正月三が日とも、Lapierre Spicy号でお出かけしました。今日は古いお札を持っていかなければいけないということもあったのですが、そのお札を出してくれた八幡様の裏がいつもMTBを練習している場所でしたので、私にとっては都合が良かったかも。
崖下に駐輪して、八幡様へ。
古いお札を礼納させていただいたのですが、よく見たら子供の七五三のお札でした。出しちゃって良かったのかな? 昨日すでに近所のお寺で初詣は済ませているのですが、長男、次男ともこちらでお宮参りをさせていただいた縁があるので、私だけこちらでも拝んできました。
数回急斜面を下りて、近くに投げ捨ててあるほうきでいったん斜面を掃除した後、休憩。Spicy号を眺めました。
一瞬、ヘッドチューブとダウンチューブの間に傷のような線が見えました。よくみると、透明シートが貼ってあって、その段差が傷のように見えただけでした。Spicy号はこのように上から下までクリアシートで保護されていました。小さな飛び石くらいだったらこれで保護されそうです。それにしても…。
このケーブルとホースのまとめ方はなんとかならなかったものでしょうか? 初めて見る取り回しですよ。なんかバランスが良くない。
少し休んだ後、仮想登山道へ。
こうやってみると一番斜度の強いところで軽く右カーブになっていますね。私はこの左側のバームに乗るようにして下りることが多いのですが、今回も右下のバームのところに乗ったようで、タイヤ痕が出来ています。ただ、少し左にずれると、以前転落したときと同様な結果になりそうですよ。
土手の上に戻って、練習していると、下の広場のほうでゴルフクラブを振っているおじさんがいます。昨日も見かけましたが、最近よくここで練習しているんですよ。
最初は素振りとか、軽くコロコロころがしているだけだと思っていたんですけど、このおじさん、今日は急斜面に向かってボールをビシバシと打ち込んでいるじゃあないですか! 私がMTBで下りている最中にやられたらイチコロだな…。まあ、こんなところをMTBで下りているおじさんもどうかと思いますが、今日は小学校低学年くらいの女の子とお父さんがこの斜面を一生懸命登り下りして遊んでいたんですね。昨年見かけた親子さんかな? この人たちに当たったらどうするんでしょう? 私は牽制の意味もあって、何度もこの広場に下りちゃいましたが、私が上に登ってしまうとまたビシバシ打ち始めます。ただ、親子がいることに気づいたあとは、しばらくの間静かにしていました。
ゴルフおじさん、多分、私達がいなくなるのを待っていたと思うのですが、親子さんも時間をかけて登り下りしているし、親子とは少し離れてはいますが、私も何度か広場に下りましたので、そのうちあきらめて帰って行きました。
このゴルフおじさんは正直とんでもないと思うのですが、同時に「人のふり見て…」という言葉も思い浮かびました。いつもの休日と違って、お正月は土手の上にかなりのクルマが止まっていて、人も往来しています。なので、きっとこのゴルフおじさんや私の姿もいつもより多くの人の目に止まっていると思います。私自身は近くに人がいなくなってから下りるようにはしていますが、多くの人の目にとまってしまうと、MTBで斜面を下りる行為を不愉快に思う人に当たる可能性も高くなります。ゴルフとMTBでは正直違いますが、一般の人にとっては同じかもしれません。その結果、いつの間にか自転車出入り禁止とかになってしまうと自らの手で首を絞めてしまうことになりかねない…。里山と同じですね。今後は気をつけたいと思いました。
…。
さて、お気に入りのLapierre Spicy号を手に入れたからには、同じカテゴリのScott Ransom号は手放す必要があります。しかし、Ransom号に装着していたFOX FORX 36 VAN R 2006のアクスル固定部分にクラックがあるのを発見! 昨日「ヒントになれば幸いです(仮)」さまで勉強していたとき、アクスル固定ボルトを締めすぎてできるクラックの写真を見たことで私も調べたわけですが、全く同じでした。ショック。なので、Spicy号に付いていた真新しいRockShox Domain 302CL 2010をRansom号に付けました。下玉押しを外すのが大変でしたよ。これによって、Ransom号のフロントの動きがやたら良い感じに…。そして、クラックはあるけどとりあえずSpicy号にFOX FORX 36 VAN R 2006を取り付けました。
FOX FORX 36 VAN Rの2006年モデルはまだインターナショナル台座なので、Spicy号についてきたアダプタが合いませんが、たまたまHAYES用の180mmアダプタがあったので、それを取り付けたらとりあえず大丈夫のようでした。これだけでSpicy号はかなり軽くなりましたけど、FOX 36 VANといえど、2006年モデルですから、2010年のRockShox Domainと比べるとさすがに敵わない。特に急激にボトムが硬くなって100mm以上のところを使うのが難しい感じです。いずれにしても、アクスルボルトを締めたところにクラックがあるので、近いうちに換装が必要になります。
第一候補はFOX FORX 36 FLOAT RC2 FIT 160mmですけど、「休日モード」さまの記事を拝見させて頂いて、RockShox Lyrikにかなり傾いてきています。特に富士見B,Cを走られたときのエントリを拝見すると、Lyrikはフロントがよく動いているのが分かります。VANは、A,B,Cともに走りましたが、50mm程度残ってしまうし、その付近で急激に「ガンッ」と反発する感じがあるので、ProphetのLeftyのほうがずっと余裕がある感じだったのですよ。
FOX FORXの場合はきちんとショップで入手すれば販売代理店さまの高度なメンテナンスが期待できますし、Tさんのバイクで2011 FLOATの初動がエアとは思えないくらいスムースなのを体験しているので、やはりその36版が第一候補。しかし、Domainを使ってみて、クイックリリースの仕様がFOXより楽であること、比較的低価格な完成車用のDomainでもかなりよく動いてくれること、170mmと余裕が大きいことから、Lyrikにも非常に興味があるのです。重量差もさほどありませんし…。
でも、どっちみち予算がないなあ…。どうしよう。
…。
この作業をしているとき、同じマンションの中から食用油のような変なニオイが。1Fまで下りてSpicyやRansomの試乗をしていても油のニオイ。
そうして、Spicy号とRansom号を室内に格納したところで、外でなんだか「バタンバタン」と音がします。外に出てみたら防火扉が閉まっていて、「何だ!」と思って開けてみたら中が煙くて焦げ臭い! よく聞いたら1Fからピーピー音が鳴っています。とりあえず、家族を起こして、私は上から下まで全部の防火扉が下りているのを確認した後、どこから煙が出ているのかを確認しようと外に出てみました。でも、ちょっと分からない。またマンション内に戻ったところで、奧さんが起こしてきた階上の人や同じ階の人も外に出てきて大騒ぎ。
これは、みなさん起こさないと、と思ったところで、階下の方が出てきて、「ウチです。」とのこと。すでに消火済みとのことで安心したのですが、まもなく警備会社が来て全館確認となりました。そして、各階の防火扉を開いて完了。
部屋に戻りましたが、結構室内も焦げ臭い(苦笑。とりあえず、みなさん無事で何よりです。でも、今日のVANのクラック発見といい、深夜の小火騒ぎといい、今年も波乱の幕開けとなりそうです…。
コメント
コメント一覧 (4件)
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
移植されたんですね、フロントフォーク!!
クラックが見つかったとの事で、大事に扱って下さいね。
詳細な画像を見ると、ラインの取りまわしが、結構無理やりな収め方なんですね(笑)
トラベル量を考えると、メインピポットの位置にラインを持って来るとラインの移動量も少なくて無理が無くて良いでしょうけど・・・
軍資金がいっぱい有るといいですね。夢の宝くじは、破れてしまいましたが・・・何とかしたい物です。
弐の槍さん。明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
体調は大丈夫ですか?
フロントフォークはDomainが意外に気に入って交換したくなかったんですけど、クラックがあっては処分できないので、とりあえずSpicy号に移動しました。
VANは昨日Spicy号を試乗してみても実質100mmストロークな感じです。ボトムアウトはユーザ側では調整できないみたいですので、Domainのほうが余裕があったと思います。
でもなによりクラックが問題ですね。
予算次第ですけど(泣、FOXかRockShoxかでもう少し悩みたいと思います。
ラインの取り回しは…やっぱり無理矢理ですよね(苦笑。
初めまして、休日モードのアニ休です。
記事に当方のダッフンダブログを貼りつけていただいて恐縮です。
で、Lyrikですが、ロックショックスの良くないところといいますか、買って何もせずに走ると、アレレ??と思います。ちょっと渋い感じです。多くの方がやれれているように一度分解、オイル交換して性能を大発揮するフォークだと思います。
その点、FOXはしっかりしていますが、唯一の欠点は自分でメンテナンス出来ないことですね・・。アフターパーツも売っていませんし。
プロやセミプロでない趣味ライダーにはちょっと痛いです。
自分でメンテナンスするのでしたらロックショックスって魅力あるメーカーです。
僕はデュアルエアーのレボルーション150mmも使っているのですが、(まだ一度もオフロード走っていませんが・・・)平地を走った感覚ですと、このデュアルエアーっていう方式、エアサスの理想に近い方式ではないかと思いました。
日本で買うと高いですが、海外通販でしたらかなりお値打価格になっていますので・・。
僕はこういう感じのブログがとても好きですのでよく見ていましたよ。
これを機によろしくお願いします。
annionさん。初めまして。
LyrikとFloatの情報を探していて、最初に出てきたのが「休日モード」さまでしたので、思わずリンクさせていただきました。事後になりますが、ありがとうございました。
いきなり比較記事だったので、違いがよく分かって助かりました。
> 買って何もせずに走ると、アレレ??
なるほど! 私は完成車用のDomainが初めてでしたが、縮む側も伸びる側もダンピングがかかっている感じで、リバウンドを解放しても閉めてもあまり大きく変わらない気がします。
分解してオイルを交換すべきだったかな…?
リバウンドのクリック数の記事も見ました。18クリック説、24クリック説などあるのですね。私のDomain302は18クリックでした。
> デュアルエアー
ソロ・エアとデュアル・エアの意味はカタログでは分からず、「休日モード」さんの記事で知りました。デュアルエアー、よさそうですね。
いろいろと勉強させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします!