今日で、SRAM GUIDE ULTIMATEを強化するセットが揃いました。
換えレバーはカーボンではなくアルミなので、今使用中のカーボンレバーがいよいよダメになったタイミングで投入したいと思います。
SRAM 40Pアダプターは他メーカーと比べてもかなりしっかりしているというのが個人的な印象。ただ、付属している説明書では正しいインストールの仕方が分からず、ネットで公式ドキュメントを探した後にセットする必要がありました。
MicrOHEROのレジンパッドはリア側に装着します。
しかし、装着してみてなんだかしっくりこない。今回のMicrOHEROシリーズはなかなかセンターが取れないのです。
でも、今日いろいろ試しているうちにその理由が分かりました。
これです。
パッドがくっつかないように間に挟む逆クリップ(?)。左が純正で右がMicrOHERO。純正が外側に行くに従い開いていくのに対して、MicrOHEROは平行ですね。しかも、パッドに当てる爪が、MicrOHEROは長すぎる。
まず、MicrOHEROはパッドを開く力が弱そうです。さらに長い爪がキャリパー本体に干渉して、パッドをきちんと戻しきれないことが多いようなんですね。
前回このツールが使えなかった理由も良く分かりました。MicrOHEROの長い爪が悪さをしてこのツールの進路を止めていたようなんです。
なので、今日のパッドの装着にはMicrOHEROに付属してきた逆クリップではなく、純正品を使うようにしました。これで、新しいセンタリングツールも使えるようになりましたよ。
フロント側は新しく買った200mm Centrlineローターを、リア側はこれまでフロント側で使ってきた180mm Centerlineローターを装着。フロント側はわずかに歪みがあるのか、回転する度に多少擦りますが、昨日のようなストレスが溜まる音はしません。やはりクリップは純正を使った方が良さそうですね。
フロント側に装着したMicrOHERO シンタードメタルパッドも使うのはまだ2回目だし、ローターも新品。リア側ローターは結構使いましたけどパッドは新品という感じで今日のライドにはブレーキが甘くなるだろうという覚悟で臨みました。
確かに、最初は特にリア側の効きが悪く、慎重なライドが必要になりました。
SB山に入りヘアピンのところで異物があることに気づきました。今日は大変風が強かったので耐えきれずに枯れ枝が折れて落ちてきたのでしょう。私のほうで柵の中に押し込みましたが、かなり重量がありました。もしこれが走行中に頭に落ちてきたとしたら、ヘルメットをかぶっていたとはいえ、無事では済まなかっただろうな、と感じました。ここは公園ですけど、自然の中で遊ぶということはこういうリスクとも隣り合わせなんだ、ということを改めて痛感。
折り返し地点に来るくらいまでに、フロント側はかなり効くようになってきていました。反面、新しいレジンパッドを入れた後輪はまだ効きません。こちらはもう少し時間がかかりそう。
宮下橋周辺に到着する頃は、フロントの効きはもうMagura MT5と遜色ないレベルでした。あれ、180mm Centerlineローターのときはアタリが出るまで非常に時間がかかりましたけど、200mm Centrlineローターは1時間もかからないレベル??
ただ、180mm Centerlineローターと組み合わせていたのが純正のSRAMオーガニックパッドだったのに対し、今回は純正でないとは言え、MicrOHERO シンタードメタルパッドを使用しています。この辺も差があるのかも。もしかして、リア側もフロントに揃えた方が良かったかな…。多少は効きが悪くても鳴かないことを期待してのMicrOHEROのレジンパッドだったんですけど。
帰り着く頃にはフロント側の効きはもうベストに近いのではないかというレベルに達してました。少なくとも低速下では掛け値なしに、Magura MT5より効きます。
リア側のレジンパッドが馴染むのにどの程度時間がかかるかはわかりませんが、フロントの効きがこれだけ強ければ大丈夫なのかな、という気がしています。鳴きだけはまだ分かりませんが、白馬岩岳の1回目のときのようにおとなしいといいな、と期待しています。ただ、富士見パノラマは白馬岩岳よりスピードが出ますから、どうなるでしょうね。
リアは一度、DHさんがおっしゃっていたように番手の粗いサンドペーパーで軽く削ろうかな?