木曜日は富士見パノラマに行ってきました。
当日朝まで雨が降っていた関係上、コースはウェットで、下りるたびにMTBはドロドロです。
洗車場があるので、コースを下りるたびについた泥を流す必要がありました。もちろん、最後の一本のあとは少し時間をかけて泥を落とします。
しかし、車体が完全に乾いてみると、ごらんの通り車体はまだまだかなり汚れた状態です。ぬれているとほとんど汚れが落ちているようにみえるんですけどね。
富士見パノラマには無料洗車場と有料洗車場があるのですが、後者には高圧洗浄機が備え付けてあります。昨日のような天気の最終ライドでは、タイヤ周りと狭いところは高圧洗浄機を使ったほうがよかったかもしれません。
さて、2台同時に洗車するのは時間的に難しいため、今日はCannondale Judgeのみ洗車しました。水で湿し、洗剤をつけて洗ってさらに水を流して泡を流す、という作業を行ったあと、少し乾いたらウェットティシュで汚れがひどいところを拭いて、さらに緊張サッサで仕上げる、という行程をとったので、この1台だけで2時間以上の時間が必要でした。
それでも、タイヤの汚れは完全には落とせず、まだかなり土が付いた状態です。あと1-2時間かけてタイヤだけ集中して洗えばもう少しきれいになるのかもしれませんが、時間の都合上断念しました。
こうやって写真でみるとまだまだ汚れが落ちていない感じですね。今度時間があるときにまた引っ張り出して、もうちょっときれいにしましょう。
タイヤ以外で時間がかかったのは、駆動部とリアユニット周りですかね。
Judgeと普段使うProphetはフレームの形状やリアのスイングアームの形状が見た目で似ています。メインフレームとスイングアームはシングルピボットでつながっているのも一緒なんですが、リアユニットの接続方法が全く違います。Prophetはメインフレームとスイングアームを直接つなぐ「直押し」方式ですが、Judgeの場合は複数のリンクを介した方式になっています。
Prophetの直押し形式は、余計なリンク部品などが不要なため、フレーム重量を抑えることが可能になりますが、本格的なダウンヒルだと路面状況が悪い、例えば連続してぼこぼこしているような場合にはかなり乗り心地が悪い感じがします。今回のライドではProphetの前後エア圧を低めに、SPVを最弱に設定してみたので80%以上ストロークしていたようなのですが、かなり「ボコボコ感」があります。接地感が乏し目で高速で走るとかなり車体が暴れ気味です。
それに対し、JudgeなんかはAコースのガレたところを比較的高速で抜けてもそんな感じはしないですからね。エア対コイル、ストロークの差(Prophetは140mm、Judgeは220mm)、車体重量の差、タイヤの太さの差なども考慮しなければならないところではあるんですが、昨年まで乗っていたScott Ransom 40のリアの性能を考えれば、Prophetのリアの性能は低めのように感じます。Scott Ransom 40はProphet同様に「オールマウンテンバイク」に分類されるバイクになりますが、リアに関してはオリジナルのエアサスで、Judge以上に複雑なリンク形式を介してつながっています。ストロークは160mm程度なのにJudgeなみにスムースでした。
ProphetはフロントフォークのLefty Max 140 Carbon SPV Evolveの性能にかなり助けられているところが大きいと思います。昨年ProphetとRansom + Fox Forx 36 TalasとCコース、Bコースで乗り比べてみた感じでは、フロントに関してはProphetのほうが路面追従性で勝っている感じがしましたので。1本ではあるけど、倒立式でコイル式ということあるかもしれません。逆に、「これじゃ柔らかすぎるよ」という人もいましたし(実際にライドしての評価ではないですが)、好みは分かれると思います。
私の場合は昨年の時点ですでに3年以上Leftyでダウンヒルしていたわけだし、たぶん慣れが大きいのではないかと思いますね。
しかし残念ながら、おそらく私のメンテナンスミスでリバウンド制御機能が壊れ、今回の2本目以降はProphetはかなり悲しい乗り味になってしまいましたが…。修理に出さなきゃなあ。
あと、bghにRUFFIANのグリップが置いてあったのでこれを購入しました。現在、Judgeに最初から付いてきていたRUFFIANのグリップをProphetに移して使っていますが、その使い心地がよかったので。その近くに置いてあったPEATYのグリップも気になりましたけどね。
一番使うのがProphetなので、これをProphetにつけて、今付いているのをJudgeに戻すか。