現在、複数の仕事を並行して行っていることもあって、かなり疲れが溜まっています。毎年担当しているイベントの受付サイトを動かすため、新しくサーバを契約したのはいいのですが、うまく動かなくて何度もリセットしたりで非常に難しい。サービスによってかなり操作方法が変わるので、大変だなあと思っています。
そんなこともあって昨日は体調不良で1日寝ていました。昨日の夜〜今日の昼に新ドメインの検討、取得を行い、これが有効になるまで、外に練習に出ることにしました。
出かける前からライドの最中まで何回もMarzocchi 55 ATAのエア調整を繰り返しましたが、全然調子が良くならない。
当初右レッグ上のATAバルブと下のPARバルブは独立しているものかと思いましたが、今日おかしなことに気づきました。PARを推奨の6barまで上げたあと、ATAを3barに上げようとしたらすでに6barまで上がっている! それでATA側を3barにするとPARも3barに下がっているではないですか! ううむ。連動しているのか?
改めてPARを6barに上げてみたら、今度はATAは3barのまま。今度は連動していないのか? 全くよく分からん! このままだと硬いので、PARを3barまで下げてみて、ATAも3barのままだったので、とりあえずこの状態で乗っています。100mmくらいしかストロークせず、VANより厳しい状態ですね。動きは相変わらず「時々引っかかる」感じで、渋いです。どうしても意外な動きをしてしまうので、仮想登山道も怖くて下りることができませんでした。
これはやはり来シーズンの常設コースまでにFOX 36シリーズに換装しようと思います。それまでの間、Lapierre Spicy号は公園専用ですね。
里山に行くときはとりあえず、Cannondale Prophet号を駆り出そうと思います。 Prophet号はMavic Crossmax ST リアホイールがオカシイ状況ですが、Spicy号のMavic Crossmax SXを装着すればOKです。金銭的な余裕ができたら、Prophet号のオーバーホールを依頼してみよう。
さて、一通り土手周りを練習したあと、スタンディングの練習に向かいます。
ここで練習をしていると、トライアルバイクに乗られている方が練習に来られました。見事にスタンディングスティルを決めておられます! これはチャンスとばかりに声をかけてみました。
Sさんという方ですが、快くスタンディングスティルの正しい行い方を教えていただきました。
最近、壁にフロントを当ててほぼその状態を保つことはできるのですが、ここからフロントタイヤを離したときにどうしてもバランスを崩してしまっていました。実際に見てもらうと、どうも手で引っ張ってしまうためにからだが残ってしまっているにもかかわらずバイクだけが動いてしまっていたようです。
- 胸を張って、腰を前に入れた状態から
- 腰を軽く後ろに引く、というか少し落とすようにしてみる
- 同時にブレーキをリリースする
最初こそ分からなかったものの、何度も繰り返すうちにからだが先に動いてバイクが着いてくるようになりました。バックしたあとはまたペダルを踏んでフロントタイヤを壁に当てるわけですが、これをスムースに何回も繰り返してできるようになりました。
大いなる前進です! 非常に嬉しかったですよ! 実際、目の前で見ると理解度が全然違いますね。
腰を動かす大きさによって、後退する距離も変わってきますが、今日私が試したのは10cm強くらいの距離の移動です。Sさんは数十センチ、数メートルと後退されています。
ここぞとばかり、一緒にフロントの上げ方も習いましたが、見てもらったところ、私の場合はどうも上体が後ろ側へ平行移動をしている感じで、後輪側へ落ちていなかったようです。
これも何度か修正してもらって、そのうち前輪がふわっ、と浮くようになりました。数回しか成功していませんが、まだ30cm程度しか上がっていないため、スタンディングの練習と併せて進めていこうと思います。
また、ホッピングと目標物を決めての左右へのホッピング、フロントとリアを交互に持ち上げる方法も習いましたが、最初のホッピングは2回連続が限界。後二者はまだまだこれからですね。
それにしても、トライアルの技を目の前で見ると迫力がありますねぇ! 目の前でダニエルを見たときは息が止まりましたよ。あんなにフロントが上がった状態でバランスを保てるんだ、と驚きました。上半身がまっすぐ立ったままでした。
全体的に、体が先に動いてバイクがついてくる感じで、自由自在にコントロールしていました。
残念ながら写真を撮らせていただくのを忘れましたが、Sさんのバイクはマグネシウムフレームのトライアルバイクで、シートポストを取り付けられない、競技用のバイクでした。ものすごく軽くて、昨年まで持っていたScott CR1と変わらないんじゃないかと思います。練習用とのことでホイールは通常のMTB用のリムを使っているそうですが、競技用のホイールを使うとさらに軽量化できるみたいです。
ちょっと乗せていただいたのですが、ものすごい前傾! でも、ピタッと止まったときにはコントロールしやすい感じはしましたね。漕げないことはないですが、サドルもつかないし、長距離の移動は難しい感じ。
Sさんは私のSpicy号でもスタンディング、フロントリフト、ジャックナイフとこなしておられたので、うまくなるとバイクは選ばないのですかねぇ。フロントサスの反発でフロントが上がりすぎて、とはおっしゃっていましたが、Spicy号が面白いようにトリックしていましたよ(笑。
SさんはDJバイクもお持ちのようですので、今度スケジュールが合えば里山か常設でご一緒しましょうという話になり、連絡先を交換しました。
Sさん、今日はどうもありがとうございました。おかげさまで、体でバイクをコントロールする感覚がたった1日で大きく変わってしまいました!
おっと。これから新しいドメインでサイトを動かさないといけません。うまく行くのか、心配だ…。
コメント
コメント一覧 (2件)
どうもお久しぶりです。(色々お忙しそうですが・・大丈夫ですか?)
こっちはひと通り納めたので、今週はのんびりモードです。(嬉)
で、久しぶりに(というか、放置状態の)KLEIN号を組立て始めております。
専用工具が無いので、BB周りはそのままですけど・・(苦笑。
Marzocchi 55 ATA、どうもダメっぽいですね。困りましたね・・。
ゾッキはけっこうスタックダウン症候群が出るみたいだったので、
欲しくても手を出さなかったのですが・・製造個体の問題でしょうか。
(元々の設計ミスだと、泣きますよねぇ・・)
トライアルバイク、まだ実車も拝んだことが無いんですよ。
こっち(関西)では乗ってる人、少ないのかな? 店でも観たことが無い・・。
最近はオートバイのトライアルバイクも見ていません。
その昔、良く街中を走っていたのに、です(苦笑。
sadaさん。こんばんは。
どうやら一通りの納品も終わったようで、なによりです。ようやく2011年新年、な感じでしょうか?
> KLEIN号
復活中、ということで、嬉しいです。Vertex号はすでにないですけど、あれを入手するときの候補バイクの一つでしたので。今となっては希少なバイクですよね。
ウチの近くのコンビニの前によく赤のKLEIN号が停まっています。聞いてみたら、夜間シフトの店員さんのもちものとのことでした。カーボンフォークがカッコイイ。
> Marzocchi 55 ATA
以前持っていたAM4は確かにスタックダウンは起こしていましたが、55ATAは今のところ、スタックダウンは起こしていない模様です。
しかし…。最初から動きは渋めではありましたけど、最近は「引っかかる」というレベルで、動いてほしいときにほぼロックアウトということもあったりします。
安いものを買っても、結局はメンテナンスでお金がかかりそうで、まさしく安物買いの何とかということになると思います。
最近、Wiggleでいい個体に当たらない…。
もう少しお金を出してメンテナンスして使うか、それとももう少し我慢してFOX 36シリーズに換えるか。迷うところです。
> トライアルバイク
私も、ショップにフレームが置いてあるのを見たことはあるけど、乗車したのは初めてでした。
フォークやホイールなど、必ず専用品で組んでいるわけではないようです。
ものすごく前傾な感じで感触が違ったのでびっくりです。
金曜日から激しく花粉に反応していて、頭痛なども引き起こしているため、なんか外に出てMTBに乗る元気がわきません。土曜日も一日家でおとなしくしていました。