想像以上にオールラウンダーになりそうな気がする

だいぶ完成形の予想が付くようになってきました

最近、休日の午前中はゴロゴロするんですが、今日ばかりはそうもいきません。

TREK FUEL EX Gen 5 (2021)、年末年始には乗れるような状態にしておきたいからです。

ただ、インターナルケーブル/ホースの扱いが若干複雑なこともありどこから手を付けていいか、頭を悩ませています。

これを見ると、TrekもCannondaleと同じく左前ブレーキが前提なんですね。(スクショは英語版ですが、日本語版も同じ取り回しを紹介していました)

受領したときはDHさんの見本となるケーブル、ホースが格納された状態になっていました。ただ、ケーブルは劣化もあるでしょうし、ホースは切って短くなっていますから、長めのハンドルを想定している私の場合は全部交換になりそうです。

いったん、一番大変そうなブレーキから手を付けようか、と思いました。実はホースもすでに新品の1,700mmをいただいています。そこで古いものを引っこ抜いてみるとなんと、古い方が長い…。ということで2,000mmのホースが必要になり、そちらを注文することにしました。(※1)

(※1) 気になって計り直したら間違いでした。1,700mmで十分のようで、これで作業再開が速くなります。2,000mmは必要なかった…。

また、ホースが1,700mmでは足りないことが分かったので、自宅にある1,700mmのシフトアウターもおそらく長さが足りないでしょう。ということで、こちらも2,500mmの汎用品を購入。なので、ドライブトレイン、リアブレーキの作業は明日になります。(※2)

(※2)こちらももちろん、1,700mmで十分だったと思われます。でも、1,700mmはシートポスト側に使ってしまったので、別途必要ではあります。

今日はまず、フロントブレーキの作業から。

入手したブレーキが右前仕様だったので、とりあえず、左のレバーに右のキャリパーをつなぎ直します。レバータッチからレバー側のエアを抜けば十分かと思ったんですが、すでにブレーキフルードがグレーに濁ってしまっているようだったので、結局古いフルードを抜いてキャリパー側から新しいフルードに入れ替えました。今回はとりあえず失敗もせずうまくいったようでした。

中古ブレーキなので、パッドも少しすり減っていたので、DHさんから受領したMicrOHERO製パッドに換えます。

DHさんによれば、純正に比べて熱を放散する機能が弱いようですので、富士見や白馬はキツいかも、とのことでした。確かに、Magura MT5に装着したMicrOHEROのパッドは白馬の2回目の途中からずっと変な音を立てていましたね。まあ、せっかくですのでこの新品パッドを使ってみたいと思います。

リアは初めてのMicro Spline対応のCS-M8100-12。装着は部品が分離しない一体型のSRAM製のほうが扱いやすいかな。

ブレーキ、スプロケットときて、次はドロッパーシートポストです。事前にDHさんにお話は伺ってましたけど、これは古いケーブルを抜くのがかなり大変でした。シートチューブからBBを通ってダウンチューブに移るところがかなり急角度に折れていて、接合部も鋭利な感じになっていることが原因かと思いますが、古いケーブルは相当変形していてBBに当たっていた周辺がささくれ立ってしまっていました。これが引っかかって簡単には抜けなかったんです。BBのところから指を入れてフレームとささくれの干渉が最小限となるようにワイヤーを浮かしながら少しずつ外していき、何とか抜くことができました。

反面、新しいまだ変形していないケーブルを入れていくのは比較的楽でしたね。

これ、ケーブル交換の作業をするときはBBの取り外しが必須になるような気がする…。シフトとブレーキはBB内を経由しないので大丈夫だと思いますが。

とりあえず、ドロッパーは正常に、スムースに稼働するようになりました。ただ、Nemesisで使っていたときも思ったんですけど、FOX TRANSFERは若干、がたつきがありますね〜。

今日の作業で完成形の予想が付くようになってきました。ドロッパーはもうちょっとストロークが長いのも入れられそうですが、シートチューブがくの字に折れているのでどこまで入るか…。

今のところフロントホイールはチューブ入り、リアはチューブレスで組んでいます。リア側も全くエアは抜けておらず、大丈夫そうです。

リアのディスクは203mmか180mmか迷いましたが、180 to 203のアダプターを1本しか持っていなかったので180mmに決定。これもDHさんより受領したキットの中にありました。180mmは6穴でしたが、新品で2枚も入っていました。その他220mmとか203mmも新品のセンターロックをいただいています。これ、フロント220mmとかも試してみる価値あり、ですよね。DHさんは確か、フロント220mm、リア200mmでしたが、私はそんなに速く走れないし203mm/180mmで十分なんじゃないかな。

Sサイズなんだけど、ホイールも大きいし、あまり小さく見えません。明日は

  • リアのブレーキホースを通し、オイル充填して使えるようにする
  • シフトケーブルを中に通す
  • フレームの中の3本のワイヤー、ホースを結束バンドで束ねる(これが一番難しそう)
  • BBを装着する
  • クランクをProphetから持ってきて装着する
  • リアドライブトレインを調整して乗れる状態まで持っていく

…というスケジュールです。あと、クランクとチェーンとホースが付くとしても激重にはならない気がします。いただいたXCトレイル向けのタイヤが軽いからかな? これ、想像以上のオールラウンダーとして君臨できるバイクになりそうな予感。ProphetやYETIと違って、フレームの内側にドリンクホルダーを付けられるのは大きい。

Prophetがクランクを失うことになるので、SRAMクランクも買わないといけなくなるな…。そのうちProphetは11速化する必要がありそうなので、出費を抑えるためにいったん分解してまた休ませるかもしれません。

  • Cannondale Prophet 26er
  • YETI SB5c 27.5er
  • Trek Fuel Ex5 29er
  • HT1台(Nemesis 27.5erかTrail SL 4 29erか1台を残す)
  • Scott Solace

今後はこの5台体制かな。SB5cが寿命でフレーム交換も叶わないのなら、SB5cのドライブトレインをFuelに持ってきて4台体制にするかもしれません。多分、スプロケはShimano製でも互換があると思われるので。

ところで、DHさんも作業が進んでいて、私と同じような感じになっていました。年末年始のどこかでまた、お互いにお披露目できればいいな。

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