRansom号の微妙なガタを取らなければなりません。

阿佐ヶ谷のフレンド商会さんへ出かけて、カーボンコラム20mm x 1, 5mm x 1, Mavic チューブレスバルブ x 2, サイクロコンピュータを購入しました。コラムとサイコンはRansom用、チューブレスバルブはVertex用です。

Ransom号のハンドル位置は5mmほど高くなりましたが、きっちりガタが取れ、乗れる状態になりました。

ちょっと首が長くなりました。

ちょっと首が長くなりました。

コラムはそんなに高価なものではないので、10mm x 2を買ってきて、下10mm + 5mm, 上10mmという感じで若干下げるかもしれません。まあ、今まで使っていたアルミコラムを使ってもいいですが。

SCOTT RANSOM + FOX FORX 36 VAN R

SCOTT RANSOM + FOX FORX 36 VAN R

この角度から見るのが一番好きかな

この角度から見るのが一番好きかな

この角度から見ると、フォーク周りに安心感がありますね。デザインはAM4も素晴らしいのですが、やはりこっちのほうがバランスがいいです。

買ってきたサイコンを付けるためにタイヤ周長を測ろうかと思いましたが…。臭い。昨日踏んだヤツが。木の枝を使って落としはしたのですが、それが乾いて、母の実家にあった豚小屋っぽい香りがしてきます(泣。

とりあえずサイコンの取り付けはやめました。もう少しニオイが取れたら、しっかり洗って、それから周長を測って取り付けることにします。

さて、この仕様で、プチ・シェイクダウンです。

仮想「登山道」への入り口

仮想「登山道」への入り口

この左側に仮想登山道というか、急斜度の細い根っこの段々があります。今回はここに突入してみたのですが、アプローチからちょっとフォークが跳ねる感じがありました。しまった。リバウンドを調整しておくのを忘れていたんですね。段差ではなく、右側の壁を走るような感じになって、最後は下に飛び降りるしかなくなりました。「こりゃ転倒するか?」と思いましたが、Ransom号はこともなげに「すとん」と落ちて綺麗に止まってくれました。反対側の川岸を歩いていた人がビックリしてこちらを見ていましたけど、ホント、転倒しなくて良かったぁ…。

フォークの動きは非常にスムースですね。ただ、フォークの伸び側がLefty Maxと比べてかなりパワーがあったので、低速でテクニカルな場所を下りる場合には、もうちょっとリバウンドダンパーを効かしておかないと怖いなあ、と思いました。ダンパーをプラス側に2クリックほど回して、いつもの崖に向かいますが…。

臭い。猫の落とし物の乾きかけたようなニオイがあちこちから。ここを走るから踏むんですね。急激に猫が増えている感じがするもんな…。ここでの走行はあきらめ、階段の高速走行を試します。

高速に走り抜けます

高速に走り抜けます

ここは…。36 VAN Rの剛性と伸縮のスムースさによる安定感、操作性はAM4とは次元が違います。これでRansom号も本来の性能を発揮できそうだなあ。嬉しいですよ。

少し休憩

少し休憩

休憩ポイントで写真を取りましたが、遠目に見たときに特に、ジオメトリの変化と見た目のバランスが良くなったように感じます。

最後にジャンプ台。

入り口の木にセミの抜け殻が

入り口の木にセミの抜け殻が

木にこんなセミの抜け殻がありました。そういえば、数年前に子供たちと一緒に来たときに、彼らがちょうど脱皮する瞬間のセミを見つけたことがありました。崖の下でした。そのときは携帯カメラしか持っていなくて、あまり綺麗には撮れませんでしたが、あの写真はどこにいったのだろう…?

今日はいつもより加速して高くジャンプできたと思いますが、着地が格段にイイ。否、着地がいいから高く飛べたといえます。さすがは36 VANです。160mmと余裕があるので、Lefty Maxよりもふわっと感がありました。イイ。

こんなプチ・シェイクダウンだったので、気を良くして帰りました。しかしその帰り道、やっぱりまた落とし物をどこかで踏んでました(泣。ホント、踏み率100%です。常に前を見て気をつけて走ったし、変なところには進入していないのですがね…。昨日はタイヤの中心で3箇所ほど踏んでいたのに対し、今日は前輪の左半分に1箇所だったので掃除は楽でしたが、気に入らんなあ。

今日は妻と次男が帰省先から帰ってきたので、彼らが寝たあと、こっそりRocky Mountain Vertex号のチューブレス化を図ります。Roval Controle SL XC DiscにMavicの…。あれ? Mavic? 合いませんねぇ(苦笑。チューブレスってUST以外に独自規格があるんでしょうか…。

無理矢理装着して、Mibroも無理矢理装着して、空気を入れてみましたが、抜けます。当たり前だと思います。たぶん、Roval用のバルブをSpecializedショップあたりから買わないとダメでしょう。

Mibroもはめたのはいいのですが外せずに、ウイングヒルズ白鳥の参加賞でいただいたタイヤレバーを早速使ってしまいました。本当はMibroにタイヤレバーを使ってはいけないのですがね…。MibroはProphetに装着中のものが消耗したら交換出来ますけど、タイヤレバーを使った部分がちょっと心配。

それにしてもRoval Controle SL XC、極端に軽い。本当にピュアレーシングホイールなんでしょうね。Mavicほど剛性はなくて、剛性が高いVertex号のフレームにはちょうどいい弾力かも。

Vertex、チューブレス化したかったな…。そうしたら、Ransom号からJoplinを借りて、里山にも行けたのに。

Ransom号とVertex号で明暗が分かれた日でした。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 36 VAN、山が更に楽しくなりそうでいいですね。

    時折思うんですが、FOXのLogoってカラー関係無く
    ブルー使ってる事が多いのでコーディネートの際に
    ちょっと浮いてしまう事があるんですよね。。

    シールだけ他のモデルの黒だけとか白だけのLogo
    のシールって売って貰えるといいんですけどね。

    そういえば、チューブレス用のタイヤレバーっていうのも
    出てましたね。。結構高かった気がしますが。。

  • hw875@四角四面さん。こんばんは。

    36 VAN、スムースで懐が深いですね。

    > カラー関係無くブルー使ってる事が多いので
    そういえば、そうですね!
    2011もポップな感じですが、既存のバイクに合わせるのは結構苦労しそうです。
    あ、でも、私は無頓着でした(笑。

    > チューブレス用のタイヤレバー
    おおっ。そうですか!
    結局どうしても素手では無理な場合もあり、かえってリムサイドでビード周辺を傷つけたりすることもあるので、素直にタイヤレバーを使ったほうがいいような気がします。
    高いですか…。でも揃えておきたいと思います。
    Rovalのチューブレスバルブは専用品で売っているみたいですね。
    Specializedのコンセプトストアに売っているのでしょうか?
    一度行ってみようと思います。

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