また素敵な出会いが

昨日の筋トレで上半身の筋肉痛がつらいのですが、昨日途中で出来ないままあきらめていることもあって、午後からProphet号で出かけることにしました。行きがけにフロントのSPV圧を少し上げ、リアもわずかですが硬めに変更しました。

ここ数日の課題である斜面

ここ数日の課題である斜面

1回目、サドルをXCポジションまで上げたままで進入してしまったので、一度戻って写真のようにサドルを下げてからチャレンジしました。

路面状態が急速に回復していて、今日は前輪がスリップすることもなく、あっさり一番下まで行けました。一番下まで行けたのは今回が初めてです。

なんだ、路面の問題だったのかと思い、調子に乗ってもう一回おさらいしておくことにしました。より速く下りてみようと、1回目より進入速度を上げてみたのですが、ちょっと速すぎた! 課題の左コーナーをうまく曲がりきれず、なんと根っこの塊のほうへ!

後ろに下りるか横に倒れれば良かったのですが、うまく行けば下りられるかもしれないと突っ込んでしまったのがいけませんでした。根っこに前輪が取られ、引っかかって今日は思いきり高い位置から前転して落っこちてしまいました。

左の緑が絡んだ根っこに前輪が引っかかり前転

左の緑が絡んだ根っこに前輪が引っかかり前転

本当はProphet号が映っている場所から下りなきゃ行けないんですが、落ちたのは画面左側。高さがあるので一回転して右太ももあたりから落ちたようです。実はあまり記憶がなく、前輪が根っこに引っかかった瞬間と落ちたあと起き上がろうとして起き上がれなかったことしか覚えていない状況で。

空手の試合などでローキックでよく狙う、右大腿部の付け根を打撲したようです。今はじっとしていても打撲痕はもちろん、お尻から足先まで疼痛がある感じですが、受傷直後は右足が効かないような感じがしました。なにをしていても痛いので、今日は寝られないかもしれません。上半身の強い筋肉痛の存在も、この右足の強い痛みのためにほぼ完全に消えた感じ。

今回、前転が始まったのがおそらく段差の一番上なので、完全に回転したのか、上半身に関しては今回は受傷していないようです。不幸中の幸い。

でもこれはネタにするしかないと思い、少し休んでGF1を取りに戻って、上の写真を撮りました。でも、このProphet号を押し上げるのが大変で。左足でケンケンしながら登ります。

せっかくセッティングしたサドルも、またまたひん曲がってしまい…。シートポストの台座もカーボンなので、あまりこんなことばかりしているとマズイかも。

どっち向いてるんですか

どっち向いてるんですか

今回落ちたところは、今飛ぶのを迷っているあの段差より高い気がします。もしかして、障害物のないあの段差はもっとラクに行けるのではないか? …とかいう妄想をやっている場合ではないですね。

まあ、それにしてもバカにつける薬はない、とはこのことか。この川沿いでの転倒も今年すでに3回にもなりますし、今回のダメージはMTBデビュー時に足をくじいたとき以来かと思うくらいです。さすがに身にしみました。以後しばらく、こういうバカな試みは控えることにしますね。

なんとかProphet号を上に戻して、サドルを調整していると、70歳前後のご高齢の男性が声をかけてこられました。この方は私のご近所さんらしく、昔からスポーツバイクに乗っておられるそうです。今日は近くなので散歩に来られたとのことでしたが、よく神田川などを走られているとのこと。愛車は数十年来乗っておられる片倉のバイクとのことでした。先日、近所の自転車チェーン店に補修に持ち込んだら、そこの店長さんがいたく喜んだらしく、「ぜひ私にメンテナンスさせてください」と言われたそうです。

で、年齢を伺ったらなんと81歳だそうです! いやあ、ビックリしました。足場のあまりよくない場所で作業していた私のところまでスタスタ軽快に歩いてこられるものですから、10歳以上はお若く見えました。「自転車はいいですね。私の片倉も、30年以上乗った今でもすいすい走りますよ。」と伺って、とても嬉しくなりました。ご自身でのメンテナンスも常々行われているようで、そのフレーム性能も維持できているそうです。片倉のバイクは素晴らしい、とおっしゃっていました。

また、「足(脚)は大切ですね。今でも自由自在に活動できるのは足周りをきちんとしているからだと思います」という至言もいただきました。実際に、靴選びのポイントを話される際も非常に具体的で現実的な方法を取られていることが分かりました。

運動指導者もそう言いますが、理論ではなく実際に平均余命を超える年齢に達して体現をされているこの方のお話にはとても説得力がありました。声をかけていただいたことに、本当に感謝いたしております。

私もこのような方を手本に、今後も生きていきたいと思いました。

さて、この方とお別れした頃、向こうからTさんがやってこられました。もう私は完全に足がないため、写真とムービー撮影に徹底してみましたが、いやー。速い。私が失敗している場所などは、里山を通常スピードで下りているかのような感じで撮影されていたので、ぜひ載せてみたいところなのですが、AVCHDファイルは現状Macでは標準的には編集、再生ができないみたいなんですね。

写真のほうは、シャッター速度が遅めでAFが合わずにボケはしていますけど、PanaのGF1なので、みんな顔が映ってしまっています。それらの写真のほうがカッコイイのですが、とりあえず今日は一番斜度が強い斜面を下りた際のTさんの写真を一枚。

後輪が最後の段差を超える瞬間、かな?

後輪が最後の段差を超える瞬間、かな? Chase + Lefty JAKE TPC+。

残念ながら被写体を追い切れていませんが、たぶん最後の一番大きい段差を後輪が超える直前だと思います。この直前か直後にバイクの傾きが最大になるのかな。速さもかなりあるので、第三者的に見ていたら非常に怖くなりますよ。この写真で見ても、なんかフロントにトラブルがあったら前にすっ飛びそうですよね。

私のProphet号も試していただきましたが、一番長い下りもかなりのスピードで下りてました。

私はライド数分でダメになっちゃいましたが、今回のムービーは非常に参考になりました。次回、回復してからのライドでは意識してやってみたいと思います。

回復したらまずは軽く、里山走りますか?

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (4件)

  • えとー・・・・その場で踞るような怪我は極力避けてくださいですよ!(笑

    Icofotさんも Prophet号も “ちょっとだけ損傷?” で済んだ?みたい?で何よりです
    飛んでいったさきで木の根っこにフレームから倒れ落ちたりたりとかは泣けちゃいます
    (やはり一気に Rize号のパーツで HEADSHOK Chase号を組んでしまっちゃうとk・・)

  • 赤が好きさん。こんばんは。

    > その場で踞るような怪我
    はい…。反省してます。猛省しています。
    やっぱり、痛くて寝られません。
    明日が日曜日なので、月曜日は一度病院に行こうか、と思います。
    去年は年明けに骨折でしたが、あのときよりダメージは大きいですね。
    困りました…。

    > 飛んでいったさきで木の根っこにフレームから倒れ落ちた
    いやあ。もう情けない限りです。

    > HEADSHOK Chase号
    今日、TさんのChase号 + Lefty Jake TPC+仕様での走りを見たのですが、かっこよかったです。
    Chase + Leftyはたぶん欧州向けに販売された1年だけのモデルだったと思うので、希少です。
    私はHeadshok Fatty Ultraを試します。
    FOX FORX 32 831が4X, Dirt Jump向けということで興味があったんですけど、今回は9mmアクスルホイールしか持っていないので、一度は使ってみたかったFatty Ultraを選らんでみました。

  • また歴戦の傷をお増やしになられてますね・・・こんにちは。

    しかし・・・これ以上増やすと,“崖っぷちのポニョ”になってしまいますよ?
    しばらく,ご自愛くださいますよう・・。

    年齢に関わらず,お元気な方はいますね~。やはり,足腰の鍛え方が違うのでしょうか。
    かくゆう うちの父親も,土曜日から泊まりでゲートボールの試合に行ってますよ。
    細身で運動好きなのは良いんですが,この寒い時期・・最悪な事態もありえるし,
    ほどほどにしてもらいたいんですが・・・言うこと聞いてくれないんですよ~。

    >片倉のバイク
    もぅほとんど愛車を通り越して,“妻車”になってますね・・もしかしたら,奥様より付き合いが長いかも?
    うちのTREK号もそこまで行けるかな? カーボンだから,いつか剥離しちゃうかも・・。
    でも,1台はそういうモノがあってもいいですよね,はぃ。

  • sadaさん。こんにちは。

    右大腿部の痛みに隠れてわからなかったのですが、右肩なども負傷しているようです。
    もう何をしていても痛くて、自分の馬鹿さ加減が身にしみています。もうしません(苦笑。

    > 土曜日から泊まりでゲートボール
    すばらしいです! ただ、確かに私の祖母がそういう人で、もっと長生きするだろうと思っていたのに2月の外出で風邪をこじらせてあっけなく逝ってしまったことがあります。
    父も昨年までは毎年いろんなマラソン大会に出ていたのですが、今年は体調不良のためキャンセルするみたいです。
    年を取ってくるとやはり心配になってきます。

    > 妻車
    ですねぇ。TREK号は15年経過してもあれだけきれいなので、持ちそうな気がしますよ。
    MiyataのALFREX Carbonは、すぐに樹脂が何層か剥がれてしまっていましたが、TREK号の見た目はまだまだ大丈夫そうな感じですね。

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