マクロでみたら微々たることだ

乗るバイクがRansom号、Prophet号と固定化されてきましたので、自宅内のバイク仕分けを続けています。Chase号はなぜかまだ手元にあり(苦笑)、再度審判を仰いでいます。そして、今日はRize号を清掃しました。このバイクも仕分け対象に決めたからです。いや、実際には決め切れていないのかもしれませんが…。

Judge, Vertexは専門性の高いバイクで、常設コースやレースを考えたときにまた絶対に欲しくなることが分かっているので、今回は手を付けません。AM車は里山遊びのほか、ダウンヒルマラソンのようなレースにも向いていますが、用途が完全にかぶるProphet号とRize号のどちらを駆り出すかといえば、現構成ではより性能の高いProphet号のほうを選ぶことになります。Rize号にLefty Max Carbon + Mavic Crossmax ST + Magura Marta SLを移せば、また違った評価になった可能性が高いのですが…。

cannondale Rize号

cannondale Rize号 (GF1)

今回、モジュラーケージEXボトルケージを外しているので、非常にスッキリした外観になっていて、よりカッコ良く見えてしまいます。Prophet号と比べて「見た目」のcannondaleらしさには欠けますが、トップチューブ下にはヘッドチューブ側/シートチューブ側両方にガセットが入っていて、剛性や強度の設計も抜かりがないものになっています。Prophet MXには入っていたガセットも、私のProphet号にはないので、ちょっとうらやましい気もします。うーん、こんなに未練たらたらで手放せるのだろうか…。2008年に「仕分け」したRansom号も今年になって改めて手に入れているし。

いろんな準備をしていたらもう遅い時間になってしまいました。オフィスに向かうのをやめて、Rize号のお兄さん、Prophet号でポタリングに出ます。

cannondale Prophet号

cannondale Prophet号 (CX1)

今日はRICOH CX1を持って行きましたが、相変わらず淡泊な色合いです。

さて、↑は平らなところからいきなり落っこちる場所。

下までずっと続きます

下までずっと続きます(IXY Digital)

こちらはIXYで撮った映像ですが、落っこちてからずっと下の方まで斜面が続きます。本当は画面左側のほうに向かってオフキャンバー・ターンをしたいんですけど、逆ハンのまま下まで滑ってしまいます。ここはジェットコースターがいきなり落ちるあの感触を一瞬ですが味わえるので、最近楽しくなってきました。

小休憩

小休憩(CX1)

小休憩したあと、生き字引おじさんがいる公園に登り、階段を下ります。やはりリアの振動はRansom号より強い感じですが、フロントはLefty Max SPV+を装着するProphet号のほうが優しいです。

撮影時にモノクロモードで

撮影時にモノクロモードで(IXY Digital)

路地裏経由で帰りましたが、そういえば日曜日に生き字引のおじさんから「路地はもともと水路があった場所ですよ」と聞いたことを思い出しました。そんなことを考えながら走ってみると、確かに道の下側から水が流れる音が聞こえてきました。私たちは長い歴史の末端で生きているのだなとしみじみ感じた次第です。毎日思い悩んで生きていますが、大きな視点から見たらそんなの、微々たることなんでしょう。頑張ろう。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (4件)

  • 4枚目の写真がイイですね、旧世紀な昭和風のお店をバックに佇んでいる
    いかにも新世紀っぽい Carbon Lefty装着の cannondale MTBがステキです

    >Chase号はなぜかまだ手元にあり(苦笑)
    閲覧をしつつ「おぉ!アーロン・チェイス号!!」と、小さなサムネイルを
    クリックして「おろ??」ってなりました、よいオーナーに貰ますようにです

    Rize系は 3年目でしょうか、生産拠点も海外に移りますし、そろそろ All Ne・・(ry

    “浮いている” 系の dw☆Linkや FPPもありますし、もしかしちゃうと
    Rize号の 2号機降臨ッ!なんてコトも、またあるのかもしれないですね

    >私たちは長い歴史の末端で生きている
    照葉樹原生林の林道ポタリングなどで、今は廃墟になった学校と建物の跡や
    私の年齢よりも、遥かに長い時を経ている森林鉄道の赤錆びているレールを
    みると時の移ろいを感じます、それらもいつかは自然に還るのでしょうね(照笑

  • 赤が好きさん。さっそくありがとうございます。

    > 4枚目の写真
    たまたま、IXYのフィルタを試してみたわけですが、今日感じた時間の流れにぴったり合う写真になったかな、と載せてみました(照。

    > アーロン・チェイス号
    フレームを手に入れるまで欲しくてたまらなかった車種なんですが、いざ乗ってみたらあまり合わなかったというか…。
    前の仕様のときも私はあまり乗らなかったし、新しい仕様にしてもほとんど乗っていません。
    新しいオーナーにガンガン乗っていただければと思っています。

    > Rize号
    スルドイ! 私も2号機もしくは数年後に後継機はあるかな、と思っています。
    dw☆LinkのTurner 5 Spotあたりは今でも興味があるんですけど、当初はフレームだけ売って、残りのパーツをコレに、なんて考えたりもしました…。
    あ、それもいいなあ。フレーム以外は取っておいて、仕事が軌道に乗ったら改めて。

    > 廃墟になった学校と建物の跡 …
    そうですねー。もちろん、自然系の歴史にも興味がありますが、赤が好きさんが挙げられた廃墟とか、建物の跡とか、人間が刻んできた歴史のほうにより興味があります。
    今は使われていないけど、過去にはたしかに使われていたもので、今の私たちにつながっているモノ。
    人は進歩しているのだと思いたいです。そして私たちも進歩して、役割を終え、後生に踏み越えられていく。
    うーん。ちっとジジくさいかな?(苦笑

  • そうですか・・いよいよ仕分けが・・あ、こんばんは〜です。
    フレームだけだと売りやすいし、梱包も楽なので・・あ、私もそれで売ろうかな?(何を?)
    あ・・しかし、いろいろ考えちゃいますね〜。台数があると、仕方が無いかも。
    RIZE号、確かに良くできているし走りも好きなんですが、
    今ひとつエロっぽさが無いと言うのか(失礼!)。
    何となくcannondale family っぽさが欠けているようにも見えちゃいますね。
    コレ言うと怒られそうですが、どれか一台残す・・となったら、
    RIZE号は外れる可能性、大ですよ・・。(沈

    赤が好きさんも言われるように、最後のモノクロはいいですね。
    その上、下から2枚目の写真に写っている《武蔵野・・》に、関西ではない趣きを感じますよ。

  • sadaさん。こんばんは。

    > フレームだけ
    梱包・輸送は確かに楽になりますね。
    でも、間を置かないで新たな散財を招いてしまいそうで(苦笑。
    今日もChase号がなかなか出て行ってくれないので、奥さんから怒られましたよ…。
    きちんと仕分けしないと、ですね。

    > コレ言うと怒られそうですが、どれか一台残す・・となったら、
    > RIZE号は外れる可能性、大ですよ・・。(沈
    いやあ。私はすでに外してしまいましたので(目にするとどうしても揺らぎますが)。気持ちは分かります。
    すごく優等生でしたね。AM車の進歩にビックリしました。
    でも、Prophet号とは違うんですよ。Prophet号はLoverに近いのに対し、Rize号とは「知人」の域を出なかった印象があります。

    > 武蔵野
    ここの自動販売機が100円なので、ほぼ毎日立ち寄っています。
    この中に釣り堀がありますが、まだ入ったことがない…。
    関西といえば生野区に住んだときは、「おおっ! じゃりんこチエ!」って思いましたが、今思えばあの雰囲気も忘れられないです。
    あの当時MTBに興味があれば自走で近くの山に行ったんですけど…。当時はクロモリのロード(スポルティーフ改変)でときどきですけど難波まで通っていました。

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