Cannondale Chase号 試走

一昨日に組み上がったChase号ですが、まだ未舗装路は走っていませんでした。そこで昨日、土手周りに持ち込んで試運転してみたのでした。

Cannondale Chase号

Cannondale Chase号

カメラを準備する時間が無くて、iPhoneで撮影しています。すごく腰が落とせるので、この斜面はとてもコントロールしやすかったです。また、ショートストロークのHeadshokでも余裕がありました。

各斜面を試す

各斜面を試す

3本のラインがあるこの場所では、画面左に隠れた凹凸が少ない斜面から、画面右側に隠れた斜面を試したあと、一番斜度が強い真ん中のラインを試してみました。

この斜度が一番強い場所でも、Lefty Max版ChaseのときはProphet号よりもよりコントロールしやすい感じでした。前が長くなってダウンヒルバイクのようなヘッド角になっていたためかもしれません。

今回のHeadshok版Chase号だと、若干リアの突き上げを感じました。フロントが短くなってバイクの前傾が強くなったことや、フロントから伝わる振動が加算されたことによるものかもしれません。さすがにストロークがLefty Maxより60mmも短いため、これは仕方がないかな、と思いました。2回ほど試しましたが、バイクが返してくる分は肘や膝で吸収しますので、安定はしている感じでしたよ。

最後はこの階段

最後はこの階段

最後はこの階段に回りました。

こちらも当然のことかもしれませんが、Vertex号と同様にハンドルが勢いよく跳ね返ってきます。こういう連続した段差の処理は、私の主力バイク群のAM車に装着されるフロントフォークと比べれば分が悪いのは確かでしょう。ただ、Vertex号と異なるのはサドル位置が低く、重心を保ちやすいため、両腕をフリーに出来たことです。したがって、ハンドルの暴れが上半身に伝わらず、走行中も安定を失うことはありません。FOX FORX F100はもう少し段差の連続に対する処理能力は高いですが、サドルの高さやポジション、バイクのバランスの問題で、ハンドルの処理にはもう少し慎重さが必要となります。

Headshokのサスペンションの剛性と硬質な感触はぶっちぎりですが、伸縮によるサスペンション機能を評価するにはもう少し試す必要があると思いました。同じ80mmのストロークを持つ低価格フォーク、Manitou Sixを搭載した長男のGary Fisher Marlinだと、フロントの段差処理はHeadshokと比べてスムースで安定し、懐が深い感じがしました。Headshokにはそういう余裕がない感じです。手で押した感じはHeadshokの圧勝な感じなのですが、実際に走るとManitou Sixのほうがスムース。これはコイルとエアの違いも大きく影響しているでしょうね。HeadshokとF100RLはエア、Manitou Sixはコイルです。

軽く土手一体を走った感触では、Gary Fisher Marlin 2003 > Chase号 という感じでしたね。総合力で長男のMarlin号の勝ち。私のHeadshokはリバウンド調整できないので(Manitou Sixもプリロードの調整程度しかできないですが)、少しずつエア圧を変更しながら感触を試してみたいと思います。Leftyと同じでサグの測定はしにくいなあ。これ。

さて、土手に出かける前にひとつ嬉しいニュースが。RICOH CX1がもう直ったということと、今日の午前中着で届けてくれる、ということです。今回の修理に関しては無料とのことで、故障の原因については、CX1と一緒に届く予定です。今日は新生CX1でChase号を撮影できるかな? 本当は今日、Tさんと某トレイルに行こうという話をしていたのですが、私の大腿部の回復が思わしくなく、延ばしていただきました。Chase号は登りはきついですけど、平地と下りは大丈夫みたいなので、これを持って行くのもひとつの手かな、と思いました。早く治ってほしいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • おはようございます
    YoouTubeのコメントありがとうございました(照

    Icofitさんの chase号と同じ chase号の Movieでしょうか?
    ・cannondale chaseに乗る chaseさん
    http://www.youtube.com/watch?v=frANR3-rr6s
    (・・chaseって単語が多すぎだ)

    HEADSHOKはガタガタ!ではなくて、Icofitさんが圧してみられたみたく
    動作をする勢いの強さと速度域では、ドガゴガガ!っと駆け抜けてゆく際などに
    その性能が活きてくるので試されt・・いいえ、徐々に速度を上げてください(笑

    Icofitさんの 1stマスィンの Prophet号みたく「いけよ?そんときゃ応えてやんよ??」系です
    ただ リバウンド側の対応を施されていないのは金属音が弾けるみたいな勢いで反発してくるので
    おもわず焦る・・・・のではなくて、逆に「ニヤリ♪」としちゃいますデス(うわなにをするー

  • 赤が好きさん。こんにちは。

    > chaseさん
    実はこの動画が収録されたchaseさんが登場するDVDを持っています。異次元ですね。
    私が持っている2007モデルです。
    真似の片鱗もできないので(…)、素直に「見て楽しむ」だけのファンです。

    > ガタガタ!
    > ドガゴゴガガ!
    の区別が分からないのですが(苦笑)、今回はかなり速度速めだったと思います。
    それでも、Marlinの場合は勝手にもっと速く下りてくれる感じでしたね。
    印象としては、私のSuper Fatty Ultra DLは本来、XC系で最大限の性能を発揮するのではないかな、と感じました。
    サスペンションが私たちの身体による衝撃吸収をどの程度カバーできるか、という観点からですが。
    ということは、私たちの身体サスペンションをもっともっと投入すれば、どこにでも行ける、ということでもありますけど。
    私が持っている範囲で比較できるのは、主観ですけど長男のManitou Six、Vertex号のFOX FORX F100RL、および以前Jekyll号で使っていたManitou Black位までのような気がします。

    それより以前のXCとかFRとかの区別が今ほどはっきりしていない時代に生まれたと思われる(すみません、この頃のMTB事情はさっぱり分かりません)超高強度鉄製Fattyの場合はまた事情が違うのかもしれません。

    > おもわず焦る
    それはなかったですね。楽しかったですよ。
    今回の場所では、やはりChase号のフレーム性能は優れているな、という気がしました。

目次