今回は初めてMTBにチャレンジする仲間と出かけました。とはいえ、彼は普段はバイクでサーキットを走っている人なのでエクストリームスポーツには抵抗はなさそうな感じです。
ただ、今回のライドは反省点の多いライドでもありました。
当初計画していたのは長野県の富士見パノラマスキー場でしたが、当日の予報が雨になっていたので、曇りの予報だった新潟県の八海山に切り換えました。
八海山は、2005年にライドしたきりです。下りたのも1回だけかな。苗場のDH大会に出たあと、移動してチャレンジしたのですが、転倒で左腕にひどい傷を負って数週間病院通いになりました。DH大会でこすった場所をもう一度八海山でこすってしまったのですね。上から下までずっと砂利道だったと記憶しています。
さて、N氏の普段はモーターバイクを積んでいる車にDHバイクのJudge、オールマウンテンのRansom, Prophetを積みこんで八海山へ出発です。
雨が途中ひどくなったので現地の雨も覚悟したのですが、八海山は好天でした。受け付けで、今年から急斜面コースはなくなったことを知りました。
最初はJudgeとProphetを持って高速ロープウェーで山頂に上がり、砂利道を下りました。こんな砂利道は久々でコーナーの曲がり方が難しかった。最初はオングリップで曲がっていましたが、途中から逆ハンドルのドリフトターンになってしまいました。これがまた楽しい。
N氏はダートバイクの経験もあるので回を追うごとに上手になっていくのがわかります。かなり速くて、コーナーも足を出してオングリップで高速に曲がっていましたが、サドルに腰掛けるあたりなどは多分にオフロードバイク的です。彼はProphetが乗りやすかったそうですが、私は全部自分のバイクということで、どのバイクを使っても快適でした。もちろんDHバイクのJudgeはラクです。ブレーキのエア抜きにも成功したようで、ものすごく効くようになっていました。ただ下りのラクさという意味ではRANSOMもほとんど変わらないのには驚き。野沢DHマラソンの優勝バイクの下位モデルですが、やはり下り性能はかなりすばらしいと思います。Prophetは小回りがきく上、今回はサスも十分に調整したことでよく動いてくれて扱いやすかったです。私は計4回下りましたが、恐怖を感じることもなく個人的には非常に楽しいライドでした。
ただ、このコース、砂利を新しく10cm? くらいの厚さに足した部分が数カ所あって、ここでハンドルをとられるんですね。しかも最後のほうは斜度が最大30度半ばになるそうで、結構難しいコースになっています。本日最後のライドのときまさしくこの最後のパートで、私の後ろを走っていたN氏が転倒してけがを負ってしまいました。スタッフの方々に病院に連れていっていただいて応急処置ができましたが、本当にヒヤリとしたできごとでした。
後から反省することしきりです。とても上手だとはいえ、初めての経験な訳ですから、特に斜度が強いところではパーシャルに練習する時間を設けておけばよかった。私も富士見の初ライドではかなりひどい捻挫をして、以来左足踏み切りのジャンプがまともにできなくなってしまいました。そのときの体験と反省を今回に活かせなかったことを後悔しています。
私は車の運転ができないため、けがをしたN氏に運転してもらわねばならず、本当に申し訳なかったです…。