ここまで長かった。
無事にこいつが届きまして。
英国からの輸送なので、箱がつぶれてましたが、中身には影響なし。本体にエアボリューム調整の部品(?)みたいなのも付いていますよ。
そして。
シートポストをドロッパーにしたいことを除けば、Cannondale Prophet 275の完成です。
もちろんエアを全部抜いてのフルストロークも試しましたが、2.25サイズのタイヤでも十分なクリアランスです。
マウント位置はXCポジションの位置ですが、標準の軸間が200mmのところ、190mmになっているので、FRポジションと変わらないBBドロップを実現しています。
BB Dropはほぼゼロです。とはいえ、本来はXCポジションの位置にマウントしてこの形になるので、リアサスの動きは必ずしも設計通り…とは行かないでしょう。
Prophetを普通に26インチで組んでいたときは、BB Dropがゼロというのは、なかなか低めの設計だったのだと思いますが(ペダルをよく地面にぶつけていましたし、それで骨折したことも…)、27.5erとして考えれば高めです。もっと古いBB高めのMTBだと、27.5er化はより不自然になるかもしれませんね。
標準の50mmストローク(140mmトラベル)では、リアタイヤがシートチューブに干渉するので、40mmストロークを選びました。軸間も違うので多少はズレが生じると思いますが、単純計算では、112mmストロークに短縮されたことになります。Leftyも140mmを120mmに短縮して使っているので、バランスとしては取れているといえるでしょう。
リアトライアングルのメインピボット − ショックマウントとリアショックの角度を見ると、FRポジションの位置にマウントするより多少リアサスが動きやすくなるんじゃないかと思います。標準のProphetの設定でもXCポジションではエア圧を高めにしますが、こんなことも理由なのかもしれません。
今日の通勤での試乗では、35mmくらいストロークを使ってしまっていました。平地なのに。サグは推奨の28-33%の間に設定していると思うんですが。
標準の状態から変えていませんが、リバウンドとコンプレッションの設定にはヘキサゴンレンチが必要です。これは面倒くさい…。一度設定したら、めったに変えないコンセプトでしょうか…?
でも、このショック、性能はかなり高そうです。ここに落ち着くまでいろいろなショックを試しましたが、たぶんこれが一番です。最初からこれにしていれば、無駄にお金を費やすこともなかったのに。余ったいくつかのショックはまた売却となってしまいそうです。
やはりご近所ポタでは最強のProphet。トレイルや常設では不安定さを感じたりすることはあるのでしょうか。タイヤを2.25に戻したので、もしかしたら以前よりは乗りやすくなっているの…かも。
コメント
コメント一覧 (4件)
こんばんは。おぉ、例のブツが到着したんですね。さすがに早いご換装で…。
Cane Creek製ですかー。一気に迫力が増したような?
ユニットひとつでエラく雰囲気が変わりましたよ。カッコいいなぁ…(ブツブツ
青フェット号のブルーは濃紺で、私も好きな色ですし…ますますグレードアップしていますよ。
>BBドロップ
そういえば、ほとんど気にしてなかった(ダメやん)言われると、確かに。
もうちょっと頭を使って接していかないとダメか・・(反省中
とは言え、現状でもRizeさんは乗りやすいので、落ち着いたらメンテ出しにも行こうと思いますが。
さぁて・・実家の玄関、どうやって置こうかな? 未だに未定です(苦笑
sadaさん。こんばんは。
リアサスのcane creek、かなり良さそうです。
まだ通勤程度でしか試していないので、性能のほどは分かりませんが、期待できそうです。
ただ、26インチ時代の設計ですので、275前提の設計のバイクと比べるとBB位置はどうしても高くなり、設計時より重心が高くなってしまいます。
なので、ちょっと目線が高くなった感じがすること、曲がりが怖いことは避けられない感じです。また、明らかに以前よりアンダーステアです。
やはり、設計通りに組むのが一番良いのでしょう。
BBが高いといえば、やはりもともと26erとして設計された、Carbine 275も同様でした。ただ、このバイクはホイールベースも短めだったり、すごく曲がりやすさはありましたけど。
RIZEは本当にいいバイクですね。リアの追従性はProphetを大きく上回りますし、当時のオールマウンテンバイクとしてはかなり軽量です。
あのバイクが失われたのは大変に残念なことです…。あのバイクがあったら、CarbineもProphet 275も使わなかった可能性が高いですが…。
icofitさん、こんばんは!
良さげなリアユニットが見つかって良かったですね!
でもダンパー調整は工具がないと出来ないとか・・・
先週の3台乗り比べも羨ましい〜〜ってなりました!
MTBって大変なところもありますが、なんだかんだで楽しいですよね^ ^
いしさん。こんばんは。
このリアユニットを採用したことで、ようやくリアタイヤの干渉問題から解放されました。
ただ、設計よりストロークが小さくはなりますが。
今日、一緒に出かけたTさんのバイクの高級リアサスも体験してみたのですが、やはりヘキサゴンレンチでの設定でした。細かく調整ができるリアサスの場合、工具設定が前提になってくるのでしょうか?
3台乗り比べは面白かったですよ〜。さらに、今日はもう1台の乗り比べをさせていただきました。
全部個性が違いますが、今日のバイクは私の体格に一番合っているような気がしました。
乗り比べ、次期バイク選びの機会として、本当に貴重な体験でした。