やっぱり旧式バイクに12速は限界あります

リアディレーラー

今日はまず、休みをとって区役所に行き、手続きを。

杉並区役所は係員の方が要所要所に立っておられて、一人目の担当の方が私が持っている封書を見てすぐに手続きの内容を判断し、整理券の取り方を教えてくださりました。整理券を取ると今度はその前に立っていた方が、「待ちなしでの手続きになります」と窓口への案内をしてくださる。その窓口へ行くと、今度はわざわざ職員の方が外に出てきて、「1番へどうぞ」と。ここまでめちゃくちゃスムースなんですけど。

さらに、窓口での手続きも分かりやすくて指示通りに進めていたら、あっという間に完了。こりゃ、1日休みを取ることもなかったかな…。

ただ、半休とかだと有給休暇の手続きが面倒なので、結局は全休にしてしまうわけですが。

ついでに、区役所の近所にある阿佐ヶ谷の「フレンド商会」で12速チェーンを買おうと思ったら、今日は定休日だった! そこで、青梅街道を渡って反対側にあるサイクルベースアサヒに立ち寄ってみたら、ここは11速までしかチェーンが置いていない。そこはバイクも10万円以下クラスのショップなので、まだまだ12速チェーンは入荷しそうにない感じでした。今からマシューサイクルまで戻る元気もないし、今は付けていただいたMagura MT5からSRAM GUIDE ULTIMATEに戻しているのでちょっと行きづらいかも(苦笑)。

ということで、今日は古いチェーンを使うしかないですね。

時間が残ったので午後からYETI SB5cのドライブトレインをShimanoで12速化してみます。

久々にこのデカイスプロケットを登場させました。これ、こんな大きさでもカタログ値は400gないんですよね。ただ、SRAM SXと台湾製チェーンの組み合わせでは、あまり変速性能がいい…とはいえなかったかな? これをShimanoのシステムと組み合わせるとどうなのか。

11速までのShimano製品だと、多くの場合はポン付けでほぼ稼働していました。必要に応じて微調整するくらい。でも、RD-M7100-SGSだとかなり位置がずれていて、しっかり設定しなければいけませんでした。もともと、Shimanoの12速システムはフリーハブの形状がmicro splineシステムという私が持っていないものであり、もしかしたら148mmハブが基本だったりするのかも。でも、micro splineは142mm版のハブも出しているので、将来的にはハブだけ交換して…ということもできるのかもしれません。

ディレーラーの取り付けそのものはSRAM SXより楽だった気がします。取り付けた段階でプーリーゲージが最大の歯車に干渉するようなことはありませんでしたし、本当に作業はしやすかった。SRAMの場合は位置の確認に別途専用工具が必要ですが、シマノの場合はプーリーケージに目安の線が引いてあり、最大歯をその位置に合わせればいい…というのは一つの利点ですね。この写真ではまだ、最大の歯とプーリーケージが離れすぎています。

チェーンもSRAMのマニュアルに比べると長めの設定でしたね。

私の場合は、左のクイックリンク + 5リンクになりました。SRAMより長めです。その関係でちょっと足りなかったので残っていたチェーンを足したのですが、Shimanoがセッティングしやすかったのはチェーンが長めだったからかも。

SRAMのフルサスペンションはこんな感じですね。Shimanoではフルサスが一コマ長め、SRAMのマニュアルだとフルサスが2コマ短め。これはどういうわけだ?

このようにしてなんとか、12速化に成功しました。

大丈夫かと思って小雨の中試走したんですが、いざ乗ってみると、最大ギアに入れたところで内側にチェーンが落ちてしまうし、シフトアップの場合はトップ側半分が2段飛ばしくらいでしか変速せず、全然調整できていないようです。なんですかね。いったい。

それに、やはりShimanoのシフターはやっぱり変速がガチガチに硬くて力が要ります。11速時代からなにも改善されておらず、SRAM 11速、12速みたいにスチャスチャッと軽く変速してくれません。Shimanoは10速までのあのスチャスチャッを超えるスルッスルッに戻して欲しい…。

レバーが重く(というより硬く)なった点や変速性能が出ていない点で、もしかしてこのSRAM → Shimano、12速化後も失敗案件か…?かなり悔しい。

でも、2段飛ばしについてはSRAM SXで最初に組んだときと同様な不具合ではあるので、おそらくは互換スプロケット、互換チェーンに起因しそうな気がします。Shimanoのセットについてはマニュアル通りに組んでも、この現象が解決しませんでした。

もしかして、シフトアウターの問題? 上の写真ではシフトアウターが結構余裕がない感じですが、これは以前のSRAM 11Sシステムのアウターをそのまま流用したためです。このシフトアウターはかなり余裕を持って切っていたので、リアディレーラーとの接続部分にたわみを持たせたところ、反応はめちゃくちゃ悪いけど、チェーンが一段ずつ下りるようにはなりました。

現状で、SRAM SX 12速をぶっ壊してしまう直前の、一番良かった状態には変速性能が劣る状況です。もちろん、直前まで使っていたSRAM XO + XX1の組み合わせだった11速システムは完璧だったので、換えるべきではなかったかと少し後悔しました。12速についてもやはりSRAMで組んだほうが良かったかもしれません。それでも、安いんですもん。Shimano。

前述の通り変速性能が劣るのは、互換品を使っていることが原因だとは思います。でも、SRAMも同じでしたからねぇ。

いずれにせよ、基本的にスプロケットはShimano 12速の場合互換品を使うしかありません。別のメーカーの12速スプロケットにも興味はありますが、今、円安で中華製ですらすごく高いんですよ。多少は性能が低くてもこのスプロケットは極端に軽いので、もうちょっと使おうかと思います。

ということで、チェーンだけ、ShimanoのXTRグレードを注文してみました。明日には届くらしいです。これでダメだったらまたしょんぼりしちゃうなあ…。

もし、雨が止んでいたらまた一度、外に出ようかと思っています。

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