奇蹟のブルース・リー展の影響を受け気持ちがソリッドになっていたので、今日は久々にオブジェ状態と化しているRocky Mountain Vertex RSL号を稼働させました。ハンドルをライザーバーに換装してから初めてのライドですよ。
自宅玄関に置いてあるので毎日見てはいるのですが、野外で見るのは久々です。土手にも寄りましたが、やっぱり怖いので今日も景色を眺めただけでした。
見た目もだいぶ印象が変わります。私は見た目だけで言えば、下り系の楽しみ方が中心だったこともあって、フラットバーよりライザーバーのほうが好きです。ピュアXCという感じではなくなりました。
このハンドルバーは、今はなき新宿のワイズ・マニアック館で購入したFSA K-Force XCライザーバーで、幅は630mm。実測170gと、陳列棚に並んでいたもので最も軽く、幅も狭めだったので、町中での走りやすさを考えてこれを選び、Prophet号に取り付けていました。
しかし、このバーはやたら硬いのです。最初、ProphetのハンドルをFSAのAlloy製から交換したときに、「このカーボンはアルミより硬くない?」って思ったのですが、改めて使ってみるとやっぱり硬くて、振動吸収性もRize号のTrigonやProphetのEaston製と比べると低いような…。特に、ストロークが短くて硬く設定しているXCバイクだとその硬さもひときわ感じます。
ローライズで握り幅が広がったこともあって、思ったほどは近くもならないし、上体は起き上がりませんけど、胸は広がり余裕が生まれます。また、未舗装路では操作性は確実に上がった気がしました。
ただ、ProphetやRizeのようなAM車とは異なり前傾が強いため、思ったより上腕三頭筋に力が入りやすいですし、その割には押さえが効かない感じがあります。強く漕ぐセクションでも、十分なペダリングになっていないような気がしますね。今の設定だとVertex号らしい走りになっていないかも。
このバイクに関しては、換装前のフラットバーのほうが振動吸収性も高くて、ペダリングに適したポジションも取れる感じなので、フラットバーに戻すかもしれません。
しかし、久々にFormula ORO K24を握りましたが、これはやっぱりいいです。最近、Rize号のHayes Stroker Rydeを使う機会が多かったのですが、Formula OROのほうがよりコントローラブルで、好みに合いますね。
S山自然林とかに来ると、風景的にはちょっとした里山気分になれますが、やっぱり本当の山を走りたいです。いったんいろんなことを落ち着けて、出かけてみようと思いました。
コメント
コメント一覧 (4件)
こんばんはです
奇しくも同じくライザーバーの日記だったのに驚きました
(運命の赤い糸でs)
S山自然公園で佇む Vertex号と似たようなアングルになっている WANGA号を
見比べて「・・この異質感」の台詞に、なんだか納得したような気がします(笑
まだまだ MTBシーズンですので、思いっきり山を駆けて遊びたいですね
赤が好きさん。こんばんは。
洗車メンテナンスの後汚すのが嫌という、まさにオブジェ一直線っぽくなっていたので、昨日勇気を出して駆りました。
でも、やっぱりフラット・バーのほうがしっくりくる気がして、Vertexに関してはフラットバーに戻そうかと考えています。
VooDoo号も、あのWサスで異質感がかなり緩和されたような(笑。
でも、Vertex購入時に見比べたVooDooのHT各車はどれも、なぜか「一発でわかる」特徴があるような感じでした(スミマセン。
普通の形状で、普通に他社同様のパーツを使っているのに、ナゼでしょうか?
おはようございます。
ちょっとネタ違いなんですが、(↑)写真・・・GF1ですよね?
自転車の浮き上がった感じや、心象的な描写がイイです。
(真ん中の『草場の影からVertex 号が!』などは、ステキです・・)
>Formula ORO K24
仰る通り、このセットもイイですね。レバーのガタもほとんど無いし、ジワ〜っと効くのが好きです。
シリンダーが小さい(オイル量が少ない?)のに、コントールしやすい・・不思議なブレーキです(笑。
sadaさん。こんにちは。
> GF1
そうです。この日はGF1でした。
RAWを現像するとき、センスがもうちょっとあればきれいにできるのでしょうが、私が露出とコントラストをいじると、なんか人工着色料的な色になってしまうのです。
今回は防犯登録シールをぼかしたくらいの加工です。
> Formula ORO K24
これはやっぱりいいですね。じわっと効く感じはMaguraの同じロータ径と比肩できるような気がします。
そういえば、シリンダが小さいですね。設計がいいのでしょうね。