野沢のダウンヒルマラソンに持って行ったバイクのうち、オールマウンテンの2台を洗浄、メンテナンスしました。
今日は散髪に行くとき軽くProphetに乗って行ったんですが、リアの変速の状態があまりよくありませんでした。野沢を出るとき洗浄はしてきたんですが、野沢は草が多いのでかなりいろんなところに巻き込んでいるみたい。
また、私より体重が10kgも軽いNさんが野沢で乗っていたセッティングそのままなのですが、思ったよりリアサスが固め。これだと、上りはよかったとしても、下りは結構怖かったんじゃないかな、と思います。
さて、まずは洗浄剤を使ってProphetを洗浄。次にRansomを洗浄。リンクの周りやBBの周りに相当草を含んだ土が巻き込まれていましたね。これは普通に洗浄していてはとれません。今回、Prophetはクランクを抜く工具がないため、分解をせず外から洗浄しました。Ransomもとりあえず今回は分解することなしに洗浄です。
その後、RansomにつけていたSelle Italia SLR Kit CarbonioをProphetに、ProphetのSpecialized ToupeをRansomに移しかえました。普段乗るのがProphetで、Selle Italia SLR Kit Carbonioのほうがはるかに乗り心地がよかったからです。Toupeも170g程度の軽量サドルなのですが、SLR Kit Carbonioは125g。さすがに軽いですね。
また、Prophetのリアタイヤはパンクしたチューブレスタイヤにチューブを使っている状況だったので、Ransomの前輪につけていたIRC Mibro for Marathon 2.25 Tubelessを外して、Prophetの後輪に装着しました。Ransomの前輪には野沢でパンクしたContinental MountainKing 2.2 Supersonicに戻しましたが、この際Prophetに入れていた軽量のMaxxisのチューブに変更したので、少し軽量化されたかな?
Prophetは小キズが目立つため、ワックスがけもしてみました。だいぶ年季が入ってきたな。でもProphetは造形がシンプルでいい。
Prophetに軽量パーツが集まったので、現在の重さをちょっと知りたくなりました。そこで、100g単位で計測できる体重計を使い、その重さを調べてみることにしました。まず私が体重計に乗ります。そのあと、バイクを持ち上げて体重計に乗り、その差を計算して出します。
その結果、Prophetの重量はジャスト12kgでした。最新のRize Carbonなどは10.2kgに仕上がっていると聞きます。これはペダルレスでしょうが、ずいぶん軽いですね。フレームとLeftyフォークの重量差が大きいかもしれません。
ついでにRansomも測定。こちらは14.8kgでした。同じオールマウンテンバイクでも2.8kgもの差がある。これって、Prophetのフレーム1つ分を超える重さです(Prophetのフレームは2.38kg)。
この2台のどちらかを選ぶ、ということがなかなかできません。知り合いから「同じジャンルのバイクだから、1台処分すればいいのに」と言われるのですけれど、あまりにもそれぞれに特色があって、全く別物ですので、踏ん切りがつきません。