ランニング・ポタリングのあと少し時間があったので、スカスカ気味になったRize号のリアブレーキに対してエア抜きをしてみた。
これを見ると、簡単そう。基本的にこの手順にしたがって進めることにした。
まずはリザーバー側のブリードネジ+Oリングを外して、オイルファンネルを取り付ける。
キャリパーも取り外し、パッドを外してスペーサーを取り付ける。
キャリパー側のブリードニップルに注射器+チューブを取り付け、ブリードニップルを1/8緩める。7mmレンチを使ったが、これがなかなかうまくいかなかった。
注射器のオイルを注入していくと、リザーバー側に取り付けたオイルファンネルに少しずつオイルが溜まっていく。空気が出なくなったらOKとのことだったが、空気が出ているところは確認出来なかった。でも、なんか黒い粉みたいなのは出てきているのが見えた。
一度、ブリードニップルを締めたあと、注射器を外して代わりにオイル排出用にボトルをつける。ここでふたたびブリードニップルを緩めるとオイルファンネル側のオイルが戻ってくる。ここでもエアらしいエアは確認出来なかった。かなりオイルを使ったので、気になるほどファンネル側の油面は下がらなかった。
その後、一度ニップルを締め、レバーを握った状態にする。私は1人で作業したのでテープで固定した(最初太めのゴムを使ったが、ちぎれた…)。この状態でブリードニップルの素早い開け閉めを数回繰り返す。ここでも特にエアは確認出来なかった。
おそらくここまでは順調だった。しかし、ここでとんでもないミスを犯す。
キャリパー側のオイルファンネル取り外しを忘れたまま、キャリパー側のスペーサーを外してしまうと言う暴挙に。ピストンが飛び出してオイルがあふれ出し、キャリパーは大変なことになってしまった。
仕方なく同じ手順をふたたび繰り返したのだが、2回目はうまく行かなかった。
結果、過去最強のスカスカブレーキが完成したのだった。
…冗談はさておきどうしよう。シマノのエア抜きについて、ライド仲間はみんなかんたんな手順だと言うけれども、私の不器用さはその斜め上を行っている。動画のように上手にエア抜きする自信が無い…。
動画を見ると、やはりMaguraの手順のほうが簡単に見える。4ポットキャリパーが欲しい気もするし、急ぎMagura Trail Sport辺りを探してみようかと思う。さすがに、新しいモデルは旧MT8のようなオイル漏れはしないと思うけれども、信頼性はどうだろう?
さて、桜並木も花がつき始めてきれいになってきた。夜桜での花見を2人組くらいでしているのを何組か見かけたが、22:00頃なら密にならず、いいかもしれない。