いやあ。今日も暑かったですねぇ。
親水公園もいつも撮影している橋の下流域も飽きてきたので、上流側で撮影してみました。
裏山の急斜面の上の木陰で少しだけ休んで、以前走っていた斜面の状態を確認しました。一番角度が強かった場所は、土が流れてしまって、根っこがかなり浮いてしまっている状態です。私が走っているときは始終メンテナンスしていましたけど、人が入らなくなると風化が進むようです。うーん、早くメンテナンスしてあげたいなあ。
すると、Mさんが到着。お子さんのサッカーの応援に行かれていたようです。私の次男も中学生になってしまったので、休日に応援に行く機会がなくなってしまいました。
長距離移動はロードバイクがいいですよねぇ、なんて話をしていましたが、Mさんがいつも行かれているショップのオークションIDが分かったので、これからちょくちょく確認してみたいと思います。
Mさんと別れたあと、武蔵野園さんの前に下りてみました。すると、Judge-sさんが休んでいて、今し方お話していたMさんも立ち寄られていました。
前回は清掃が済んでいない状態だったというMARIN号がキレイになっていたので、改めてご紹介。サドル、ブレーキ、リアシフターなど、パーツが変わっていました(笑。Mさんも「いいですねぇ」と言っていましたが、私も一目惚れです。
Mさんは用事があったので出発され、あとはJudge-sさんといろいろ話し込んでいました。今日は、広場に若いMTBerさんがいたりして、ずっと練習していたりしたそうです。私が到着したときも、GIANTのMTBerの少年がいましたね。実は昨日のオフィスからの帰りにも見かけたのですが、MTBが上手い子をたくさん見られるようになってきて、なんか頼もしいです。
そうしているうちにTKさんが登場。COVE SANCHEZ号でした。
いや、これは本当にいいバイクですよ。
リア・センターが短く、いろいろと操作しやすい感じがします。
SR SUNTOUR Epiconも反応がいいですね。本当はFOXにしたかったとのことですが、ショップスタッフの方がこちらのほうがコスパがいいとのアドバイスがあったとのことで。特に最近オーバーホールしてからが本当に調子がいいそうです。コンプレッションの調整こそできませんが、リバウンド調整も可能で、ロックアウトも可能です。
さて、今日はTKさんのテーマでもあるこの段差にチャレンジ。
Prophetの前輪の半分以上の高さがあります。手で測ってきたサイズをメジャーで確認してみると40cm弱くらいの高さのようです。以前Spicy号で挑んだり、ProphetのSサイズで挑戦したことがありましたが、一度も成功したことがありません。リアをどうしてもあげられないし、無理をすればチェーンリングで施設を傷めてしまう可能性があるからです。
今日も最初の3回ほどを失敗したのですが、TKさんいわく。「ちょっとフロントフォークを上げるタイミングが早すぎるみたい」とのことでした。
そこで、ギリギリまで引きつけてからためしてみることにしました。そのようにしてみたら、あっさり成功。いままで全くできる気配がなかったので、ビックリ。でも、乗り越える前から、「絶対できる!」という自己暗示が効いていた感がありましたね。
2回目の成功シーンをプロカメラマンのTKさんに撮影していただきました。慣れないCanon EOS Kiss X7、オートフォーカス設定、しかもAF性能が悪いCanon EF40mm F2.8 STMをお預けしてしまってすみません。
プロカメラマンに撮っていただけるなんて誠に光栄です!
スポーツモードに設定してあったのですが、入門用一眼レフということで、連写は遅めです。連写については、トランスルーセントミラーテクノロジーを搭載した、SONY α57には敵いませんね。今はexfit TVで活躍するα57、久々に使ってみたいなあ。
ところで、TKさんが「ぜひ」と進めてくださったCOVE SANCHEZでのトライ。壊すとまずいと思って遠慮しようと思ったのですが、「大丈夫」って言っていただいて、少しだけチャレンジ。やはりフルサスとは感覚が違うので、1回目は失敗、2回目は足つき、という感じでした。残念。
今回、チェーンリングを角にぶつけないよう、下側にちょっとした石を設置しておきました。でも、帰る際にもとの位置に撤去したのですが、「この状態でトライしませんか」とTKさんがおっしゃってくださったので、COVE SANCHEZ号で3回目のチャレンジ。進入前に思いきり速度を落として、段差の前まで来たとき、またしても「絶対できる」という声が頭の中に響きました。結果、Prophetのときよりキレイに超えることができました。
ProphetはLeftyフォークが片持ちであることで、この高さまで前輪を持ち上げる場合、バランスを崩さないようにする必要があります。それに柔らかくてグニャグニャに動くので、段の上に前輪を付いたときちょっと軸がぶれやすくなるという弱点も。その代わり、リアサスの力で後輪の持ち上げを行いやすいという利点もあります。
Cove Sanchezは、まずフォークが通常のシングルクラウンで、バランスへの配慮が最小限で済みます。それにストロークもショートで硬めの設定であるため、明らかに前輪着地時に軸を保ちやすいといえます。リアセンターが短い関係でフロントも上げやすく、動きに集中できるので、操作がしやすいですね。後輪を上げるとき、サスペンションがないため最初はタイミングが合わなかったのですけど、2回目ではぴったり合って、3回目は完全にコントロールできました。しっかり抜重できれば、リアもスムースに上がってくれます。
いや、このSanchez号、すばらしいです。実はアプローチの荒い路面もサッと走ってみたりしているのですけど、クロモリフレームがうまくいなしてくれるというか、本当に心地いい感じなんです。そして、このような段差越えでは安定もしているし、粉太郎のような「ガツン」という感じが一切ないのです。
次は27.5のクロカン系フレームに長目のフォークを入れたバイクを、なんて思っていたのですが、この良すぎるSanchez号の体験で、気持ちがクロモリバイク、もちろん26インチでもOKな感じになってしまいました。
ここで、TKさんのトライ写真をば。連写中のAFがいまいちで奥に焦点が合っていてぼけているので、掲載させていただきました。お顔は自主規制させていただいております。が、本当に60代半ばなのでしょうか? 全く信じられません。ということは、私が65歳になってもこのようなトライは不可能ではないということですね! なんかすごく嬉しくてたまりません。
いままで出来なかったことがもう一つできるようになったので、今日はまたえらくいい気分です。TKさんの「フロントを上げるタイミングが早すぎる」という一言で大きく変わりました。本当にありがとうございました。
その後TKさんは他の練習もされるということで、私とJudge-sさんは帰途につきましたが、Judge-sさんのNew Bikeスケジュールも楽しみです。
コメント
コメント一覧 (4件)
今日も暑いですが・・(↑)毎日運動、楽しみですね。
ちょくちょく拝見させて頂こうかと・・こんにちは。
(あ、実践しないとダメだな…沈)
MARIN号の全容が・・これ、イイですねぇ。最近、モロにマシ〜ン!っぽいウチのバイク達、そろそろXXX・・とか、何とか・・ブツブツ・・(沈黙。
しかし、TKさんは凄いですねぇ。コッチのピナレロMさんも体力派だし、スタンディングもOKだし…なんで60代って元気なのかな?
(お仕事がプロCマンだし、そっちも刺激になりそうですよね。)
ということで、◎太郎は里子に出して、Sanchez号ですねぇ(ニヤ。
sadaさん。早速ありがとうございます!
いや、正直なところ、「毎日運動」、きつい(笑。
撮ってきた動画を編集してみたのですが、なかなか使える部分がない!
もう何十種目も撮ってあるんですけど、これ、厳しい。今日のも、喋りすぎててばっさりカットでした…。結局テキストでフォローするので意味なし…だったりして。
MARIN号、完成車を5,000円で入手だそうです。信じられません!
最初はコンディションがひどかったそうですが、磨いたらこうなった、と。すごい。
TKさんはこの日も仕事帰りですよ。こういう練習だけではなくて、ご実家と仕事場を往復されたりしますから、この日も30km以上は走っておいでなのじゃないかと思います。あの台に「スッ」と乗っちゃうのが信じられません。
Amazonで写真集も発見しました。注文しちゃおか。
> ということで、◎太郎は里子に出して、Sanchez号ですねぇ(ニヤ。
な、な、な、なぜバレてる!?
こんばんは〜。
なかなか楽しそうな遊びをしていますね!
先日、私も段差越えをやろうとして、リヤが上がりきれず見事に転けました…
倒れながらも、フレームは守りましたがSPDが外れず体を強打しクランクにも大きなキズが・・・。シングルクランクにしたいなぁと思っていたので、良い踏ん切りがついた事にします(笑)
今まで普通に出来た事も、一度恐怖が芽生えるとはなかなか取れないですね。
おっさんになって益々そう思う今日この頃です。
Paraさん。こんばんは。
> SPDが外れず
ええっ。SPDでのトライですか! さすがに怖くてそれは出来ませぬ。
標高の低い山とか、富士見のような常設コースではSPDを使いますが、ちょっと高さのあるトレイルとか、こういう遊びとか、SPDは勇気が要るなあ…。
Cannondale Flashは、やっばりSRAM XXですか? それともNew XTR?私もProphetをシングルにしたくてたまりません。Prophetを27.5インチ化するには、多分フロントディレーラーは邪魔だと思います。
> 一度恐怖が芽生えると
確かに。というか、私はMTBデビューで4Xコースを飛び、着地に失敗して大けがをした影響で、未だに飛ぶのに恐怖があります。オッサンだからでしょうか…。もっと若くから始めていれば…。
あ、この記事のタイトルの通り、やろうと思えばできるのですよね。きっと。