SCOTT RANSOM 40 (2007)は、FOX FORX 36 TALAS R 2008が装着されたことから、すばらしいバイクに変身しました。
しかし、重さの面ではやはりCannondale Prophet 1000に分があり、普段乗りやダウンヒルでない限りはProphetのほうが乗りやすいバイクであることに変わりはなさそうです。
でも、ことフォークに関しては今回RANSOMに乗ってみたことにより、現在のProphetについても改善の余地があるかな、と思い始めました。
SCOTT RANSOMは高いところに持ち上げて、すとんと落とすと、バイクは跳ねません。しかし、Prophetの場合はがんがん跳ねてしまうのです。軽量なこともあって仕方がないのかもしれませんが、実際これが乗り心地を反映しているような気がしてなりません。もちろん、Prophetについては問題なく乗っている人は大勢いるし、2005年のMTB Magazineでオールマウンテン バイクのアワードでは、あのSanta Cruz NOMADと票を分け合って同率首位を獲得し、絶賛されているほどのバイクなのです(多分、私のProphet 1000より上位のバイクだったと思いますけど)。
ヨーロッパでは、Prophet 3Zというタイプの、フロントにFOX FORX 32 TALAS RLCというフォークを取り付けたバイクがラインナップされています。これとProphet MXの仕様をまねて、フロントをFOX FORX 32 TALAS RLC、リアをDHX AIR 5.0とかにしたらどんな感じのバイクになるか、とか考えています。その後、ホイールをめちゃくちゃ軽いやつに換えたりして。
こんなことをしていると非常に高額になってしまいますが、あえてRANSOMとのかぶりをなくすために、Prophetを処分して、ハードテイルバイクと置き換える、というアイデアもあります。ただ、Prophetは非常にお気に入りのバイクであり、できれば残したいバイクであるんですよね。しばらく悩むことにします。
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