現在、持ち歩きを行う際にはLIFEBOOK 7000NA5を利用するようになってきていますが、さすがに3.3kgを超える重量にはきつさを感じます。やはり、FMV BIBLO MC4/45Cのようなフットワークの軽いサブノートが恋しくなってしまい、何か使い道はないのかを模索することにしました。
このMC4/45Cについては、オンボードメモリに64MBが搭載されていて、拡張スロットが1基。チップセットが許容するメモリの最大容量は256MBですが、市販の拡張メモリは128MBとか256MBという単位でしか販売されていないため、事実上最大で64MB+128MB=192MBしか搭載できません。
Windows2000を導入して最初のころはこの容量で余裕がありましたが、コンピュータウィルスの蔓延などからOSそのものやセキュリティソフトが年々重くなってきたことで、最近はHDDに「ガリガリ」アクセスすることが多く、とても快適とはいえない状況です。
そんな中、インターネットで面白いメモリが販売されているのを発見しました。それは128Mと256MBの間を埋める192MBというタイプの拡張メモリです。これを利用すれば、内蔵64MB+拡張192MB=256MBと、チップセットの上限容量ぎりぎりまで拡張することができることになります。
私はいても立ってもいられず、下記のサイトで早速注文することにしました。
注文して入金の翌日には対象となるメモリが届きました。
早速セットしてみたところ、Windows2000の起動については10秒強短縮されたようですが、劇的な変化はありません。
実際のアプリケーションを使った作業については、若干ながら体感スピードが上がり、仮想メモリへのアクセスは明らかに減っています。かといって、劇的に「早くなった」「快適になった」というようには感じられませんでした。
あとは、基本的な機能の底上げが必要かもしれません。
MAXUSコンピュータというショップで、ノートPCのCPU換装サービスを行っているのですが、MC4/45Cもサービス対象になっており、800MHzのCPUに交換することも可能であるようです。
現在450MHzですから、これを800MHzにすれば350MHzのクロックアップになります。倍とはいかないまでも、かなりの速度アップが見込めるでしょう。他機種では850MHzもサポートしているようなので、それが可能であれば400MHzのアップ。
メモリ容量は256MBと少なめですが、これだけのクロック数があれば処理速度はかなり向上するのではないでしょうか?
850MHzで50000円とのことですが、MC4/45Cを延命するためにはいたしかたない出費といえるかもしれません。