5月以来の多摩湖です。半年も開いてしまいました。
前回のライドがNeilPryde Zephyrのロングライドデビューだったんですが、当時は思ったより硬い感じがして苦戦しました。メーカーが言っているように、決してコンフォートバイクではなく、長距離「レーシング」バイクだったんですね。実際、このバイクはAddict R3によるStravaでの自己記録をことごとく更新してきました。
今度は、同じく、長距離「レーシング」モデルのScott Solaceでのライドです。車体が大きめで、パーツ構成がShimano 105 + 低価格パーツということもあって、Addict R3やZephyrより車体重量が1kgも重く仕上がっています。といっても、全部込みで7.8kgですけど。
でも、この1kgの差はやはり大きい感じがします。AddictやZephyrの反応性と比べると、Solaceはかなりもっさり感がありました。若干踏みにくいような感じもあり、これがフレームの大きさによるものなのか、172.5mmと2.5mm長くなったクランクアームによるものなのか、現段階では分かりません。そういえば、このクランクもシマノ FC-RS500 クランクセット ブラック 50X34T/172.5(FCRS500DX04Lというモデルのようで、かなり重い印象があります。あの、踏み込みが軽いCampagnolo Chorusがすでに懐かしい…。
早速周回に入ってみると、私のカラダのほうにも若干疲れがあるのと、M山での転倒による股関節の強い痛みがまだ続いていることもあって、登りがなかなか踏めません。ただ、Zephyrで味わった振動は、このSolaceではかなりマイルドに感じられることが分かりました。
路面状況は5月よりさらに粗くなっている可能性があるにも関わらずマイルドに感じられるので、下りについてはスピードを保ったまま走ることができました。フレームが大きい分安定感もあるので、怖さがないですね。ブレーキシューをimeZi-10Cカーボンリムブレーキパッド4個セットに変更したことによって、制動が問題ないレベルに改善されたことも大きいと思います。とはいえ、カンパほどは効かない感じがありますね。シマノもブレーキのグレードを上げるとまた違うのかもしれませんが、しばらくは完成車として販売されていた当時のバランスの取れた状態を試してみようと思います。さすがにホイールだけは変えていますけどね。
今までの最高は4周だったと思いますが、初めて5周してみました。今日の走行のトータルを100kmオーバーにしたかったからです。時計回りが2周、反時計周りが3周。このコースについては、私の場合は反時計周りが好みなんですけど、時計回りのバイクのほうが多いような気がします。
多摩湖の1周は12kmほどですが、信号などがないためあまり長く感じません。ランナーが集団で走られていたり、ママチャリが併走していたりすると気を遣いますが、今日はまだ走りやすかった方かな。
バイク自体は重く感じたし、感覚的には速さを感じなかったのですけど、Zephyrで走ったときの最速記録を抜いた区間や、2位とか3位とかの区間が合計12区間ありました。性能も低くはないようです。
フレームは確実に大きい。でも、初めて使ったショートリーチのコンパクトドロップハンドルのおかげか、ハンドルが遠すぎる、というようなことはありませんでした。下ハンも極めて握りやすかったですし。
Zephyrもそうでしたが、カラダが若干起き気味になるので、もうちょっとハンドル位置を下げたいですね。かっこ悪くなるので、コラムは2cmほどカットしたい気もします。
今日は、だいぶ前に買っておいた、Arti Cipes レーサーパンツ サイクルパンツ インナー メンズ 3Dゲルパッド 柔軟性 痛み軽減 通気 スーパー透気性 速乾 インナーパンツ 伸縮性 自転車用 サイクリングウエア 衝撃吸収 抗菌防臭 無地 ロードバイク クロスバイクを履きました。先週、少しだけ使ってみて問題はなさそうだったので、今日の100kmコースに使って真価を問うてみようと。
慣れないアンダーウエアなので、違和感はあります。でも、パッドが肉厚なので、期待が高まります。
しかし、多摩湖に着くころにはやっぱり痛かった。少しは役に立っていたのかなあ。
サドルは、私が普段使っている物より快適性が高いものだと思うんですが、このタイプは痛みに加えてしびれも発生しやすいので、サドルはまん中穴あきタイプに変えるかも。わずかでも軽量化につながりますし。
この数年、軽いバイクに慣れてしまって、贅沢になってしまいました。全部込みで7.8kgのSolaceを重く感じてしまうとは(Addict R3は全部込みで6.7kgでした)。クランクもそうですが、それ以外ではハンドル回りが極端に重くなったような気がします。
10速 Ultegraと11速 Chorusでは、後者のほうが圧倒的に軽かったですし、10速Sram forceもUltegraよりずっと軽いそうです。どうもShimanoは重めなんじゃないかな?
それでも、Shimanoの手元変速は、手の位置を動かさずにシフトアップできるので、その点は非常に良かったです。疲れてくると、未だに肩を引いて親指でシフトアップしようとしてしまいますが…。
SRAMのコンポがShimanoとも互換性が取れていると言いますし、軽いので、少しずつSRAMに交換していく…というのもいいかも。SRAMはブレーキレバーをシフティングに使わないのも好印象です。
ちなみに、多摩湖近くのコンビニに駐車されているバイクを見てみたところ、Shimano、しかもDura Aceを装着したものが多かったです。使ってみたいですね〜。
今日の総走行距離は106.3km。思ったより疲れていないところをみると、ロングライドにとても適したバイクのようです。
さすが、SCOTTのバイク。CR1、ADDICTと乗りましたが、全く味付けが違うこのバイクは期待が高いです。レーシングバイクとしてのスペックは今のところZephyrには勝てないかもしれませんけど、大きめフレームでポジションも合っているみたいなので、今後大事に育てていきたいと思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
おはようございます。
そうでしたか、もっと通っておられる気がしていましたが…半年ぶりでしたか。
…にしても、お元気で(笑)天気も良いし、100km越えライドは凄いですねー!
8kg以下のロード車=うへぇ〜。それでも十分軽いと思いますが、一度7kg以下を経験すると…。
何でもそうですけど、かなり乗り込まないと真価が見えてこないのでしょうね。
Solace 30は見た目のバランスが良いし、コンフォート系のポジションが楽で良さそうですよ。
Zephyr号はやる気ムンムンでしたが(笑)独特のスローピング形状がかえってキツかったようで。
新しいレーパン=リンク先を拝見したんですが、えぇ〜ッ? ビックリな低価格。
ホント、安くなりましたねぇ。定番の中華パンツみたいですが、
この値段でそこそこ使えるとなると、むー。凄いコスパ良いですよね?
あとは・・メイン・パーツですか。ううむ、そりゃあ〜デュラエース欲しいですよね…(ぼそそ
sadaさん。こんばんは!
去年、一昨年は多摩湖を一緒に走る人もいて、結構通いましたが、今年はタイミングが合わなかったので、思いつきでの走行になってしまいました。
久々の100kmでしたが、あまり疲れていないところをみると、SCOTT SOLACEは長距離走に優れたバイクなのかもしれません。このバイクにカンパを移して、軽量化して走ってみたい気がしますよ。フレーム重量はADDICT R3と同一なので、6.7kgまで軽量化できる可能性がありますので。
でも…。低価格で手に入れたバイクに手持ちのパーツや消耗品を当てて、贅沢せずに楽しむ計画ですから、本末転倒になってはいけませんね。
ZephyrはADDICTほどではないものの、反応がいいバイクに仕上がっていました。固く感じたのは、おっしゃるようにきついスローピングのせいかも。シートステーが短いので、意外に剛性が高くて、SOLACEほどはしならない感じでした。SOLACEはシートステーを両側から握ると、比較的容易にたわみます。Zephyrもたわみますが、SOLACEほどやわらかくはありません。
レーパンインナー、今回初めて買ってみたわけですが、低価格な分、研究費が抑えられているのかも? レビューに、座骨の位置と合わないみたいなものもありましたが、私もそうだったかもしれません。次回は履き方を工夫して使ってみようかな。
デュラエース、いいですよねぇ。子供が独立して、余裕が出来るようだったら(できるのか…?)、一度最上フレーム、最上パーツで組んでみたいものです。