左の写真は、現在ためしているポジションですね。下段の、購入直後のポジションと比較して、サドルの位置が高くなり、ハンドルの角度が若干しゃくり気味になっています。
ハンドルの角度については、以前乗っていたBianchi ML3 のカンパニョーロ Veloceのフィーリングがよかったので、それに少しでも近づけるための調整です。
カンパニョーロは、ハンドルとブラケットの部分がまっすぐになっていて、手を置きやすかったのですが、Shimanoの場合は若干ですがブラケットの部分にへこみを感じるため、少し起こしてみています。これだけで確実に、手首の不自然な曲がりは改善されました。でも、まだCampagnolo Veloceのフィーリングには届かない。
まだ、ブレーキが十分に機能していないように感じるのですが、その理由の一つはブラケットを上から握ったときの収まりの悪さにあるのではないかと思います。ブレーキに指をかけると、親指と人差し指の間が圧迫されてすごく痛くなるし、ブレーキに十分な力を加えられていない感じなんですね。
上下の写真を見比べると、かなりポジションが異なっていることがわかります。
サドルも高くなっていますが、ハンドルがしゃくり上がったことで極端にハンドル側が低い感じはしません。もともと、ステムが高い位置に取り付けられているし、若干ライズしてますからね。
右の写真ではハンドルはかなりしゃくり上がっているように見えますが、実際にはハンドル上面がうしろに見えるタイルと平行になるように調整してみました。水平ということですね。
しかし、そのことによってブラケット自体は若干上がり気味になっていますね。もう少し下げてもいいかもしれない。
Shimanoの場合は、このブラケットの手を置く部分が狭くて、指のまたの部分が圧迫されるんですね。また、ブラケットの頭の部分があまりにも大きくて、ブレーキを握っていると指のまたが常に圧迫されてしまいます。
変速はShimanoのほうが軽めだと思っていましたが、リアのシフトアップに関しては確かにそうでも、シフトダウンについては逆ですね。Campagnoloのほうが軽かったように思います。Shimanoは外側のレバー(ブレーキレバー)と内側のレバーを一緒に回さなきゃいけない、という足かせがあるからかな。
フロント側はかちっという感じがあるけど、やはりCampagnolo Veloceのほうがスムースだった気がします(かったるい、と表現する人もいますが、今年の型くらいだと改善されているようです)。
盗難のため未だに行方不明のBianchi ML3(写真左)ですが、これをみるとやはりハンドルは少ししゃくれ気味に感じますね。現在の設定にかなり近いかもしれません。
できればやはり、パーツまわりはCampagnoloに変更したくなってきました。