今週は火曜日から明日まで、次男は学校のスキー教室で不在です。ひとりいないだけで静かなものですね。今日は建国記念日で私もお休みに設定しています。
午前中は愛車のフレーム交換。
何度も書いていますが、使用中のCannondale Prophet 2000は自分にとっては最もお気に入りのバイクです。早い段階からこのフレームをバックアップに残して、普段乗り用のProphet Mサイズのフレームを手に入れるべく、中古ショップを見て回ったり、eBay代行業者経由で落札したり、eBayで直接外国人の出品者に交渉したりしてきました。最初のeBay代行業者経由で手に入れる予定だったものは、今でも悔やまれるほど。
Santa Cruz Nomadも落ち着いたので、改めて探した結果…。
このCannondale Rize 1 Carbon 2009を選んでしまいました。入手可能なProphet Mサイズのフレームが出てこない中、eBayより直接入手が可能なこのカーボンフレームが見つかったからです。シートチューブとチェーンステーはアルミですね。
しかし、なぜにProphetよりRize 1 Carbonのほうが安いのか…?
こちらは2012年に入手したRize (RZ) 1 Carbon 140の2010モデルのSサイズ。日本で正式発売になったときはRizeではなくRZになっていたので、プロトタイプなのかもしれません。ただ、このRizeと刻印された、リアサスがFoxでリンクが黒のモデルはeBayでときどき見かけるので、このデザインのまま併売された時期があったのかなあ…? 事実は謎です。
状態は、中古で入手したフレームの中ではProphet 2000に次いでいい感じです。リアトライアングルは小傷をタッチアップしました。フロントトライアングルは小さい擦り傷はコンパウンドをかければ目立たなくなるレベルではないかと思います。
ヘッドチューブの角度やホイールベースなど、見た目の印象はずいぶん変わりますね。同じ駐輪場に止めると、前後の長さはProphetのほうが2cm程度長いように感じます。
Prophet 2000に装着したパーツを流用したのですが、フロント変速機へのワイヤーは長さが足りないため、未実装になります。シードポストのリモートレバーも仮止め程度です。でもまあ、普通に乗れる状態になりました。ProphetとRizeのパーツ交換は慣れているのか、1.5時間程度しかかかりませんでしたので、なんとか夕方のポタリングには間に合った次第です。
乗ってしばらくして、「あれっ?」という感覚がありました。「これ、Rizeだよな…」って。昨日まで普通に利用していたCannondale Prophetと全く変わらない感じがしたので、最初の数百メートルでRizeに変えたことを「本当に」忘れてしまうという、不思議な体験でした。
これっていいことなのか悪いことなのか(苦笑。新鮮みはないけど、そのかわりに安心感はある。ポタリングくらいだったらまるで同じですから。もっとRize 140 Sサイズに近い印象かと思ったのですが、あれほど極端に軽い印象はないし、ピーキーさも感じられません。
ProphetとRizeをSサイズ同士で比較したときは、基本的にはRize > Prophetな印象でした。アルミモデルのRize 5 2009なんかは特にそれを感じたのですけど、Mサイズ同士の比較だとProphet = Rizeという印象です。同じProphet Mサイズにする予定でしたけど、これは嬉しい誤算だったかもしれません。
ただ…。真っ白なこのフレームは、Prophet 2000以上に撮影が難しかったりするのかも(苦笑。
フロントディレーラーを通していないので若干心配でしたけど、この階段も早速試してみました。感触はProphetそっくりですが、微妙にリアが跳ねる感じは少ないかもしれません。チェーンはインナーに落ちましたけど。
ヘッドチューブ角度からしても、下りはFRポジションのProphet、登りはRizeなイメージを持っていました。やはり本格的なフィールドで走らないと、差を感じることができないかも。ブラインドで乗ったら、鈍感な私にはまず分からないと思います。
今日のカワセミは、短時間で7枚しか撮影できませんでしたけど、時間帯が16:30を超えていたこともあってか、明瞭に撮れませんでした。撮影している最中にJudge-Sさんが来られました。久々にProphet号です。
個人的にはProphet号のデザインが好きですが、Rizeのデザインも好きなので、そのうち慣れることでしょう。こちらのProphetはMaxxis Crossmark UST Tubelessに戻したことで走りがものすごく軽くなったそうです。
しばらくはProphetをバックアップにして、Rize Mサイズで走ってみようかと思います。
【Rize 130/140】
前にも書きましたがリアトラベルについて、カタログ上はRize 2009 = 130mm、RZ 2010 = 140mmとなっています。しかし、リアサス周りの代替パーツはすべて両者共通となっており、実はこの2つのフレームは同じ設計では…と私は勝手に思っております。
リアトラベルを実測したデータを掲載したバイク情報サイトで、下がそれを取り上げたフォーラムの情報交換です。
バイク情報サイトによれば、Rize 3 Carbonは最大実測値が145mm(グラフは148mm)、Rize 4は144mmだったそうです。2009はLefty max pbrのストロークは130mmしかなく、2010は140mmを実現しました。このへんのマーケティング的な要素があるんじゃないかと、フォーラム内で述べている人もいます。
今回私が入手したRize 1 Carbonは、バイクサイトで紹介されているRize 3 Carbonと同じフレームデザインに見えます。今日乗ってみた感触からしてもProphetと変わらない位余裕を感じることもあるので、この結果も納得かなあ…。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは・・んな、なっ…なんですとぉ〜!
今度は09モデルのRize (one) ではありませんか〜・・。
当時フレームだけでも、とんでもない価格でぶっ飛んでましたけど、
う〜ん。エエなぁ〜!(急に関西弁)
同世代モデルと言う事で、カラーリングなどは下位モデルも同じなんですねぇ。
(確かに、写真写りはブラックの方が良いかも…? 笑)
ただ、白モデルの方が見栄えがイイんですよねぇ・・イイな〜。
まぁウチのヤツも6年目になったので、愛着度はけっこう高いですが・・。
なぜか、国内ではRizeの人気が無いですねぇ・・はて?
某オクでもけっこう安かったりするし、乗ったら良いモデルだと思うんですが。
ちょっとカリスマ性に欠けるのかもしれませんねぇ。
で、さっそく階段下りですか(笑)完全にテストモードですなァ!
それにしましても、cannondaleだけで・・何台目でしょうか?(ニヤ
sadaさん。早速ありがとうございます!
現行のProphetのバックアップ化を急いだわけはいろいろとあるのですが、とりあえずふだん乗り用フレームが見つかったことで一安心です。
今回、いつものようにeBayでProphet Mサイズを探していて、変わっていなかったのでまた数日後…、と思ったら、リコメンドに表示されたこの車種が目に入りました。
RizeがMサイズであったこと、$500を割っていたこともあって、こちらにしました。これにて打ち止めです。
カラーリングは、確かに下位モデルも同じですね。ただ、真っ白は…。写真を撮ると、明るいところだと飛んじゃいますよ(苦笑。
Rizeは確かに、あまり人気が高かったとは言えないかもしれません。130/140で2009年、2010年を1年間ずつ販売されただけでした。台湾生産に移行するタイミングもあったのでしょうけど…。
今回も思いましたけど、かなり優等生的なんじゃないでしょうか? 下り機能が強調されたProphetよりオールラウンドな感じがしますね。車重が軽い、走りが軽い、登り、下りともに安定。2010年モデルでは、ジェローム・クレメンツがラルプ・デュエズで優勝したりもしているので、高速な荒れた下りもOKなバイクなんだと思います。
まだ設定が出ているとは言えない状態ですが、それでもあの走りができることを考えると、やはりいいバイクです。