まさかのスネボコ

富士見パノラマスキー場

実は今週末、Tさんから久々の富士見行きに誘われていました。

carbineをいったん取り下げて行こうかと思っていましたが、富士見行きの誘いの直後、ありがたいことにこのバイクが希望額で売却できたため、現在乗れる状態のMTBがなんとJAMIS NEMESIS TEAMのみとなってしまいました。まだ、新バイクは組み上がっていないのです。

JAMIS NEMESIS TEAM

JAMIS NEMESIS TEAM

ということで泣く泣く、久々の富士見行きを断念することに。

その後carbineをご購入いただいたSSさんから、SIX Trailの案内をご依頼いただきました。そこで本日、わざわざ私の自宅に小学校中学年のお子様、Dくんと一緒にお越しいただいたのでした。

久々の車載でのトレイル。力も温存できます。ありがたいお話です。

いざ出発、というときに…。

「富士見にしません?」

というSSさんからの提案が。

SSさんによれば、3ヶ月前くらい前からDくんの「行きたい」との要望があったそうで、検討したものの都合が重なり実現できてとのこと。ただ、前述の通り私にはJAMIS NEMESISしかありません。また、このときすでに9:00を過ぎており、この時間帯からの中央道が大丈夫か…という問題も。ただ、小さなお子さんとの走行となれば、NEMESISで十分です。渋滞は、Google Mapにカーナビはその回避にかなり有効らしいですし。

Dくんもそうですが、SSさんも本格的な下りは初めてとのことですので、MTBの「専用コース」のほうが良いかもしれない。

ということで、SSさんたちにとっては初めての、私にとっても6年ぶりの富士見パノラマスキー場への遠征となりました。

富士見パノラマスキー場

富士見パノラマスキー場

うわぁ。久々だなあ。この風景。

ゴンドラ終点にて

ゴンドラ終点にて

ここも懐かしい風景です。

サドルを8cmほど下げる

サドルを8cmほど下げる

XCバイクで富士見パノラマを走行するなんて初めての経験ですし、XC向けタイヤを使ったことすらもありません。わざわざレギュレーションを強くして、ストイックに乗っても楽しめなさそうですので、サドルを8cmほど下げた状態にしました。この見た目も悪くないですね。

懐かしい旧Cコースの路面

懐かしい旧Cコースの路面

懐かしいCコースの路面。果たしてどうだろうと思ったのですが、案の定XCバイク + XC向けリアタイヤのNEMESIS号のガタつきは想定以上に感じました。エア圧はフロントが24psi、リアが26psi程度だったんですけど…。

1本目の前半は私が前を走ったのですが、Prophetに比べるとさすがに厳しいなあ…という感じでした。旧Cコースは、現在「初級コース」となっていますが、私が最後に走った6年前より縦の動きがついて立体的になっている印象です。うーん。「初級コース」かあ。

絶景ポイント

絶景ポイント

ただ、旧Cコースの下部に向かう道が塞がれていて、絶景トレイルというコースが新しく作られていて、ここ以降は路面も滑らか。NEMESISでも気持ちよく走れるレベルでした。

一通り下ってみて、小学校中学年の子が普通に下りてくるのにも驚きましたし、SSさんも下り向けのHTバイクでうまく走られていて、すごいなあ、と思いました。

2本目。NEMESISのDHコースでの乗り方も分かってきたのか、前半〜中盤の粗い部分もようやく安定して通過できるようになりました。私が先行したパートも、SSさんが先行して、Dくんを挟む形で私が最後尾に付いたパートでも、1回目を大きく上回るペースでの下りとなりました。SSさんは2本目からcarbine号。軽やかでしたねぇ。

それに加えて、お子さんがバームに乗れるようになってきました。先行するパパの背中を追いかけて、徐々に吸収していっているんですね。障害物が現れたらフロントの加重を抜いたりリアの加重を抜いたり、どんどん進化しています。子供の吸収力って、すごい! これは後ろから追っかけていて勉強になりましたよ。

動画を撮ったのですが、帰ってきてみたら動画を撮っていたアイウエア+カメラをどこかに置いてきてしまったようで。アイウエアはもう調子が悪かったので、半分諦めていますが、断片的ながらお子さんの走行風景を捉えた大容量micro SDカードは惜しい。心当たりを探してみますが、見つかるか。

これ以上はストロークしないのか?

これ以上はストロークしないのか?

これまでのトレイルライドよりはるかにアグレッシブなコース走行をしているのに、使ったストロークはこれだけ。80%程度か。腕上がりもせず、ほとんど疲れていないところを見ると、私もずいぶん進歩したのかな? ただ、この残り20%が使えれば、よりよく走れたのではないかと思います。

Racing Ralph

Racing Ralph

富士見では、Prophetのタイヤを下り向けに変えたりして対応してきたものですが、今回は普通にXC仕様です。JudgeやRansomのようなスピードで走ったわけではありませんけど、何とかなるものですね。

TさんやTrail-Sさんたちに鍛えられて、少し自分の腕を信用できるようになっている気がします。XCバイクでも初級者コースをそれなりに下れたのも、みなさんに引っ張ってもらったおかげだと思っています。感謝!

2本目が終わると、少し雨が降り始めました。少しずつ強くなってきたので、3本目を走るかやめるかの選択に迫られました。そこで決断したのはDくん。今回は出発が遅かったので、1日券ではなく、3回券を買っていたのですけど、その3回を使い切ることに。ゴンドラの最終便近くに乗り、終点まで行くともう誰もいません。気温6度。ちょっと寒い。

ほぼ貸し切り状態、ということで、SSさんと相談して中級コースへ。段差はとりあえず押しましょう、ということで。

ところが、中級コースの入口が段差に変わっていて、これはちょっと難しいんじゃないか、ということに。SSさんとDくんにはバイクを押していただいて、私は前にProphetで走ったイメージで、丁寧に走ったつもりだったんですけど…。ハンドルが右側の木々に引っかかり、クラッシュ。

ハンドルが曲がってしまったので、これを修正しましたが、ここまで力が抜けていた私の乗り方も少し力が入った感じで硬くなったような気がします。途中の急斜面もいままで普通に下りていたのに、ここでもクラッシュ。ここまで順調に来たのに、いつの間にかスネがボコボコです。富士見では基本的に装着しているニーシン、ボディプロテクターなどはしていませんでしたから。

さすがに、路面コンディション、小学生の同行ということで、このコースは無理のようです。途中で初級者コースへエスケープしました。

カラダが冷えたので、帰りに全員で温泉につかり、その後富士見の食堂でラーメンを食べた後に帰宅しました。

SSさん。Dくん、今日は一緒に走っていただき、ありがとうございました。Dくんの柔軟な吸収力は本当に勉強になりましたよ。これからオッサンも硬くなることなく、しなやかに乗っていきたいと思いました。

NEMESIS号も結構ダメージありです。

ロックアウトノブが吹っ飛んでる

ロックアウトノブが吹っ飛んでる

ううむ。ロックアウトノブが吹っ飛んでいるではないですか。

ワイヤークリップも紛失

ワイヤークリップも紛失

Dくんに、「タイラップにしたらいいよ」とアドバイスをもらいました

Dくんに、「タイラップにしたらいいよ」とアドバイスをもらいました

Dくんに「タイラップにしたらいいよ」とアドバイスをもらいました。確かに。もしかしたら、木の枝に引っかかった最初の転倒はこれが原因かも。

オーバーホールせねばなりませんね。フォークはこの機会に、まともに動くものに換装しようかなあ。

次回の富士見は来年以降になると思いますが、さすがにNEMESISで行くことはないでしょう。でも、富士見であれだけ走ることができたので、ゆっくりのんびりトレイルを走る場合にはコレで出撃、というのはアリかと思いました。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • スネボコは嫌だなぁ・・(苦笑)あ、こんばんは。
    久方ぶりの富士見走行ですか! いいですねぇー。
    後半、天気が崩れたのは残念ですが、やはり山の天気は・・ですし。
    来季の富士見デビュー=青フェッ?になると思いますけど、これも楽しみなイベントでしょうか。

    NEMESIS号=うへぇ、けっこうダメージありそうですが…。
    ロックアウト・ノブが吹っ飛ぶとは。クラッシュ時の衝撃で飛んだのでしょうか?
    ワイヤークリップは使ったことが無いのですが、icofitさんは樹脂製のヤツをお使いかなぁ?
    アルミ製のヤツとかでカラフルな商品もありますので、ちょっと興味あるんですが。

    D君、MTB好きのオサーン達と並走できて良かったですねぇ〜。( ̄ー ̄)ニヤリ
    楽しい一日になったと思いますし、これでますますMTB道に邁進してくれそうで。
    それにしても、この時期で気温6℃でしたか。うっしゃー、寒そう…(ブツブツ
    朝晩はけっこう寒いくらいですが、今日も日中は暑かった…
    マイカー洗車には、うってつけでしたが。(笑

    • sadaさん。さっそくありがとうございます!

      当日の朝に突然決まりました(笑)。でも本当に富士見は行きたかったんですよ〜。
      6年越しの希望が叶いました。まさかのNemesisでの走行でしたが。

      あ、スキーではこの間、一度富士見に行ってますね。

      次回はいつになるかわかりませんが、現状では今回組んだ青フェットで走る予定ですよ。
      性能はきっと、手放したcarbineにはかないません。が、相性というものがやはり一番。私が操作する限りでは、今回の青フェットがおそらく一番いい選択だったのだろうと思います。

      NEMESISくんには悪いことをしました(苦笑)。もともそそういう走り方を想定されたバイクではないので、特に慣れない1回目の走行と、転倒を繰り返した最後の走行では大きな負担をかけたことでしょう。後半の走行のようですけど、GPSでの最高速度が67kmとかになっていました。誤計測の可能性もありますが、思ったよりは乗れていたと思います。これは自信につながりました。

      もともと付いてきたワイヤークリップは樹脂製ですね。Dくんの意見でタイラップ…とも考えたのですが、私の場合はしょっちゅう、メンテナンスの名の下に部品交換をしますから(苦笑)。おそらく、アルミ製のクリップを選択することになるでしょう。

      Dくんは本当に意識が高いというのか、前に失敗他ところを覚えていて、2回目、3回目で修正を測っていました。難しいオフキャンバーのコーナーを、3回目で解決していましたよ。
      勉強になりました〜。

      でも、寒かった(笑)。

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