YETI SB5cのハンガー装着位置のクラックによりMTB活動に関するすべての計画が仕切り直しになったことで、昨晩は悔しくて一晩中眠れませんでした。
階段(コンクリートの棒が斜面に埋め込まれているタイプ)を高速で下ってしまったのは軽率といえるかもしれませんが、そのためのMTBだし、まさかこんなレベルでプーリー巻き込み事故を起こすとは思いませんでした。第一、他のMTBで同じ階段を下りたときはこんなことが起こったことがなかったし。
しっかりハンガーが折れてくれているのでそれで安心していたんですけど、甘かった。折れる前に少しエンドに加わったと思われる力でカーボンが割れて少し浮いてしまっています。
夜、あまりにも悔しいのでアロンアルファでくっつけて乗ろうかとかいろいろ考えていましたが、いくらライダーの加重にはほとんど影響しない場所とか、数ミリ剥離するだけじゃないかとか、安心材料を揃えようとしてみても、ハードな路面を下るのに躊躇しそうな自分がいます。
朝、KさんとSNSで話していて、カーボンシートとエポキシ樹脂で何とかならないものかという提案をいただきました。ただ、場所が場所だけに、私が手を下すのはかなり難しそうです。
それでいろいろな業者さんを見ているのですけれども、とても高価です。まあ、それだけの作業なんだと思います。私はこのYETI SB5cを新品で、かつ85%引きとかの低価格で買っていて、目安の金額を見るとほぼそのときと同じくらいの金額になってしまう可能性があります。このタイミングでお金をかけるのに躊躇してしまうんです。
なので、細い針金を買いました。ハンガーが届いたらそれを装着し、ハンガーに無理な力がかかったときに同じ方向に力が加わって数ミリ分剥離しないよう、上から細い針金でぐるぐる巻き付けようかという魂胆です。
でも、調べてみるとまだ1年も乗っていないこのSB5cは、すでになんと4,834km走っているんです。Rizeが2,603km、Nemesisが1,913km、通勤に使っていたSCOTT SOLACEでも3,805kmというのに、ダントツですね。税込10万円程度で買ったものということから考えれば、もしかしたら十分に減価償却(?)してしまったと言えるのかもしれません。
それにしても…。交換部品も着々と到着しているというのに…。
初めてのMTBカーボンホイールは持って劇的に軽く驚きましたけど、本体があんな状態だからテンション半分。でも、出品者の方が本当に親切な方だったんですよ。右端にちょっと見えるXAホイールも部品取りようにオマケしていただいたり。
GWはXCバイクとロードバイクかなあ。極めて残念。
いずれカーボン修理専門店に任せるとして、それまで針金でぐるぐる巻きですかね?