やっと落ち着いて作業できる段階になりました。
まあ、sadaさんにはとっくにバレてましたけど、Cannondale Prophet 3 2007のフレームになります。西多摩のナカザワジムさんがセールで出されていたのを運良く入手できました。
前にも書きましたが、SNSでいしさんが「イイネ」をされていたのが私のページに表示されたことで気づきました。ナカザワジムの代表の方が「Prophetは名車」と感じ、ご自身で2台ストックされていたものを今回販売することになったとのことです。有名な店長様の「名車」という響きは、この車種のファンとしてはとても嬉しいもので、家族と相談し、Carbine 275を手放すことを条件に購入を決めたものです。
もちろん、未組み付けの新車で、ディレーラーハンガーもまだ取り付けられていません。
ブレーキ台座の塗装マスクもまだ取り付けられたままの状態ですね。
2005年モデルより進化していて、SPV+の強さをエアの出し入れではなく、レバーの位置で決められます。
ステッカーは異なりますけど、以前2010年くらいのモデルを使ったことがあるので、おそらくいいリアサスであろうことは想像がつきます。
ヘッドパーツは付属しなかったので、別途用意が必要です。さっそく、ヘッドパーツの圧入から。Leftyのヘッドパーツ圧入なんて、以前持っていたChase以来でしょうか。
このChase号の圧入、2008年12月のことだったので、約10年ぶりでしょうか。このときは簡易工具で圧入したのですが、パーツがいちいち斜めになってしまうので、とてもやりにくかったのを覚えています。
ほかのバイクの圧入の機会も多かったので、その後このタイプの工具を買い増ししました。
この工具は使いやすく、ヘッドパーツが斜めになることもなく、あっさり圧入できました。
BBは格安のものを選択したのですけど、セラミックベアリングということで、このBB109 セラミックベアリングBSA68/73mm φ34.798mmボトムブラケット (ブラック) を選んでみました。
確かに回転はいいような気がします。ただ、耐久性などは分かりません。以前購入したゴールドコグもZTTでしたが、品質的には全く問題はなかったと思いますので、BBにも期待大ですね。
この写真のときは、スペーサーを2枚入れていますが、1枚に変更しました。
クランクの装着、Leftyの装着に若干苦労しながら、ほぼ半日かけて…。
真 Cannondale Prophet 275の完成です。いや、まだ完成じゃないか。
リアブレーキ台座がなくて、フロント用を流用しています。とりあえずは問題なく効くようですが、まずはこれを交換しなくてはなりません。
今回、「真」を付けた理由。ようやくリアの干渉を解決できたからです。
当初は、リアサスのストロークを詰める方法を検討していました。しかし、ナカザワジムさんに伺っても難しそうだったので、今回はタイヤの変更を試してみました。
Schwalbe(シュワルベ) Rocket Ron Evo ロケットロン SnakeSkin TL-Easy チューブレス Addix Speed Folding フォールディング (27.5×2.1) です。私が一番好きなのは26インチホイール時代から2.25サイズですが、ホイールの径自体が27.5と大きくなっているので、2.1サイズでも十分にトラクションが確保できるのではないかと思っての選択となります。こんな関係で、横から見ると、若干ながらフロント側が大きいのが分かると思います。その結果、FRポジションに変更をしてフルストロークさせても、タイヤとシートチューブの間にクリアランスが十分取れることが分かりました。長く悩んだ課題でしたが、ここでようやく解決です。
完成したときにはすでに16:00頃になっていました。でも、早く乗りたい。ということで、さっそく真・預言者を走らせてみました。
車体が軽いのはもちろんですが、リアタイヤサイズダウンの影響は大きく、転がりが極端に軽くなりました。フロント側が少し太いので、若干前上がりにはなりますが、それがまたペダルアシストのように働いているような感じがしました。
こちらもずいぶん久々ですが、階段に進入すると、途中に大きな枝が落ちていて一番高い枝が私の頭くらいの所にあるので、こいつを巻き込みながらのトライとなってしまいました。確認が足りませんでしたね。
それでもこのバイクは安定していました。RAWカラーの仕様のときよりタイヤが細くなっている分、乗り心地は落ちるかもしれませんが、特に撥ねるような感触もありません。
加速感が素晴らしかった26erだった赤フェットと、豊かな懐を持つIntense Carbine 275erのいいとこ取りのようなバイクに仕上がってくれましたねー。
これ、昨日の富士見に間に合っていれば…。ただ、昨日、Intense Carbine 275が手元を離れたことに対する寂しさを少し感じたのですが、真 Prophet 275が完成したことで、未練が完全になくなりました。
このカラーリング、デザインはさほど好みではなかったんですけど、実際に実物をみるとこれがとてもいい! 近々、このバイクでトレイルを走ってみたいと思います。
公園で飲み物を買っていると、Mさんが到着されました。Mさんはserottaのカーボン/チタンハイブリッドバイクでした。
ホイールをZIPPに変更されたそうです。これがものすごく軽くて、タイヤも23c。車体自体がとても軽くなっていました。もちろん試乗させていただきましたが、加速と速度の維持は進化していました。さらに、レンガ道や小さい段差などで激しい振動や突き上げなども感じられず、以前のレベルを維持しているように感じました。
このチタンとカーボンのハイブリッドにも、相当な工夫があるのでしょうね。フロントフォークのようなしなりを持つシートステーも高い能力を持っているんだと思います。
私のADDICTもCampagnolo Chorusに変更してから快適性がかなり上がっており、以前のようなフレーム変えたい病は治癒されたようなんですが、いつもこれに乗ると気持ちが揺らぎますよ…。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんば・・ありゃ、さっきコメントさせて頂いたらもぅ更新されて・・XXX(苦笑
うぉ〜、これが今度の”真 Cannondale Prophet 275”でしたかー。
このカラーリングは初めて見ますが・・最終モデル?になるのでしょうか。
いやぁ、カッコいいでは・・・ブルーとブラックのツートーンと言うのもポイント高いですよ。
Rizeにもコレのパターンがあったらなぁ・・絶対ソッチに手が出たと思いますね。
Carbine号への未練を断ち切るには、ちょうど良かったではありませんかー。
すっかり運動の秋になっていますし、次の富士見(?)はまさにコイツのデビューですな(笑
Mさんのserotta号も凄いですねぇ。もぅ目に毒マシンばかりだナァ・・(ブツブツ
sadaさん。激速の反応、ありがとうございます!
いままで、リアタイヤの干渉を気にしながら走っていましたが、2.1サイズに変更したことでぶつからなくなりました。
これにより、フロント120mm、リア140mmのオールマウンテンバイクが完成です。
> 最終モデル
Prophetは日本では2008年、欧州では2009年まで継続販売された記憶があります。この2007モデル、実物を見てみると大変気に入りました!
Mさんのserottaは、実用と所有欲の両方を満たしそうな一品だと思います。もうちょっと年を取ったら、チタンバイクも候補に入れていきたいところですね〜。