昨日、スプロケット取付部をグリスアップしたYETI SB5c。状況を試すため、いつものように夜ライドに出かけました。
すると、かなり静かな感じで、これは昨日のメンテナンスが功を奏したかと思いました。
ただ、距離を重ねると段々音が再発してきました。んー。何なんだろ。じゃ、やはりクランクとかBB周りか?
帰り道、ギシギシ音が強くなってきました。どうも原因はスプロケではなかったようですね。耳を澄ますと、真下から聞こえてくるような気もします。どうしてもフレームを伝って音が分散するから乗車していると発生源が分かりにくくて。
この音に気づいたのは、久々に狭山湖方面のトレイルに向かう往路でした。そこから段々と酷くなってきています。
なので、今日はクランク周りをメンテナンスしてみることにしました。しかし、クランクを引っこ抜いたとき…。
なんと、プレスフィットBBまで抜けてしまいました。
クランクにくっついてきたほうと反対側についても、裏側から指で押すと簡単に抜けてしまう。大丈夫なんかな? こんなに緩くて。フレーム内部はずいぶん泥で汚れていましたが、どうも右側のネジ穴二つのところから進入してきたみたい。酷い。
普通のグリスでは滑りそうなのでいったんTacx Assembly compound Carbonを塗って再圧入しましたが、手で簡単に中に入ってしまう。圧入という言葉が当てはまらない…。
初めての組み立てでは圧入工具を使ったと思いますが、そのときにもこのTacx Assembly compound Carbonを使ったのか、単にグリスを薄く塗ったのか、定かではありません。でも、こんなに緩くなるなんて。
まあ、もう12,000km走行してますし、BBにも摩耗や変形があるのかもしれません。しかし、もし、フレーム側の穴が広がっているのが原因だったらどうしよう…? 今まで音が出なかったことを考えれば、きっとTacx Assembly compound Carbonは効いていたんだと思いますけど、逆にこれに含まれている粒子がこの2年半近くのライドでBBを削った? それならいいけど、フレーム側を削っていたらどうしよう…。
構造上走行中に抜けるってことはないと思いますが、BBがぐらつくのはちょっと心配ですね。さらにそれが原因でフレームを痛めてしまっては元も子もない。
再組み込みをした後、近所を一回りしてみましたが、音は酷くなっていました。Tacx Assembly compound Carbonは塗ったんですけど、手で押して逆にあっさりフレーム内に滑り込む位だったので、むしろ中で動きやすくなってしまったかもしれません。
おそらく、ギシギシという音はフレームの中でプレスフィットBBが動いてしまっている音ですね…。
ちょうどこのとき、DHさんとメッセージのやりとりをはじめて、BBは交換した方が良さそうと言う話になり、一緒に代替品を探してもらいました。でも、日曜日に予定しているライドに間に合わせるためにはAmazon Primeくらいしか思いつかず、PF30/30mmスピンドル/68mm BBの条件に合うものが極端に少ない。
一つ選んで急ぎ注文しましたが、以前のFSAの価格の倍ですね…。
でも、もしもこの新しいBBを使っても緩かったら…。もうフレームが終わり、ということになります。マジどうしよう…。となると、予定していたFさんとの週末のライド、Fさん、Kさん、そしてDHさんと予定している今月下旬のライドも難しくなってしまいそうです。Prophetのリアサスが死んでなければこれを選べたんですが、先日乗った感じではとてもフィールドを走れる感じではありませんでした。あとは、Nemesisのホイール/タイヤ/ステム/ハンドルを交換してHTライドを楽しむか。しかし、なんということよ。
明日、新しいBBがしっかり装着できることを祈るしかないですね。でも、日曜日のライドまでには換装が間に合わないかもな…。日曜日はNemesisか…?
何というタイミングか、この出来事の前にDHさんに教えてもらっていた、良さげなフレーム。
VITUS ESCARPEです。
次に、リアトライアングルをアルミ製にして少し価格を抑えた完成車。
カッコいいな、これ。
ただ、ライドに出る前にKさんからもメッセージをいただいていて、ヤフオクにある完成車が気になっている…という情報もいただいていて。そのメーカーには怒りを覚えていても、興味はあったり(^^;)。
とりあえず、DHさん。遅くまでありがとうございました!