東京オリンピックの開会式を見ながら書いています。
なんだかんだいって、私にとっては一生に1度の地元開催の機会ですので、いろいろ言われていたり、無観客であったとしても感慨深いものがありました。よく考えたら父母は2回目の体験なんですね。ということは、私の子供たちにはまた、2回目の機会があるんじゃないか…という期待を持ってしまいます。
とりあえず、コロナ禍の中で東京の感染者数・重症者数も予断を許さない状態ではありますが、選手の皆さんは感染対策に気を付け、試合を頑張って下さい! 私たち一般人も第3波を大きく越えることがないよう、気を引き締めて行動するようにしましょう!
さて、昨日は家庭の用事で外に出られなかったので、今日は頑張ってみることにしました。午前中に遠出することを決め、以前MTB関連でお知り合いになったf5.6さんに連絡を取って、出発。
いつもは五日市街道を西進して、多摩湖自転車道に途中から入るんですけど、最近別トレイルにばかり行っていたので道を間違え、井之頭通りから多摩湖自転車道に向かう形になりました。井之頭通りを猛暑の中走った後、自転車道に入ると木陰が多くなり、少し涼しくなりました。
f5.6さんは少し早めに到着しておられたようです。最近完成したというIntense Tracer 275を拝見し、黒を基調に統一されたバイクのかっこよさにしびれました。
ステムが同じものだったんですけれども、取り付け方向がお互いに上下反対であることに気づきました。
私は前オーナーが取り付けていた形を踏襲したのですが、Amazonのカタログを見たら私の取り付け方向と同じ形で表示されてはいるようです。ただし、どちら方向に取り付けても”R”のロゴが正しい向きになるので、リバーシブルであることは間違いないと思います。
いろいろなオーナーさまと情報交換するのは、いろいろと見識が広がって面白いですね。また、ロゴの方向を揃えているとか、ケーブルの配線がきれいだとか、私から見てすごいなあ、と思われる部分がたくさんありましたよ。私もケーブルの長さはなんとかしなきゃですね。
今日f5.6さんに教えていただいたこの丘はかなり涼しい風が吹くので、暑い今の季節でも休むのにぴったりな場所でした。写真のようにかなり開けた感じになっているのも、壮大な風景を感じられて良かったです。
途中から、かなり長い時間に渡ってバイクを交換して乗ってみることになりました。いやあ、久々のIntense + VPP。ずっと楽しみにしていました。特に今回はずっとほしいと思っていたIntense Tracer 275ですから、尚更です。
せっかくですので、Tracer 275に乗っているところも含めて動画にしてみました。
Tracer 275は純粋なエンデューロバイクです。なので、下りの操作性や反応は大変良かったと思います。今日走ったトレイルだとYETI SB5cともそんなに差が出ないでしょうが、例えば富士見パノラマの前半に見られる、斜度が強くて路面が荒れたコースではたぶんTracer 275のほうが楽で速いのではないかと思います。
では、登りはきついのかというと、確かにSB5cよりは重い感じがしたものの、結構登れます。VPPというリンクシステムを搭載しているので、登っている間のトラクションもかなりよくかかるのです。以前乗っていたIntense Carbine 275と似たところもありましたが、Tracer 275は2年あとの後発モデルなので重心も低く、よりコントロールしやすかった気がしました。さらにケーブルは内装式でかなりすっきりした外観です。
そういえば、f5.6さんも左フロントブレーキの設定でした。だから、試乗しても全く違和感なし。ハンドル幅からして同じで、サスペンション設定も比較的近い印象でしたので、まるで自分のバイクにそのまま乗っているような印象を持てたのもありがたかったです。
大きく違ったのは、ドロッパーシートポストのレバーが右側にマウントされていたことですね。私の場合は今、フロントシングルにしているので空いている左側につけることを前提にしていました。でも、右レバーの場合は利き手になるのでかなり扱いやすい印象がありました。
それに、最も印象に残ったのがTracer 275のフロントフォークでした。Rock Shox Pikeですので、フォークインナーは35mmでかなりの剛性を感じるのです。私のYETI SB5cもせめて、完成車カタログの通り34mmに換装したいな、と思わせる体験になりました。
こうやって乗り比べてみると、いろいろと勉強になりますね。
また、f5.6さんはカメラや写真にお詳しいので、1時間くらいに渡ってお勉強させていただきました。
私の場合、写真を撮った後たまにPhotoshopで補正を試みるのですが、収拾がつかなくなることが多くてその相談をしたところ、「その写真の完成型を見えないまま、いろいろと手を出してそういう状況になるんじゃないかな?」とのこと。まさしくその通りでした。
では、どうすればいいか。「まず、写真を撮るときに見ている生の風景をよく観察して、できる限り記憶しておくこと。その風景を表現することをきちんと考えれば、何を補正すればいいかが見えてきます。」とのこと。なるほど。そんな努力一切してきませんでした。なので、今日は「できる限り山のいろいろな緑、明るい部分、暗い部分の見え方」を頭にたたき込んでみましたよ。
今度はオリンパスのカメラを持っていって、テストしてみよう。
あと、「小説家がいろんな人の小説を読み込むように、写真集を見るといいですよ」とも教えていただきました。私の場合は堀北真希さんとか田中みな実さんとか、CM美少女とか、そんなのばかりですが(笑)、いろいろな写真集を見て楽しんでみたいと思います。
あと、動画を撮り損ねましたが、自転車道の下りで後ろになったとき、f5.6さんの余裕を持ったバイク操作にちょっと驚きました。ご年齢が私より10歳も上のはずですが、あの曲がり方はバイク操作に自信がないとできないな、とかブラインドでの減速の判断などの的確さなど、またまた勉強になりました。伺うと、昔「モトクロス」をされていたそうで、目の前に空中から人が降ってきて、そのあとバイクが降ってきた、という体験なんかもあったそうですよ。
f5.6さん。今日は急にご連絡をさせていただいたのにトレイルに付き合っていただきまして、ありがとうございました。
自宅に戻ったあと、右膝の確認を。バイクの横に立ったときにペダルにぶつけてしまって。
ノンブランドの安い中華プレッシャータイツに穴が空いておりました。皮膚にもちょっとだけ穴が空いています。MTBerあるあるですかね。