さて。夕方から雨、ということで、その前に少しだけMTBライド。
腰痛でずいぶん休んでいたら、この階段がすごく怖くなっていました。1回目の進入をためらった後に、もう一度チャレンジ。特に腰や昨日の転倒による傷に響くこともなく通過できました。
階段を下る途中もリアブレーキが効きすぎる感じはやはりあって、ホイールがロックしないかだけが心配でしたので前半だけですけど緩めにブレーキを掛けました。
リアキャリパーは昨日ほど走行中の摺動音が出ません。ほとんど感じなかったので設定は問題がないようです。が、昨日の取り付けの際に一度ピストンを左右完全に押し広げたにもかかわらず、やはり外側の方のピストンのせり出しのほうが大きい。この角度の写真では見えないけど、爪の引っかかり具合で分かると思います。この感じはちょっと微妙ですね。
後輪のローターは160mmを注文したので、到着後に取り替える予定ではありますが、今日の感じだと今のままでも良さそうな感じはしましたね。また、標準ではブレーキパッドが前後一体型になっていますけど、独立型が安かったので注文しました。私自身はレジンパッドが好きなので、それを選んでいます。
ピストンのせり出し方については若干気になるので、ローターやパッドを交換する際に改めて押し込んでから再調整してみたいと思います。
前後の効きのバランスで言えば、普段のライドやトレイルではSRAM GUIDE ULTIMATEのほうが良かった気がします。効き方もよりコントローラブルな感じでした。でも、常設コースもトレイルも両方走るのであれば、このMagura MT5のほうがより安心かも。
昨晩、リアディレーラーの位置を1mmほど調整して、その後チェーンにCeramic Speed UFO DRIP NEW FORMULAを塗りたくったこともあって、多少変速は改善されていたような気がしました。
現状ではシフトアップもシフトダウンも少し反応が遅い感じはしますが、もうちょっと使い込まないと分かりません。スタンドに立てての変速はほぼ完璧ですが、BBが沈んで、シフトワイヤーのたわみが変わるため、影響が出ます。もともと、サードパーティのスプロケットの精度もあまりよくないのかもしれないので、一度Race Face Turbineに9-50Tの別メーカーのスプロケットを取り付けて、試してみることも考えています。
そういえば、記憶ではSRAMのリアディレーラーよりShimanoのもののほうが、外側への張り出しが少ない気がしています。昨日の転倒でもShimanoディレーラーだったら擦らなかったかも。
昨日重量を比べてみたのですが、
- シフター : SRAM GX(130g) = Shimano XT(130g)
- リアディレーラー: SRAM NX(345g) > Shimano SLX (300g)
と、下位グレードに関してはShimanoのほうが軽量でした。
また、シフティングの正確性も、サードパーティ製スプロケットを使っての比較では、Shimanoのセットの方が上だったような気がする。今回のSRAM GX/NXの組み合わせでは、SRAMだと、シフトアップで2つ落ちて1つ上がるとか、シフトダウンに失敗するということ、一発で決まらない、ということが多い気がしています。もちろん、Shimanoも新しいXTRチェーンを使うと同じような感じでしたけど。ただ、SRAM SXの変速精度はShimanoと変わらなかったから、SRAMが、Shimanoが、という問題ではなさそう。
今回の組み合わせは、シフトアップがSRAM SXやShimano SLXよりガチャンと勢いよく落ちる感じ。ワイヤーの動きをスムースにするローラーが強く働き過ぎたか。反面、全域に渡ってシフトアップが可能になった感じかな。
それに、シフトアップレバーが、11速で使っていたXO1よりちょっと重めでShimanoほどではないけどスナップを感じるようになりました。12速でもSRAM SXのシフターはもう少し柔らかいタッチですから、ShimanoのSLX – XT間にある差と同じような味付けをしている可能性がありますね。やはり12速というシビアなコントロールが求められる環境だと、シフターのほうを固くするなど、制限する必要があるのか。Shimanoも固いだけでなく、あの大きすぎるアソビがなければ我慢して使い続けたかもしれない。
シフトダウンレバーのほうは、もしかしたらShimano XTレバーのほうが良かったかも。引きの重さは同じくらいですが、カチッと決まる瞬間が分かりやすいからです。
まあ、SRAMもShimanoも一長一短がありますね。
15:30頃、杉並区に雨雲接近の通知が来ました。十分走ることが出来て良かったです。妻はウォーキングに出たばかりだったようですが、すぐに雨になってちょっと気の毒でした。