私の親指シフトキーボード入力環境を構築するため、Nicola K Proを使用していました。
これはKB232を使ったときだけだと思うのですけど、入力の取りこぼしが発生してしまうことが分かりました。どこの資料で見たかは忘れましたが、KB232はThumb Touchなどより反応速度が少し遅いようです。Nicola K Proだと、実質的にはローマ字入力の形のキー信号に変換するみたいなので、私の入力に追いこされて送り出されたローマ字キーが単独で出力されたり、おかしなことになってしまいます。
これは日本語入力システムの反応が遅いこともあるのかも。
併せて、やはり「かな」キーでしか「かな + 親指シフト入力」に切り替えられない、という制限が大きく、そこだけブラインドタッチにできないことが思った以上にストレスになることも分かりました。
なので、Karabiner-Element + Lacailleに戻すことにしました。こちらであれば、日本語入力システムをローマ字ではなくかな入力に設定できますし、なにより親指モードに変更するのに普通に無変換キーが使えるようになります(実質的には、Karabinerによって、「無変換」キーを「かな」キーに入れ替えているだけなんですけど)。
Windowsでも、エミュレータを使用すれば同様の設定で最新の日本語入力システムも使用可能になりますが、両者の間を違和感なく行き来できる環境が使えるのは大変ありがたいことです。
Karabiner-Elementでは、キーボードがUKキーボードとして認識されてしまう問題はすでに認識されているようであり、現時点で問題のない4つ前のバージョンが入手可能になったので、そちらをインストールしてみました。
無事、以前の環境に戻り、またLacailleのほうもかな入力用の定義にしてあるので、どんなに私が早く打っても入力がおかしくなることがありません。
とりあえず助かりました。ソフトウエア制作者のみなさま、ありがとうございました。
また、つなぎでの使用になってしまいましたけど、Nicola K Proも本当に助かりました。常用にはできないけど、できるだけ毎年ライセンスを買おうと思う今日この頃でした。
…ということで、このエントリは完全に普段使い状態に戻った環境で制作しています。なんと快適なことよ。
私の居住地域から最も近い里山。2009年4月19日に行ったのが最後だったと思いますが、宅地造成が進み始めた頃で、その破壊っぷりを目の当たりにしたこともあって、それから足が遠ざかっていました。
当時はそう。初代Prophet号で出かけたのでしたね。
しかし、最近になって、この場所をMTBで走っている動画を見かけたこともあり、自分の目で確かめてみることにしました。今日はいつもの「ポタリング」ではなく「サイクリング」「トレイルライド」ですね。
どうしても早く起きられなくて、それを言い訳にするのも嫌だったので(苦笑、昼少し前に出発。
多分ですけど、上の写真が2009年に撮影した写真と同じ広場なんじゃないかと思います。
私はこの写真の奥側から来たのですけど、残念ながらこの写真の反対側はフェンスで仕切られ、入られなくなっています。
それでも、つないで走れば、思ったよりも走れる箇所が残っていました。
7年前と同じように、人々の生活もそのまま維持されていました。なんだかホッとします。
トレイルを走ること自体が2年半ぶりだし、この里山も記憶より坂が急な感じがしました。今回はIntense Carbine 275を初めて里山トレイルに持ち込んだのですが、リアストローク135mmに設定し、フロントシングル34 x 42Tに設定したこのバイクはかなりしっかり登ることができます。
自宅からの移動距離があるため、リアサスの設定をClimbモードにしたままで走行しましたが、まったく問題なしでした。Discendモードにしたほうがもっと安定するのかもしれませんけど、Climbモードにしたままなのに気づかないほど快適でした。
里山を27.5バイクで走るのは初めてなんですが、26インチバイクと比べて操作性が劣るようなこともなく、シングルトラックも失敗することなくバイク操作できました。
この近くには、ショートDHなセクションがあります。今日は写真を撮ることも忘れて乗ってばかりいたので、写真はないのですが、2009年に撮った動画のほうをご紹介しましょう。
入口の様子などが変わっているので、最初はこの場所だとまったく気づきませんでした。
自宅近くの、今は入れなくなっている急斜面と同等の斜度の下りが2箇所ありましたし、大きな段差もありました。以前走ったときより正直難しいな、と感じたんですけど、今日はClimbモードのままでしたし、サドルもガチ上げの状態だったことがあると思います。
途中で「あ、あのショートDHセクション? こんなに急な斜面だったっけ?」と気づきましたが、下りてみればなんということはなく、やはり2010年代のMTBはずいぶんと進んでいるなあ、と感心した次第でした。
当時ももしかしたら、ちょっと難しいと感じたのかもしれませんね。上の動画でも、Prophet号での1回目の試行で転倒していますから。
急斜面といえば、私の自宅近くの八幡宮裏は里山より山っぽい状態になってしまっています(苦笑。
ううむ。以前はこの辺、普通に下って遊んでいたのですが、人が入らなくなって3年も経過するとこの状態です。
ここはいつ、人が入られる状態に復旧されるんですかね?
多分、ここは宅地が造成される予定の場所だと思います。あれから7年以上も経つのに、あまり進んでいないなあ…という気もしますが、もし私が今日走った場所がすべて里山として残されるのであれば、この宅地も価値が出るのかも。私もできればこの周辺に住みたい気がしましたから。
里山が全部失われて宅地だけになってしまうと、この場所を居住地に選ぶ動機づけが弱くなりそうな気もしますが、どうなんでしょうね?
せっかくの7年半ぶりの山だったのに、全然写真を撮ってません。そういえば、前回の2009年もそうでしたが、走ることが楽しくて、停まってじっくり写真を撮ろう…という気持ちにならないんですよね。
ところで、次男の昼食が用意してなかったらしく、私は1時間も走らないうちに自宅に戻ることになりました。いざ戻ってみると、自分で食事を済ませていたんですけど…。
もうちょっと居たかったな。
しかし、Intense Carbineを改めて見直した次第です。行きは1時間程度、帰りも1時間ちょっとで、むしろ以前Prophetで往復したときより速かったのでは…とちょっと思ったのです。気づかないうちに27.5インチパワーを享受していたのかもしれません。
山の中の走行はもちろん快適ですが、そのアクセスも快適という。
Rize One Carbonで走っていないので直接の比較はできませんが、やはりこの懐の深さでこの軽さというIntense Carbineは私が過去に所有したバイクの中では頂点かもしれません。
…また行こう。
帰ったあとは、まだ時間があったので、今度はポタリング。
里山ライド + 2回のポタリング。サイクロコンピュータを付けていないし、GPSも使っていないのではっきりとは分かりませんが、50km強くらい走ったかな? 本当に久々でした。
コメント
コメント一覧 (2件)
お〜、2回も出撃とは・・相変わらずお元気で何よりです、こんばんは。
7年ぶりの里山ライド=天気も良いしニューバイクの
試走も叶って良かったではありませんか。
車体もだんだんと馴染まれて来たようで、コレも何より。
やはり、使って/乗ってナンボ! ですねぇ〜(笑。
入力ソフトの方は(恥ずかしながら)イマイチ感覚が分からないんですが、
日本語入力システムの反応が遅い…というより、icofitさんの指が速過ぎるのでは?
八幡宮裏=仰るとおり、まさにジャングルですな(苦笑)人の気配が全く無いし、
いきなりクマが出てきてもおかしくない様子で・・。
反面、造成地の方は? 途中経過なら解りますが、ここまで造成すれば
さっさと家が建ちそうな…ひょっとしたら断層でも見つかったのでは?
とか、想像しちゃいますね。
近年、物件が余り気味との報道もありますし、このままMTBコースになるとか…
(んな訳無いか…)
動画内の黒いバイク=ちょっと懐かしいですね。
当時の映像も解像度はイマイチだし、ブレも…(スイマセン!)
機材の進化って凄いですな。光学映像商品だと、余計にそう感じますね。
sadaさん。こんにちは。さっそくありがとうございます。
この里山は7年半ぶりでしたけど、まだ走れるところが残っていて本当に良かったです。
Intense Carbine 275は、比較的ロングストロークだし、これくらいになると平地だけでは分かりづらい部分もありますね。斜度があり、長く続く登り、下りを走って初めて実感した部分でした。ブランクがあっても違和感なく走れるのはすばらしいです。
悪天候も落ち付いているみたいなので、今後もときどき出かけてみたいと思っています。
宅地造成については、今回見た限りでは崩したあと時間が経って雑草が生えている感じになっていました。
道路の整備や小学校の建設などは進んでいるようです。下記のブログが参考になりました。
http://ricebowl2.exblog.jp/22540535/
人口が減っていく日本で、これからますますの物件の余りが予想されますが、新しいほうが使われて古い方が廃れるということが繰り返されるのかな? 昔のニュータウンなんかがゴースト化して。
でもこれを繰り返すとどんどん自然が失われていきますよね。
黒フェット、本当に懐かしいですよ。常設、トレイル、そしてレースと、一番苦楽をともにしたバイクでした。
動画はVGA対応の古いカメラだったと思いますが、今では4K撮影も可能なウェアラブルも登場していて、すごい進歩だと思います。
カメラのほうも当時はCanon IXY Digital 50。今も一応現役ですが、持ち出すことはほとんどなくなりました。